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恋煩い日記

2012年は毎日何かを書こう、という目標のもといろいろな創作をするブログになりました。

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昼寝の恩恵

お休みだったんで、ちょっと昼寝したんですよ。30分くらいだけどね。
そしたら変な夢を見たんで今日はその夢のお話。




◆オリジナル(双子)

設定。
双子の男がいる家庭。
双子(兄)…大人しい性格でお家を継ぐつもりでいる。なにか習い事をしている。お茶とかお琴とかそういうの。世間知らずでヒキコモリ。
双子(弟)…兄が家を継いでくれるのでその気になっている。派手好きとかそういうわけではないけどまあ、普通の子。
二人の部屋は日本家屋の縁側に面していて隣り合っている。




(今日からここがわたしのおうち)

お師匠様に案内されて廊下を歩きながら、わたしはきょろきょろと家の様子を見回していた。
今までもお稽古に来ていたけれど、それはお稽古の部屋までのこと。お師匠様の家族が住んでいるところまで入るのは初めてのことだった。

「さあ、ここですよ。どうか、お願いしますね」
「は……はい」

この戸のむこうに、わたしがお嫁さんになるかもしれない人が待っている。
足がすくむけれど、がんばらなきゃいけない。これはわたしにしかできないことだから。
私は胸に抱えていたお道具をぎゅっと抱きしめ直して、すぅと息を吸いこんだ。



***



「うわぁ、ひろーい。なにここ古ーい」
「ちょっと静かにしなさいよ。失礼がないようにね!」
「でもさー。あたしこんなところで生活できるかなー」
「できなくてもしてもらわなきゃ困るんだから」

むぅ。だってここ、タタミの部屋ばっかりだし部屋も障子とふすまばっかりだし。こんなところでやっていけるかなあ。
よくわかんないうちに連れてこられたお家で、なにをするかもよくわかんないけどようするにここんちの息子の家庭教師みたいなことをすればいいらしい。

「さあ、ここですよ」

ふーん、とあたしはその部屋の入り口(やっぱりふすま)を見つめた。





***



「ぼくのお嫁さんになるの?」
「はい、そう、言われたので……」
「ふうん、そうなの」
「……」
「……で?」
「……あ、あの、どうすればいいでしょうか」
「さあ……? ぼくにもわからないよ。好きにしたらいいよ」
「好きに……と言われましても……」

な、なんだか困ったなあ。
わたしも人見知りするし、人とうまくしゃべれないんだけど、この人はそれに輪をかけて話しにくい。

(こんなかんじで、うまくやっていけるかなあ……)












…………という感じで。
全くわけがわかりませんが、双子のところに二人の女の子が同時に嫁入りに来るんですけど、相手を取り違えちゃったから妙なカップルが二組出来あがるよ、ということです。
双子の弟が出てこなかったけど、もう少し考える。



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