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恋煩い日記

2012年は毎日何かを書こう、という目標のもといろいろな創作をするブログになりました。

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割と続いている

無理しないで書いているからかもしれないけど、結構続くものですね。今日で一週間目。

久しぶりにときメモのプレイリスト聞いたけど、GS2の告白シーンおよびエンディングのサントラを聞いて懐かしくて懐かしくて。最近ちょっと殺伐とした世界にいたので、ときめきを思い出してしまったよ。
後にも先にもあんなにエンディングを見たゲームは他にないだろうからね(笑)さすがに印象深い。
2nd Seasonのエンディングは映像も音楽もすごく素敵過ぎるよね。





◆赤城 エンディングその後


「ただいまー……」
「あらユキちゃんおかえりな……」

高校の卒業式という晴れ舞台から戻ってきたとは思えないような顔でなにもいわずに部屋へと引き上げていく一雪の後姿を母はただ見送ることしかできなかった。

部屋のドアを開けると、一雪は床にカバンを放り出し、そのままベッドへ体ごと倒れこんだ。
ばさり、と少し冷たい布団の感触が頬に当たる。
それでも一雪にはちょうどいいくらいだった。

(……夢みたいだ)

ズボンのポケットから携帯電話を取り出す。夢じゃない証拠に、そこにはキチンと彼女の番号とメールアドレスが登録してあった。
自然と顔がゆるんでしまうのを止められない。彼女の名前を見るだけで、こんなにも嬉しいというのに。

(ずっとそばにいたいって、言ってくれた)

「いつも一緒にいたいんだ、偶然なんかじゃなく」そう言った一雪に、彼女は少しだけうつむきながら頷いてくれた。
「わたしも、赤城くんと一緒にいたいよ」
その瞬間、頭が真っ白になった。彼女の表情、仕草、そして言葉の一つ一つをこんなにはっきり覚えているのが不思議なくらいに舞い上がっていた。

(それで……それから……)

そのあとのことを思い出して、一雪は携帯を放り投げて頭を抱えた。

(あーーーっ! 本当に夢じゃないよな! ぜんっぜん信じられないけど、でも現実だよな!!)


この思い出だけで軽く一年は幸せに過ごせそうだ。一雪は沸騰しそうな頭の中で考えた。
三年間、ずっと思い続けていた気持ちは無駄じゃなかった。












突然始まって突然終わる。
キスしちゃったよ!! キス!!!! とじたばたする赤城が書きたかったんです。
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