氷上くん萌えがキタ。

ちょっと、興奮のあまり先に下の記事を書いてしまいましたけど、本当に書きたかったのは
氷上くんの話だったのです。


なぜだかわたしはこう、理屈っぽいしゃべり方というか、そういう人を書くのが好きなのかもしれません。
それがうまく言っているのかどうかは別として。

そこで氷上くんなのです。
ちょっとした小ネタを考えていたんだけど、今まで氷上くんデイジーのことをあまり考えていなかった
のですよ。
頭がよくて、生徒会執行部で氷上会長のサポートをしていた、くらいしか。

なんだけど、やっぱりわたしの想像するデイジーなので、ほあほあしたかんじの子だと可愛いなぁ、と。
それでいて頭は良くて、気が利いて、で、氷上くん大好きなんですよ。

氷上くんはなんとなくお兄さんみたいな、保護者みたいな、そしてすごく仲のいい親友のようでいて、
でも恋人、という、そんな立ち位置で。

そこで氷上くんと氷上デイジーの会話です。


「氷上くーん、おはよう！」
「君、早いな！　まさか、僕の時計が遅れているということはないだろうな」
「だいじょうぶ、それはないよ。ちゃんと10分前だよ」
「そうか。　それでは、僕は女性を待たせてしまったことになるな、とんでもないことだ。
　これからは15分前行動を心がけることにするよ」
「ダメだよ！　そんなに早く来たら、わたしもっと早くくるよ？」
「それなら、僕はもっと早く待っていることにするよ」
「もーう、ダメ！　そんなことしたら待ち合わせの時間が何時だか分からなくなっちゃうでしょ。
　どうしても氷上くんが、10分前行動にするっていうんなら、二人とも10分前にしよ？」
「なんだい、それは？」
「だから。　10分前に来るの。それまでは、どっちが先に来てても気にしないの。
　それで、10分前に二人がそろったら、成功ね？」
「成功……？　何を言い出すんだい、君は？」
「もし10分前に間に合わなくても、待ち合わせの時間に間に合ってれば遅刻じゃないでしょ？」
「それはそうだけれど、それに何の意味があるんだい？」
「意味？　氷上くんが、わたしよりあとに来ても気にしないようになってもらいたいんだけど……。
　いい？　10分前だからね？　それより早く来ても、ダメなんだからね？」
「なんだかよく分からないけど、分かったよ」


氷上くんじゃないけど、わたしもデイジーが何を言いたいのかよく分からない。

よく分からないけれど、会話文を書くのは楽しいのです。