でもすぐ寄り道する

最近3～4歳くらい？　子どもの年って見た目で分からないんだけど、そのくらいの年ご尾の女の子を見るとコナミに見えてしょうがない。

◆おこさま
コナミとお買いもの


「ママー、コナミがお買い物してあげる！」
「ありがとコナミちゃん。じゃあ、ちゃんと前見て運転してね？　人にぶつかったらダメだよ」
「うん！　分かった～。ママ、なに買うの？」
「えぇとね。あ、そうだ、パパのビール買わなきゃ」
「コナミしってるよ～！　こっちだよ！」
「あっ、ほら、走っちゃだめよ！」


みたいな感じでちょこまかしてる姿が可愛らしい。
あと子どもの髪の毛ってなんであんなに細くてサラッサラなんでしょうね、アレはマジでビビる。



「コナミちゃん今日はゴムなににする？　うさぎさん？」
「えぇとね～。あのねぇ。ウサギさんはホクトくんが可愛いねって言ってくれたの。でもねぇ、こっちのピンクのリボンはシンノスケくんがおひめさまみたいだって言ってくれたしねぇ、あとナギくんはみずいろが好きなんだって。だからねぇ、ユイちゃんはみずいろのゴムいっぱい持ってるんだよ～」
「そうなの。ねぇコナミちゃんはなににするの？」
「う～んとねぇ。みんな可愛いから決められないなぁ～どうしようかなぁ～」
「コナミちゃん早くして……」
「おいコナミ、これにしろ。この前俺が買ってやったやつ」
「あっ、パパ～。じゃあこれにする～」
「志波くんありがとう～」


そんで、結び終わったらパパに見せに来ますよ。
「可愛い？　ねえパパコナミかわいい？」
「ああ可愛い。小春と同じくらいかわいいな」
「わーいやったーママとおんなじ！　ねえママー、パパがコナミのことママと同じくらいかわいいってー！」
「志波くんなに言ってるの！」
「本当のことだ」

まあなんて幸せ家族。
小春ママは結婚してからも志波くん呼びなわけないんですが、なんとなく小春が志波くんのことを「志波くん」以外で呼んでいる姿が想像できない。