桜井兄弟と遊ぼう

今日は休日でした。
夕食後、久しぶりにDS起動！　仕事のあとはご飯食べて寝るだけで時間がなくてだね……

今回は桜井兄弟三角モード狙いです。
というわけで、一年のときから二人と1カ月に1回か2回くらいのペースでデートを繰り返していきます。

琉夏くんとゲーセン行った二週間後に琥一と行ったりして、鬼畜なバンビです……。

で！　琥一一途ルートやってた時には出なかったスチルゲット！

秋にゲーセンですかね。
メモ取り忘れちゃった……。

まあ、ルカコウの二人がゲーセンといえばピンボール、という古風なご趣味をおもちなことは分かりました。
そしてハイスコアの1位から20位までを独占するほどの腕前みたいです。

バンビそっちのけでピンボールやりはじめて、
「ちょっと黙っててくんねえかな」
とか言われてしまって、バンビが

「つまんないの……」

とかいうのが！　ぎゃぁぁ、てなって萌えました。
まだ一年の10月なのに！　しかも琉夏バンビの名前つけてしまってるのにちびっこな琥一バンビの姿を想像して萌えた。萌え転がった。
一緒に遊びに来たのに、一人でピンボール夢中になられたらつまんないよね。バンビかわいいよ、バンビ

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まだ終わんないのかな……。

琥一くんはピンボールに夢中になってしまって、わたしのことなんか忘れてしまったみたい。
わたしも、なにか一人で遊べれば待ち時間もつまらなくないんだけど、あいにくゲームセンターで一人で楽しめるほどゲームが好きでも、上手でもない。
あんまり琥一くんの近くにいるとまた話しかけてしまって、邪魔になるといけないから、わたしはそっとその場を離れた。




「……おいっ！」
「きゃぁぁっ！」
「って！　デケェ声出すな！　俺だ」
「あっ、琥一くん」
「あっ、琥一くん、じゃねえよ、なにウロチョロしてやがんだ、探しただろうが」

いきなり後ろから方をつかんできた琥一くんは、心なしかちょっとだけ不安そうな顔をしている……ように見えた。

「もしかして、心配してくれたの？」
「バカ、心配なんかしてねえ。近くにいねぇからどこ行ったのかと思っただけだ」
「そっか……」

なぁんだ。わたしのことちょっとは気にかけてくれたのかと思ったのにな。
少し残念。
琥一くんは、そんなわたしのたまにポンと手をやって、今までわたしがのぞいていたクレーンゲームを眺めた。

「これ、見てたのか？」
「えっ、あ、うん。どくろクマちゃん、可愛いよね」
「カワイイか？　これが？」

かわいいよ！　というと、ふぅん、そうかよ。と琥一くんは言って、ポケットから小銭を取り出した。

「どれがほしいんだ、お前」
「えぇっとね、あの、ピンクのリボンしてるコがかわいいなぁって」
「また、ピンクかよ」

文句を言いながらも琥一くんはお金を機械に入れ、クレーンを動かし始めた。
取ってくれるのかな……。わたしも機械の動きを見まもる。
すると、視線はどくろクマちゃんのぬいぐるみに向けたままの琥一くんが、ぽつりと小さな声で呟いた。

「ま、おめぇみたいなのが一人でウロチョロしてたら、ヘンなのに絡まれたりするかもしんねえな」
「そうかな……？」
「まぁ……よ、一人にして悪かったな」

周りの音にまぎれて聞き逃してしまいそう。
わたしはちょっとだけ、琥一くんに近寄った。

クレーンに持ち上げられたぬいぐるみが、ぽすんと穴の中に落ちた。

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なんてな。