恋煩い日記
2012年は毎日何かを書こう、という目標のもといろいろな創作をするブログになりました。
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一日中妄想
すいませんほんとうにわたしひとりで悦に入ってます。
今日一日中妄想してました本当にすいません。
注意。
虫の話です。 グロくはない(つもり)だけど、苦手な方はご遠慮ください。
赤城がへたれてます。というか変態です。 カッコイイ赤城をお求めの方はご遠慮ください。
巻き添えを食って佐伯くんまでへたれてます。 カッコイイ佐伯くんをお求めの方もご遠慮下さい。
前提。
赤城と佐伯のデイジーは別の女の子です。
佐伯・赤城・赤城デイジー(雪)・佐伯デイジー(名無し)は全員一流大学に進学しています。
以上のことが受け入れられる方は
つづきからどうぞ!
「あ。」
「やあ」
「赤城。……お前、次、講義一緒だったっけ」
「たしか」
「休講だって。今掲示板見て来た」
「ああ、そう。ありがとう。……どうしようかな、暇になったな」
「じゃあな」
「あ、なあ佐伯。君はどうするんだ? 次まで時間あるだろ」
「ああ、本屋でも行こうかと思ってたんだけど」
「よかったら、付き合わないか?」
「なんでお前と」
「コーヒーくらいはおごるけど?」
「……」 (←今月生活費がピンチ)
「お互い暇潰しにどうかな」
「ランチセットもつくなら行ってもいい」
「オーケー」
「親元離れてて財政が厳しいっていうのは本当だったんだな」
「ウルサイな。こっちはいろいろと勉強したり出費があるんだよ」
「ふぅん。 そういえば今日は彼女と一緒じゃないんだな」
「アイツは授業」
「へえ。いつ見ても一緒にいるから、授業も一緒なんだと思ってたよ」
「学部違うんだから、そんなに一緒じゃないよ」
「そうか。いや、すごく仲よかったって聞いてたからさ」
「聞いてたって、誰に。つか、過去形にすんな」
「はは、ごめんごめん。もちろん雪にだよ、羨ましかったって」
「あいつ……なに見てんだ」
「いいじゃないか。仲良さそうで僕も見てて羨ましいし」
「俺、やっぱりお前苦手だ……」
「あっ、そうそう、苦手といえば佐伯。君、お化けが怖いんだって?」
「はっ!? な、なんだよ、それ?」
「これも雪に聞いた。一緒に遊園地に行ったことあるんだってね」
「いや、行った、行ったけどさ……、アイツ、なに喋ってんだよ」
「はね学のプリンス改め一流大のプリンスにもかわいいところがあるんだな。僕は少し安心したよ」
「ば、馬鹿かお前? なんのつもりだよ」
「うーん、ちょっとした厭味? かな?」
「お前な……仕方ないだろ、怖いものは怖いんだ」
「それはそうだ。真理だな。でもさ、一つ聞いてもいいかな?」
「なんだよ、変なことだったら答えないからな」
「お化けの何が怖いの? 一度そのへん、深く追求してみたいと思ってたんだ」
「なにが……って、お前、怖くないワケ?」
「うーん。別に怖くはないな」
「全然? 肝試しとかも平気だって言うのか?」
「うん」
「お化け屋敷でも全然驚かないのか?」
「そりゃ、急に脅かされればびっくりはするけど」
「びっくりって……それだけ?」
「だって、あれは人が作ったものじゃないか」
「それはそうだけどさ」
「いもしないものを怖がっても仕方ないと思わないか?」
「つーか、アレはいるかもしれないから怖いんじゃないか。堂々といられても怖くないし」
「そういうもんかな。いたら、面白いと思うんだけどな」
「お前……つくづく、変な奴だな」
「そうかなあ」
「オマエと喋ってると、こっちが間違ってる気がしてくるよ」
「別に正誤の問題ではないと思うよ」
「それはそうだけどさ。ホント、変な奴。そういうお前は苦手なものとかないのかよ」
「ん? さて。どうでしょう」
「なんてな。実は俺も知ってるんだぜ、お前の苦手なもの」
「えっ!?」
「そんな取り澄ました顔して、虫が嫌いなんだってな」
「なっ……、どうして知ってるんだ?」
「俺も雪に聞いた」
「雪~~……、ていうか人の彼女の名前を呼び捨てにするな」
「今更変えられるかよ。独占欲のお強いことで」
「そんなんじゃない」
「どうだか。それこそ虫のどこが怖いんだよ、あんな小さいの、怖くもなんともないじゃないか」
「どこが! あいつらはおかしいよ、普通じゃない」
「なにいきなりムキになってんだ。蝶々とか、綺麗じゃないか」
「蝶こそ、一番おかしい生き物だよ。いいか? まず羽と体の比率がおかしすぎる。あれを人間に当てはめてみたことあるか?」
「だから何ムキになってんだって。なんかトラウマでもあるのか?」
「ない」
「ないのかよ。じゃあなんでそんなに嫌うんだ?」
「だからおかしいんだって。しかもあんな細い体で羽動かして空飛ぶんだぞ。筋肉はどこにあるんだよ」
「俺に聞くな。変な奴だな本当に。子供の頃にカブトムシとかクワガタ取りとかしなかったのか?」
「カブトムシとクワガタと、ゴキブリとは同じだろう? あの光沢」
「いっしょにすんな、馬鹿っ」
「僕からすれば同じようなもんだけど。しかもあいつらの羽、あんな薄い必要ないと思わないか? ちぎったらすぐもげるんだぞ」
「ちぎるなちぎるな!」
「あーー、考えたら鳥肌たってきたよ……」
「俺はオマエの熱弁っぷりに軽くヒイた」
「ウルサイな、どこが嫌いかって聞くから答えたのに」
「こんな突拍子もないこと聞かされるとは思わなかったよ」
「とりあえず、今の所この話をして賛同してくれた人はいないな」
「あんまりしないほうがいいと思うぞ。世間体ってものを気にするなら。お前、わりと女子とかに人気あるんだからな。評判がた落ちだよ、きっと。」
「御忠告、痛み入るよ」
「……、さて。昼飯も食べたし、いい具合に暇も潰れたし、そろそろ次の授業行くぞ」
「ああ、もうそんな時間?」
「とりあえず、礼だけは言っとくか、ゴチソウサマ」
「オソマツサマでした」
………………
「それにしてもお前、変な奴な」
「そうらしいね。雪にもよく言われる」
「自覚あんのかよっ!」
行間詰まってて見づらくてすみませんでした!!
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