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恋煩い日記

2012年は毎日何かを書こう、という目標のもといろいろな創作をするブログになりました。

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ほあぁぁぁん! わたしのばか!

えぇっと。
今週末は留守番のため実家に戻ってきているのですが、
赤城誕のネタ書いたメモを部屋に忘れてきた……orz どうすんだ! どうすんだよ!!
だから/ポ/メ/ラ/が欲しいって言ってるのに……。もう、発売日に速攻買いに行くから!!
っていうかもういい! 今買ってくる!!


……というわけで、衝動買いしてきましたvv 通販って便利vv



さて。壊れた人はほうっておくとして、とりあえず明日から企画発動します。
見切り発車もいいところ! まだなにも考えてないですけど、とにかく走り出しまーす☆
途中に志波くんの誕生日とかいろいろ挟むけど、とにもかくにもこの一ヶ月は赤城一色で!
いこうかと!!
おもいます!!

うぜぇなぁ。



さて。赤城パラレルを最近書いていないので、
久しぶりにパラレルの二人でコネタでも。つまり高校時代に名前も連絡先も知り合ってて、
休日にはデートしたりする「ときめき」状態の赤城くんです。

えと。
この時期なんで風邪っぴきのお見舞いとか、どうかな。









(ふぁぁ……。ねつ、さがらないなぁ……。一週間も学校休んじゃったし……)
 相変わらず視界はぽやーんとしたまま。体中は痛いし、寝てばかりいるから頭もふらふらするし。
 早く元気になりたいな。

 ぴんぽーん。

 チャイムが鳴った。誰かお客さんかな。
 お母さんがはいはい、と言いながら応対している声がちょっとだけ聞こえる。
 とん、とん、とん……。階段を上がってくる音。お母さんじゃない。誰だろう。
 コンコン。わたしの部屋のドアをノックする音。

「だぁれ?」
 久しぶりに声を出してみたら、思ったよりも元気がない声だったことに自分でビックリした。

「あの。僕だよ。赤城」
「あ、あかぎくん?」
 今度は少し大きな声がでた。
「入ってもいい?」
「え……、でも……」
「入るよ」

 わたしの返事を待たずに、はばたき学園の制服を着た赤城くんが部屋に入ってきた。
 わたしは自分がパジャマなのと、昨日お風呂に入っていないのと、頭もぐちゃぐちゃ、顔もひどいことを思い出してお布団を思いっきり頭からかぶって身を隠した。
「具合、どう?」
 風邪を引いて学校を休んでいることはメールで伝えてあった。お医者さんで薬ももらっているから心配しないで、と伝えてあったのに。
 わたしはお布団をかぶったままくぐもった声で答える。
「少しはよくなったよ。まだ、熱はあるけど……」
「そう。急に来たりしてゴメンね。 声に元気がないね」
「そうかな……」
「そうだよ。僕は君の声、好きだから、ちょっとでも違うとすぐに分かるよ」
「……」
 そんなこと言われるとすごく恥ずかしい。あ……、また頭がボーっとしてきた。熱、上がってきたかも……。

「心配するなって言われても心配でさ」
「でも、急に来たからびっくりした」
「だよね。僕もいきなりはどうかなって思ったんだけど。我慢できなくて。ていうか少しくらい顔見せてよ」
「いや! ぐちゃぐちゃだもん」
 わたしはさらにお布団を上に引きかぶった。
「気にしないのに……」
 赤城くんはくすりと笑ったようだった。見えないから分からないけど。
 見てないから、今赤城くんがどんな顔をしてるか分からないけれど。

「もう、一週間も学校休んでるんだろ?」
「うん」
「大丈夫? 勉強、かなり遅れるんじゃないか?」
「ふぇーん、それ、気にしてるのに」
「あはは、ごめんごめん。 じゃあさ。君が治ったら僕が家庭教師してやるよ。どう?」
「赤城くんが?」
 わたしはこっそりと目だけお布団から出して赤城くんの顔を見た。
 やっぱり、こんなぐちゃぐちゃの姿を晒しても顔を見て話したかったから。
「うん。自分で言うのもなんだけど、結構いい仕事すると思うよ?」
 赤城くんはお布団から顔を出したわたしを見てにっこりとわらってくれた。
「じ、じゃあ、お願いしようかな……」
「オッケー。 よし、それじゃあ、早く君と二人で勉強するためにも、早く良くなってよね」
「うん、頑張る」

 そう言うと、赤城くんは本当にそっと手を伸ばして、わたしの頭をポンポン、って撫でてくれた。
 それは、ほんとうにすごく優しい仕草で、思わずわたしはなにも言えなくなってた。

「ん、でも、勉強する時間が長くなるほうがいいから、もっと学校休んでくれても僕はいいよ?」
「えぇー、そんなの、いやだもん」
「あはは! それはそうだね。もちろん、君が早く良くなるように祈ってるよ」
「もう……どっちが本気なの?」
「ははは……。そりゃ、考えなくても分かるだろ」

 楽しそうな顔でそう言って、赤城くんはもう一度わたしの頭をポンポンとしてくれた。

「それだけ喋れるなら、安心したよ。最初元気がなかったから、どうしようかと思ったけれどね」
「うん……、ありがとう、赤城くん」
「どういたしまして。 それじゃ、帰るね。 またメールするよ」
「うん……ばいばい」

 赤城くんが出て行ったドアを、わたしは少しの間だけ見つめていた。
 会えて嬉しかったなぁ。今度会うときは、お勉強デートかなぁ。 そんなことを考えていたら、いつの間にか眠っていた。
 身体の痛みは感じなくなってた。



はい! 長くなりましたが以上です!!



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