恋煩い日記
2012年は毎日何かを書こう、という目標のもといろいろな創作をするブログになりました。
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おやすみっていうだけのこと
書きたいことができないと書くこともできません、って毎日ネタがないって言ってるね。
今までもそうだったけれど、わたしの場合は「ある一部分だけをどうしても書きたくて、そのシーンのために導入を考える」、というタイプなので、とにかくそこだけは書きたい!!と思えるシーンを考えつかなければなりません。
そこへたどり着くまでに力尽きたりすると最悪です。
今までもそうだったけれど、わたしの場合は「ある一部分だけをどうしても書きたくて、そのシーンのために導入を考える」、というタイプなので、とにかくそこだけは書きたい!!と思えるシーンを考えつかなければなりません。
そこへたどり着くまでに力尽きたりすると最悪です。
◆赤城
以前ちょこちょこ書いていた、「実は不良」な赤城。
不良というか、優等生じゃないというか。
「あ。もうこんな時間。明日1限から講義あるから、そろそろ寝るね」
夜眠る前に電話がかかってきて、ベッドの中で少し話をしていた。気がつくとすっかり時間がたっていて、時計を見たわたしが慌ててそう切り出すと赤城くんは
「そうなんだ。月曜の朝から大変だね」
と言ってくれた。ついでに「僕は3限からだから朝寝坊するけどね」と羨ましい限りのことをつけたして。
「うん、せっかく話していたのにごめんね」
「いいよ、別にいつだって話せるし。それじゃあ、おやすみ」
「うん、おやすみ。また明日ね」
電話を切ろうとすると、赤城くんの「ちょっと待って!」という声が聞こえた。
なにかあったのかと思ってわたしが少し黙っていると、すっと息を吸う音が受話器越しに聞こえて少しドキドキしてしまった。
「大したことじゃないんだけど。夢の中に僕が出てくるといいな。じゃあおやすみ」
えっ……、と思ってしばらくして、その意味が頭の中に浸透していくと同時に恥ずかしくなった。何も言えないでいると、そのままぷつりと電話がきれた。
嬉しかったし、すごく素敵だなぁって思ったんだけど、随分と女の子が喜びそうなことについて詳しいんだなあ、と思うとちょっとだけ不安になってしまった。
そう言えば一人称で書いた方が書きやすかったなあ、と思いだしたけどそれにしても大したことがない話だ。
この赤城は高校のときはピュアっ子だったけど、卒業時にデイジーに会えなくてしばらく一人身でフラフラ遊んでいて、その後デイジーと再会して付き合っているというウラ設定。
だから女の子のことについてもちょっとは知ってたりするんです。
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