恋煩い日記
2012年は毎日何かを書こう、という目標のもといろいろな創作をするブログになりました。
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混ぜるな危険
この前仕事中はあまり妄想しないようになったと言っていたそばからこういうことが降臨するんです。
妄想するのは小学生の時からの性癖ですのでもうやめられません。やめる気もないけど。
今日のお話は完全に説明が必要な話で、
今私がハマっている別ジャンルの俳優さんがテレビCMで幼稚園の先生をやっているんですね。
そこからの妄想で、その俳優さんと番組内でコンビだった別の俳優さんも一緒に幼稚園の先生やってたらいいじゃない!! そして、その園にお子様たちが通っていたら完全に俺得じゃない!!!
という……ね。うん、そういう話。
ゴメンなさいねこんなかんじで。
妄想するのは小学生の時からの性癖ですのでもうやめられません。やめる気もないけど。
今日のお話は完全に説明が必要な話で、
今私がハマっている別ジャンルの俳優さんがテレビCMで幼稚園の先生をやっているんですね。
そこからの妄想で、その俳優さんと番組内でコンビだった別の俳優さんも一緒に幼稚園の先生やってたらいいじゃない!! そして、その園にお子様たちが通っていたら完全に俺得じゃない!!!
という……ね。うん、そういう話。
ゴメンなさいねこんなかんじで。
◆お子様 だてせんせいとコナミ
「コナミ、どうしたんだ」
「あら、志波くんおかえりなさい。新しい幼稚園の先生が来たんだけどね……」
「ああ、そう言えば昨日、随分はしゃいでいたな」
そのはずなのに……。と志波は部屋の隅でウサギのぬいぐるみにしがみついている娘の姿をみやった。
いつもなら「おかえりなさーい!」とうるさいくらいにまとわりついてくるはずなのに、こちらを見てもぐずぐずと鼻を鳴らしているだけで元気がない。
幼稚園でなにかあったのかと志波は心配になった。
「そうなんだけど、新しい先生、男の人だったの」
「それがどうしたんだ」
「すごく気さくで元気がよくて、子供たちと一緒に遊んでくれるいい先生なのよ。ホクトくんもシンノスケくんも一緒に遊んでいたし」
「コナミはどうしたんだ」
「あのね……」
小春はいいにくそうに、小さな声で言った。
「先生、背が高くてちょっといかつい顔なのよね。それがコナミ、怖いんだって」
***
「しばこなみちゃん……志波コナミちゃんね」
「なにぶつぶつ言ってんですか」
「いや、この子、俺のこと最後まで怖がってぜんっぜん近寄ってくんなかったからさぁ」
「コナミちゃんは怖がり屋さんなんですよ。だてさん顔怖いから」
「そう!? 俺、そんな怖い!?」
「そうやって大きい声出すし」
ああ、そうか、と彼は肩をすくめる。
初めて登園してたったの一日で子どもたちとあっさりと打ち解けたあの性格や行動力は正直言って自分にはうらやましいものだが、自分にはそれがないことも、努力しようと思っても自分の性格上矯正することもままならないことも分かっている。
そんな彼が唯一打ち解けられなかったのが志波コナミちゃんだった。
まん丸の目にピンクのほっぺたの可愛らしい女の子で、男子たちのアイドルみたいな存在だった。可愛いもの、特にうさぎが大好きで、自宅にあるといううさぎのぬいぐるみのことをよく話してくれる。
「ふむ。ウサギね、うさぎ……」
自分が知っている志波コナミちゃんについてのことを彼に話すと、彼は自分の持ってきた大きなリュックの中をなにやらがさがさとあさり始めた。
「よし! これだ!」
***
「コナミちゃん、おはよう!」
他のみんなと同じように、朝登園してきたコナミちゃんに声をかけると、彼女はきゅっと体を縮こまらせてお母さんの後ろに隠れてしまった。(っつーかおかあさんもこれまたちっちゃくてかわいらしくて、お人形さんのしまいみたいな親子だと俺は思った。口には出さないけど)
「コナミ、だてせんせいにご挨拶は?」
「……うぅ……」
「もう。スイマセン、だてせんせい」
いいんですいいんです。こういう展開は想定済みです!
俺は隠し持っていたそいつをすちゃッ☆と装着した。
「じゃーん! コナミちゃん、俺を見ろ~っ!」
コナミちゃんの前に、俺の周りにいた園児たちのほうが大騒ぎを始めてしまった。
うさぎだ、うさぎだ!! だてせんせー、へんなの!
(だぁれが、ヘンだって~!? そんなこと言う奴はあとでおしおきの刑だからな!)
とか思いながらも、肝心のコナミちゃんの反応をうかがってみる。
そう、名付けて俺が怖いのならコナミちゃんの大好きなウサギになっちゃえ☆大作戦である!!
「……うさぎさん」
コナミちゃんは俺のことを(というか正確には俺の頭にかぶってるそれを)指さして、小さな声で言った。
「そう! 俺はだてせんせいじゃなくてせばすちゃんだよ~!」
「せばすちゃん?」
「コナミちゃんと一緒に遊びたくてやって来たのさ。さあ、幼稚園に行こうね」
「……うん」
よぉっし!!! 大成功!!!
俺が園児たちに足元まとわりつかれながら心の中でガッツポーズをしていると、しれっとして顔であいつが横を通り過ぎた。
「なにやってんですか。ばっかみたい」
きぃ~~~っ!! どうせばかですよ!!
キャラクターと中の人(俳優さん)が完全にごっちゃになりました。
オフレコでお願いします……
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