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恋煩い日記

2012年は毎日何かを書こう、という目標のもといろいろな創作をするブログになりました。

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本棚について

右のブログパーツに「ブクログ」の本棚をくわえてみました。

えぇ、いろいろとツッコミどころがあると思いますがね……とりあえず今現在所有してる本だけ登録してみます。手放したのはキリがないからね。

というわけで、思い出しついでに昔のラノベについてなど語ってみたいと思いました。
本当に昔の話です。

ときメモには関係ないですのでたたみますね!






以前自分の読書歴について語ったりしたこともありましたが、今回はラノベオンリーで。
シリーズでいきますよー。


・「魔術士オーフェン」 魔術「士」ですよー「師」じゃありませんよーという。
とにかくいろいろ私の原点です、たぶん。これを始めて読んだころには実はなんかいろいろ書き始めてそれなりの年月がたったころだったんだけど、すごく影響されてると思います。近づくことはできないけど端々に印象的なフレーズがあってそういうのをパク(r いやいや。
とにかく言葉選びというかそういうのがすごいと思う。「~し殺す」のバリエーションとか「我は放つ~」とか「自動顎の骨砕き機」とか。そして何年もたった今でもそれを覚えてるんだからそれがいちばんすごいと思うのよね。一度聴いたら忘れられないっていう。
だって忘れられるわけないでしょう「夢魔の貴族・ブラックタイガー(通称エビ男)」とかさぁ。
いやなんの話だって、知らない人に変なイメージしか植えつけない紹介の仕方はよくないな。

雰囲気とかイメージとか作風とか言い回しとか、なんというかすごいなあと思うのですこの人の文は。もちろんストーリーも好きだけどそれ以上に。
こういう才能があったら間違いなく人生楽しいと思う。いや人ごとだから言うのですが。
以前一度手放してしまったのですが最近また全巻揃えました。読み直すのが楽しみでしかたない。


・「フォーチュン・クエスト」、「デュアン・サーク」
いまだに続いている息の長いシリーズ。これももう、本当に影響されまくりました。はじめてオリジナルキャラを作ったとかそういうレベルの時にむさぼるように読んでいた話。
キャラクターがとてもいいですよね。あと世界観。この人の中でこの世界っていうのはどこまで広がってるんだろう、と思います。端から端まで、ずっと昔から未来に至るまでたぶん出来上がっていて、そのほんの隅っこだけをわたしたちに教えてくれているんだろうなあと思うのですが、人の想像って言うのは限りなくて本当に無限大なんだなあと思います。
個人的にはパステルが将来誰とくっつくのかが気になる、というデバガメ的な期待をしている反面、彼らはパーティで家族なのでくっついたりしないでいつまでも仲良くしていてほしいなあ、と思ったりもするんですよね。
とりあえずいつまでも続いてほしい。


・「薔薇の剣」「怪奇幻想譚・名もなき本」
コバルトです。マイナーだと思います。「薔薇」のほうは最終巻だけ持ってるんですけど全巻読みました。正統派ファンタジー。「名もなき本」は実は内容ちょっと忘れかけてるんですがたしか一度手に取ると訳もなく吸い寄せられて読みだすと止まらなくなるという本の話。挿絵といい雰囲気といいなんだか忘れられない本です。世にあまり知られていないたぶん傑作。今度実家に帰ったら持って帰ってこようと思う。このタイトルからして好きなんです。ぜひ「怪奇幻想譚」のところからタイトルとして含めて覚えて頂けると嬉しいのですが。
ゆうきりんさんという人はコバルトで純ファンタジーを書いていた方で、「薔薇」は騎士とお姫様と奴隷と侵略戦争と王位継承と、というまあ、いろいろが詰め込まれたとても素敵なお話です。もちろん恋愛もあり。ほかにも森に住んでいた魔法使いの魔女の少女とそこに迷い込んできた騎士?戦士?との恋の話だとか、素晴らしい話を書かれてます。もちろん今も活躍中ですが、作風はちょっと変わったようです。
ところでわたしのハンドルのゆうきと、このゆうきりんさんは特に関係はありません。


・「ソードワールド・RPGリプレイ」
第3部からが特に好きですが、1部と2部も読んでます。
やっぱりRPGというのはいいですよね。コンピュータゲームにしろ、TRPGにしろ。リプレイというのは特殊な種類の本になると思うのですが、ルールが分からないとか言わないでぜひ手にとって読んでみてほしいなあと思うのですよね、わたしもルールなんか知らない状態で読みましたし今でもよくわかってないルールが多数……。まあTRPG自体プレイしたことがないのですが。
キャラクターというのはやはり魅力です。しかし最近の「萌え」優先路線にはついていけない……と感じる古い読者なのであります。3部の色気のなさを思い出してみろよ!!


・「平井骸惚此中ニ有リ」
どっかで書いたことがある気がする……。富士見ミステリー文庫、というレーベルから出てる本です。まあ、今までのに比べれば新しいほうかと思ったけどそうでもない。まあ、推理小説なのですがわたしは推理小説も推理漫画もトリックなど考えもせずに普通に読むのでトリックがどうとかいう話はしません。L・O・V・E! というレーベルのコンセプト?に沿って主人公とヒロインのLOVEには注目してました。
文章のリズム感と時代(大正末期)というところが無条件に好きなのですが詳しくはないのでとても楽しめました。
こう、もちろんちゃんと時代考証はしているのでしょうけれどそういうところを考えなくても軽くその時代の雰囲気を味わえるという書き方はすごく印象に残ってます。



……いろいろ買ってきましたが、いま手元に残しているのはこれくらいです。
というわけで残っている本への思い入れがどれだけかというのを察していただければ……(笑)
実家にもうちょっとあると思うけどなぁ。アレとかアレとか、処分したとは思えないので。


長々と自分語りでした! 手放したけど忘れられない本、というのもあるんだよね、それもまたいつか。



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