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恋煩い日記

2012年は毎日何かを書こう、という目標のもといろいろな創作をするブログになりました。

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赤城一雪のたぶん高校三年間で一番幸せだった日


コミュノベ、赤城漫画です。


ネタばれも何も、ここまでずっと赤城のシナリオをなぞってきただけなので配慮も何もないような気がするので表に書いてしまいます。
ネタばれ嫌だ!! という方はここ以降ご覧にならないでくださいね。













というわけで。

無事にテリウイベまで終わらせた赤主の二人ですが第3話で交流会のイベントと、ライブお誘いイベまで消化します。
あ、よくわかんないけどスッチャーのお誘いイベが夏休み中(デイジー部活中)に起こるんですけど、気になるんです。あれは9月1日のイベントですからね!(最短でイベントを進めたことしかないゆうきさんです)

というか交流会の時の赤城のテンション(笑)高wwwすwwwwwぎwwwwww
「もしかしたら会えるかなって思っていたんだけど、そしたらすごいよ!本当に会えるなんて!」
変な顔だったけど(笑)
時々赤城が変な顔なのが気になるんだけど……というかカッコいい時がないんだよな、この赤城、ほんとすいません文句ばっかり言ってすいません。
そしてはば学生徒会の中で赤城だけベスト着てるのが萌え~~~~!!!ですよ!!!
やっぱ赤城のベストはいいと思いませんか! はね学は夏服ベストがなくて残念ですよ。

いやいやいや、この二人絵にしてみたら完全に付き合ってるよね! 顔赤くして見つめ合っちゃったりしてさ(なんか妄想フィルターが掛かっている)、これでお互い名前しか知らないとか信じられないよね!


……で、あと1話でどうするんですか? スッチャですれ違ってそれで終わりか? 
気になります。「グラデュエーション」だよね? タイトル……。




とりあえずいちばん好きなのは2月20日の「雨宿り2」だ!! としつこいくらいに言っている私ですが、9/1も好きです。なぜなら二人にとって一番幸せな日だっただろうと思うからです。

というわけで我慢しきれず妄想した。というか似たようなのどっかで書いてると思うけど、また書く。







 人を好きになるというのはすごいことだ。
 僕は自分の身にそれが起こってからというもの、ことあるごとにそれを感じている。

 例えばこうして目を閉じるだけでぱあっと笑う彼女の笑顔を思い出すことができるし、休日に町を歩けば彼女に似た背格好の子を思わず目で追い掛ける。
 偶然会えればとてつもなく幸せな気持ちになるし、会えなくてもいつも彼女のことを考えて幸せになる。
 どうにかしてもっと近付きたいと、今までの僕だったら考えられないくらいに積極的に願っているし、それなのにいざ彼女を目の前にすると全然、思ったように会話もできない。自分のことですら話せなくてあとで後悔ばかりする。
 どうして、名前も知らなかった、一度会ったきりの子をこんなに好きになったのか。そんなの僕にも分からない。多分だから、こういうのを「運命」って呼ぶのだと思う。
 ただ、彼女のことを思うこの気持ちは嘘じゃないし、きっと本物なんだと思う。

 そしてこれが「好きになる」っていうことなんだと思う。


「……はば学のコ?」
「なにしに来たんだろう」
「まさか、ウチの学校の誰かと待ち合わせとか?」
「付き合ってるとかー?」
「うっそー、そんなのナイナイ、有り得ないって!」
「だよねぇ、はば学だもんねー」

 残念ながら全部聞こえてるけどね、そのヒソヒソ話。
 9月に入ったある日、僕は放課後はね学の校門前に立っていた。
 当然、回りははね学の生徒だらけで、ただ一人はば学の制服を着た僕の姿はものすごく目立っていた。
「優等生のはば学だもんね! 自慢したくて仕方ないんだ?」
 いつか彼女に言われた妙な厭味を思い出す。よくは知らないけどはば学というだけでここの子達にはそんな風に見られることがあるのかな。
 遠巻きに僕のことを見ている女子生徒達をちらりと見ると「わー」とか「きゃー」とかいう声をあげて散らばって行った。
……珍獣扱いか。


