文化祭にいらっしゃいませー♪

当選しましたーーーー！！！！
というわけで無事に休みが取れたら参加します！　わたしははね学生徒ということでひとつ！！

毎日何か書くと言いながらも１月は19回しか書かなかったわたしですが、二月もできるだけ多く書きたいと思います。

◆赤城
合同文化祭の提案をしたのは実は赤城らしい（ラジオ情報）




「疲れた疲れた」
「お疲れさま～。随分長かったね、合同生徒会」
「うん、まあね。議論が白熱しちゃって」
「へぇ～。珍しいね」
「もとはと言えば僕がきっかけを作ったんだけど……」

何ヶ月かに一度、はね学で行われる合同生徒会の日は、わたしたちが一緒に帰れる日でもある。
はば学の生徒会の書記をしている赤城くんが教室から出てくるのを待って、わたしたちは一緒に歩き出す。

今度の期末テストの話だとか、クリスマスのスキー合宿の話だとか、受験までの勉強のこととか、最近見ているテレビのこととか。
特に珍しくもない普通の話をしながら、でも隣にはば学の制服を着ている赤城くんが歩いているっていうのがなんだか不思議にも感じられる。

もともと、違う学校だし接点もないし、わたしたちがこんなふうに一緒に歩いていることですらなんだか奇跡みたいなもののように感じられて、それだけでわたしはとても幸せな気分になってしまう。

「……君、どうしたの？」
「えっ？　なにが？」
「なんだか、すごくニヤけた顔してたぜ」

わぁぁ。顔にまで出ちゃってたかな。
赤城くんのこと考えてたなんて言えなくて、顔をそらすと少し呆れたような赤城くんの声。

「なにか変なことでも考えてたんじゃないの？」
「へっ、ヘンなことってなによ」
「さぁ、それは知らないけど」

ここで「変なことじゃなくて赤城くんのことだよ」って言ったら、赤城くんはどんな顔するだろう。
すごくみたいと思ったけれど、あいにくとわたしはそんなに素直な性格じゃなくて、可愛くないので「変なのは赤城くんの方だよ」としか言えなかった。

あぁあ、こんな、何ヶ月かに一度あるかないかじゃなくて本当はもっともっとたくさん話大使一緒に歩きたいのになあ。素直に言葉を伝えるにはどうしたらいいんだろう。













やっぱりケンカップルになってしまう赤主です。