恋煩い日記
2012年は毎日何かを書こう、という目標のもといろいろな創作をするブログになりました。
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僕の予想はよく当たるんだ
改めて志波さん狙いでデートしてたら……。
志波さんの女の子に対する夢というか妄想というか、そういうものが見え隠れした気がしました。
あのね、志波さん。あなたまだ「友好」なのになにいろいろ妄想してるんですか!!
「お前は7ポンドくらいがちょうどいい」って!!7ポンドなんでお子様じゃないですか!
どんだけ「女ってモノは非力なんだろう」って夢見てるんですか!
初詣で「お前だったら流されそうだな、簡単に」って! 高校生ですよ! 大丈夫です!!
心配だったらちゃんとつかんでてくださいよ、「頑張れ」じゃありません!
スケートで「サマんなってるな、上手い上手い」って! 頭なでなでしてる様子しか思い浮かびませんでした!
あれですよ、志波さんはきっと女の子って、こういう感じなんだろうな、ぽわぁん。
的な想像をいろいろしてるんですよね、きっと。
一年間やっただけなのにこんなに突っ込みどころが……w
でもわたしが考える志波さん対応デイジーはその志波さんの理想にマッチした小さくてかわいくてほわんほわんのかわいいデイジーだからね(かわいい二回言った)!! 安心してね!!
というわけでなんかもっさーっとした志波さんを考えたよ。
事故チュまでしてるくせにこれはないよね……。
あいつ……なんつったか。
そのときは覚えた、と思うのだけれど、やっぱりすぐに忘れてしまう。
もとより、たった一人の女子のことをそんなに気にすると、そのときは思っていなかったから。だからすぐに忘れてしまったのだろう。
だから俺は何度もそいつに名前を聞いたのだった。
「こはるだよ。しらすこはる! 早く覚えてね!」
俺よりだいぶ下のほうから見上げられながら、そいつはそうやって何度も名前を聞く俺にあきれているようだった。
けど、気になる。
下校のとき、なにかというと一緒に帰ろうと誘ってくるし(俺なんかと一緒に歩いて何が楽しいのか分からない。だから俺は「どっちでも」と答えるのだが、あいつは喜んで「じゃあ行こう!」と歩き出す)
休みの日に出かけようと電話をかけてくることもあるし(最初こそ、ヒマだから付き合ってやったのだが、その当日あまりにもあいつがはしゃぎまわっているのには驚いた)
どうやら、あいつは俺と一緒にいて楽しいらしい。一緒にいるときに笑っている顔以外を見たことがない。気のきいた話もできない、特になにか取り柄があるわけでもない……唯一の取り柄だった野球すら失った、俺なのに。
最近では学校でもあいつを見かけないかと少しそわそわしている自分がいる。
おかしな話だ。俺はまだあいつの名前すら覚えていないというのにな。
……いい加減に、名前くらい覚えよう。
名前を呼んでやったら、あいつどんな顔するだろうか。
****
うん、いい加減に名前くらい覚えてあげてください、志波さん……ホロリ。
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