「赤城くんっ!」

 ようやく待っていた姿に会えたのはそれからしばらく経ってからだった。

「オッス」
「……オッス。どうしたの? 今日は」
「待ちくたびれたよ」
「だって、待っててなんて頼んでないもの」
「それはそうだけど、君が連絡先を教えてくれないから」
「それはお互い様だよ」

 そんなような会話をして、彼女は少しだけ困ったように辺りに視線を泳がせた。

「それより……、すっごく、目立ってるよ?」
「うん」

 それはさっきからずっとなんだけどね。
 彼女は「話をするなら、いいところがあるよ」と言って僕を校舎内に案内してくれた。もちろん彼女の先導で歩いていても、校舎内でも僕の格好はとても目立つ。僕自身は(覚悟して来たから、というのもあって)あまり気にはしないんだけどやっぱり彼女は女の子だし、周りの視線は気になるらしい。

「ここだよ!」

 案内されて着いた先は屋上だった。
 西向きのそのドアを開けると眩しいくらいの世界が広がっていて、急に目に飛び込んできたそのオレンジ色に目も開けられないくらいだ。
 キラキラとしたその光の真ん中に彼女がいて、「ここなら誰もいないから目立たないよ!」と、あの僕の大好きな顔で笑った。

 海から少し遠い高台にあるはば学と違ってこのはね学は海のすぐ近くに建っている。その女子生徒の夏服は海のような、空のようなスカイブルーのワンピース。
 けれども屋上の彼女の制服はオレンジの夕日を浴びて全然違う色に見えて、僕は一瞬言葉も、ここに何をしに来たのかも忘れかけた。

「ここね、とっても景色がいいでしょ。だからお気に入りなの。特にこの時間は夕日も見えるし……」
「ああ、羽ヶ崎の灯台があんなところに見える」
「うん。天気がいいときにはね、あの辺を散歩したりするんだよ」

 僕の休日の出掛け先がまた一つ増えた。
 彼女の好きな場所。あの海岸を、いつか二人で歩いてみたい。いつか、「君の好きなあそこへ行こう」って誘って、二人で行こう。
 偶然とか、たまたまじゃあなくね。

 屋上のフェンス越しに海の向こうに沈んで行く夕日を僕たちはじっと見つめた。

 多分いまのことをすごくいい雰囲気っていうのだと思う。

 人を好きになるというのはすごいことだ。
 目に見える景色が、感じる空気が、呼吸する息が、変わる。
 大丈夫。笑われたりなんか、しない。彼女も僕と会うのを楽しみにしてくれているのが分かるから。
 100パーセントの自信はないけれど、あのときバーガーショップで感じたような漠然とした不安は今はなかった。

 勇気を、出すときだ。










卒業したあとはもう高校生じゃない、と考えると、高校三年で一番幸せだったのは間違いなくこの日から日曜日までの間なのです。この日の夜がたぶん最高潮だと思います。きっと二人ともベッドでバタバタしてる(笑)かわいいかわいい。青い春だよねぇ!

どうしてここまで来たのにこの子たちは連絡先を交換しなかったんでしょう。ここで電話番号さえ聞いていれば、もっともっと幸せだったのに。

このイベントはなぜスチルがないのかが不思議なほどに綺麗な場面ですよね。漫画でも綺麗なオレンジでしたが、この色がゲームの画面からも想像できるし。フェンスを背にしてこっちを向いてるデイジーの笑顔(「キレイでしょ、ここ!」)と、それをまぶしそうに見てる赤城(「うん、キレイだね。夕日が」 彼女の笑顔がまぶしいんじゃない、夕日がまぶしいんだ、と言い訳してる)というイメージがあります。
絵が描ければなぁ。
んで二人で下を見下ろして、灯台の話をして、浜辺の話をして。
赤城はこのことをちゃんと覚えていて、それで卒業式の時に「君が好きだって言っていたところに、いつか誘おうと思っていたんだ」って連れてきてくれるっていう伏線も素敵だし。

