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恋煩い日記

2012年は毎日何かを書こう、という目標のもといろいろな創作をするブログになりました。

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厳かな雰囲気の神社もしくは寺社に連れて来られて文句タラタラの設楽先輩と、まあまあとかいって宥めて見学に連れ回す玉緒先輩のことを妄想するだけの簡単なお仕事

妄想が鳴りやまないのでどうしたらいいんでしょうか。

というわけで、先輩たちが社会科見学もしくは修学旅行もしくは卒業旅行(?)で神社かお寺みたいなところに行ったと仮定しよう。
すぐにこういう光景が目に浮かびますね。






空気が違う。なんというか、僕には霊感とかそういうものはないし、普段から信仰している神様なんていうのもいないからうまいことは言えないのだけれど、でもなんとなく、今までとは違う空気を感じる。

そういうと、5メートルほど後ろをつまらなそうな顔をして歩いている同級生は、更につまらなそうに言った。

「そんなの、ただの思い込みだろ。鰯の頭も信心からと言うし」
「まったく。設楽も少しは雰囲気を感じ取るということをしたらどうだ」
「嫌だね。なにが楽しくてこんなところに来なきゃならないんだ」
「修学旅行だからだろ」

日本の歴史を知ることにもなるし、地元以外の土地のことを知ることにもなるし。
そう付け加えると、設楽は更に渋い顔になった。

「古いからなんだっていうんだ。ヨーロッパにもアジアにも、これより古い建造物は掃いて捨てるほどあるぞ。別に特別ありがたがるものじゃないだろ」
「またそういうふうに言って。設楽はただ単に、自分が興味を持てないからつまらないって言ってるだけだろ」
「悪かったな。俺はお前みたいに優等生じゃないからな」
「優等生とかそういうのは全然関係ないと思うけど」

これ以上続けても平行線なうえに、いつか設楽がとんでもない方向に問題点をすり替えてきそうな予感がしたので、僕は言い合いをそこでやめた。
かわりにガイドブックをもう一度確認する。

「先はまだ長いよ。こんなところで道草食ってる場合じゃない」
「おい。俺はもう疲れた。ここで待っているからおまえひとりで行ってこい」
「ダメだよそんなの」
「さっさと行ってこい」
「……まったく。ほら、ここで写真を撮ってあの子に送る約束だっただろ」

最後の手段とばかりにあの子の名前を出してみる。
そして同時にここに来る前、「設楽先輩と約束したんです」と嬉しそうに言っていた顔を思い出した。
その設楽はというと、5メートル離れた位置でもわかるほど、急に顔色を変えた。面白いほどに分かりやすい。

「な、なんでお前が知っているんだ!」
「教えてもらったからね。ちゃんと写真を撮るように頼まれているし。ほら、行こう」
「あ、あいつ、いつの間に……!」

渋々、といった様子でそれでも設楽は歩き出す。あの子の効果はてきめんだ。


しばらくそうして目的地に向かって歩いていると、うしろの方でぽつんと設楽がつぶやくのが聞こえた。

「あいつもくればよかったんだ。そうすれば、もう少しはマシだった」

そうかもね、とは思ったけれど、少し面白いので聞こえなかったふりをしてみることにした。






修学旅行かなんかでしょうかね。
設楽、玉緒ともに友好よりの普通くらいのかんじで、もう少しで三角関係モードに入れるんじゃないの? くらいの好感度かなー。

もうちょっと先輩'sの会話を面白おかしく書けるようになりたいなあ。
お笑いのセンスないからなーww

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