む、むしが……！

一時間ほど前にふと気づいたんですが、

部屋にちいさい羽虫がいっぱいいる……！！

なんだこれ。どこからでてくんの？ つーか、どうすればいいのだ？

締め切ると暑いから窓開けてるのがいけないのかなぁ。
明日駆除するものを買ってこよう……。



これだけではなんなので、赤城くんは虫は平気かどうかという妄想。
続きよりどうぞ。

苦手なものが思いつかない赤城ですが、
『タイピングで「毛虫がいやだ」という話をしていた』
という情報をゲット。

もしかして、虫苦手……？

なんて思ったら、なかなか楽しいかもしれないぞ。



「一雪くん！　今度の日曜日、紅葉狩りに行かない？」
「紅葉……？」
「そう、はばたき山」
「山かぁ……（なんか、いろいろいそうだな……）」

「ちょうど見ごろなんだって。私も高校のとき、行ったことあるけど、すごくきれいだよ」

（けど、彼女が行きたいって言ってるのに、行きたくないなんて言ったらかわいそうだし）
「うん、そうだね。　君が行きたいなら、行ってみようか」
「あれ？　あんまり乗り気じゃない？」
「えっ、……あ、いや、そんなこと」
「でも、なんか、歯切れが悪いじゃない。どうしたの？」
「ど、どうもしないよ。」

「あっ、もしかして、日曜日、都合が悪かった？　ごめんね、一雪くんの都合も聞かないで」

「ち、ちがう、ちがうよ！　なんていうか……その、ちょっと」
「なに？　なんなの？」

「いやあの……山って……虫がいるだろ……」

「えっ、　なぁに？」
「……っ、（恥ずかしいの我慢して言ったのに、聞いてないとか……！）」




「一雪くんにも苦手なものがあったんだねぇ。うふふ」
「な、なんだよ、嬉しそうにするなよ」
「ふふ。だってなんか嬉しいんだもん」

「誰だって、苦手なもののひとつもあるだろ」（顔真っ赤）

「そうだよね。……ふふ」

「で、どうする？　紅葉狩り、中止しようか」
「い、行くよ！　ここまで言われてビビって行かないなんて、ますますカッコワルイじゃないか」

「無理しなくてもいいのに……」



なんてな。

毛虫に限らず、虫全般苦手というヘタレ赤城も想像してしまったのですが、
赤城の名誉のために（笑） 封印！