欲を言えば人魚の話もここでしてしまえば、赤城は灯台に来てくれたのかなあ、と思うんだけど。
……でも灯台には来てくれなかったかもしれないですね、意地っ張りだから。「さよなら、って言った手前、今更迎えに行くなんてできないよ」とか言いそうだし。ていうかデイジーも「バカみたい、こんなところに来て」とか言って灯台に入らずに帰っちゃったりしてるから、もし赤城が中にいたら待ちぼうけなんですよね(笑)
やっぱり男の子は灯台に入ったら扉をちょっと開けて待っていないとだめですよ、デイジー帰っちゃいますからね(笑)



デイジーに恋する赤城は可愛くて可愛くて仕方ないです。
きっとそれまでは「女の子なんか面倒くさい。友達と一緒にいる方が楽」とか言っていたに違いない赤城が初めて女の子のことを意識して、でも簡単に会うことができないからこそ偶然とかたまたまに頼ったりすがったりしているところとか、デイジーのことをよくしらないからきっとあれこれ想像してるんだろうなぁ。とか考えたりします。
あぁ、どうしよう!


いつも可愛い格好しているし、ああいう服が好みなんだろうな。可愛いしよく似合うからいいとおもう。褒めてみたらいいのかな。……でも、どうやって? 
そういえば、趣味はなんだろう。たぶん趣味も女の子らしくてかわいいのかもしれない。……でも、そういう趣味って何だろう。女の子の趣味なんて知らないよ。
っていうか、僕だって趣味って言えるようなものもないし。読書? とか? 趣味の話とかするようになったらどうしよう。話題が続くかな。何かお勧めの本とか言ってみた方がいいかな。なにがいいんだろう。本当のこと言ったらきっとヒカれるよな、最初は正直に「ミニ六法」とかいうのはやめておこう。
ミニ六法のことを言うとしたら、将来の夢とかも話せるようになってからだろうな。……将来かぁ。あの子は何か夢なんかあるのかな。そういうのも聞いてみたいな。
あぁ。いつになったら彼女とこういう話をゆっくりとできるだろう。
会いたいな。会って、話がしたい。笑顔が見たい。



とか考えてたらどうしよう!!
ヤバいヘンタイだ(わたしが!!!)

どうしよう赤城、女の子に今まで興味がなかったから女の子についての予備知識がなにもないよ!!
だからあんなにナチュラルに女の子のカンに触る「余計なこと」を言っちゃうんだろうな。「これを言ったら女の子は怒る」って言うのを知らないんだろうな。知らないというか経験値が低いんだろうな。
なんか赤城ってデイジーと付き合うことになっても結局ほとんど初体験みたいなもんじゃないですか。カッコ悪いから優位に立とうとするんだけど、女の子とまともに付き合ったりしたことなんかないから、内心いつもわたわたしてるといい。でもそれをデイジーには知られたくない! って強がってるのもいいですね。
でも「ごめんね、あんまりうまくないかも……」とか言ってるのも可愛いと思うのですよ(なにがだ!)
キスが! キスがですよ!!

いつも余裕なのもいいけど、二人してなんかわちゃわちゃしながら付き合ってるのも可愛いよなあ、って思います。お互いいろいろ初めてで、なにをするのも恐る恐るだったり様子を探りつつだったりして。
うまく行ったら二人でニコニコしてればいいじゃないですか!


ああ、赤城かわいい赤城かわいい。がんばれ! って応援したくなるのです。こういう困難を乗り越えてがんばる姿が健気すぎるよ。デイジーと付き合ってるところとか想像して良かったねよかったね! って思うのが好き。
ホント、大好きだ……。



てかやべえよこれ、これ妄想しすぎだよ!

……誰かついてきてます? わたし一人ぼっち? まぁ、いいけど……。


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