恋煩い日記
2012年は毎日何かを書こう、という目標のもといろいろな創作をするブログになりました。
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一日前!!
ていうか。
無線LANの調子が悪すぎて涙が出そうです。
この記事書くの三回目……。だんだんテンションが変わってきている。
赤城誕まであと1時間半です!!!
どんどん時間がなくなっていく!!
フライングして今日の夕飯はカレーでした。
おいしく出来た。赤城くんおめでとうと思いながら食べ過ぎてしまった。
明日はケーキ屋にダッシュするのです。
忘年会、早く終わったらいいな……。
赤城誕生日部屋は、8日になったら更新します。
準備はOK?
そして続きは、今日も赤城妄想です。
たくさん妄想して幸せvvvv
無線LANの調子が悪すぎて涙が出そうです。
この記事書くの三回目……。だんだんテンションが変わってきている。
赤城誕まであと1時間半です!!!
どんどん時間がなくなっていく!!
フライングして今日の夕飯はカレーでした。
おいしく出来た。赤城くんおめでとうと思いながら食べ過ぎてしまった。
明日はケーキ屋にダッシュするのです。
忘年会、早く終わったらいいな……。
赤城誕生日部屋は、8日になったら更新します。
準備はOK?
そして続きは、今日も赤城妄想です。
たくさん妄想して幸せvvvv
※ また大地が出てきます! 兄大地の性格は妄想です。
「一雪、ちょっといいか」
「返事する前にもう入ってるんだから、殊勝にそう言うこと聞くのはやめたほうがいいと思うけど」
「まあまあ、カタイこと言わずに」
二歳年上の兄、大地はノックと同時に部屋に入ってきた。この涼しい顔をした兄はいつもそうで、ダメだと言っても入ってくるのならばこちらの都合なんか聞く必要はないと思う。
「で、何の用。 言っとくけど、修正テープもカッターナイフも、今週発売の漫画本もこないだ大地が持っていったきり返ってきてないからね」
「あー、そのうち返すよ。そうじゃなくてさ」
大地はずかずかと部屋に入り込んできて、僕の前を通り過ぎて窓をがらりと開けた。
少し寒い風がひんやりと入り込んでくる。
「寒いよ」
「少し、空気を入れ替えたほうがいいぞ? なんてゆーかオマエの部屋の空気はいつも停滞している」
「うるさいな、ほっといてよ。 なに、からかいに来たんだったら、後にしてくれない? 僕だって一応忙しいんだから」
特に何をしていたわけではないけれど、そんな風にアピールしてみる。
すると大地は窓を背にしてこちらを振り返り、少し真面目な顔で口を開いた。
「オマエさあ、はば学の教会の伝説って知ってるか」
「教会の伝説……? さあ、聞いたことない」
「そうか。まだ、一年生には広まらないのかもな。 いいか、学校の敷地内に教会があるだろ……」
そうして大地が教えてくれたのは、童話かファンタジーか都市伝説か、とにかくまったく科学的根拠も何もない、単なる噂話の類だった。
「で? それがなんなの? 女子生徒じゃあるまいし、僕はそんなんじゃ喜ばないけど」
僕はため息とともに吐き出した。同時に立ち上がって、大地の後ろの窓をぴしゃりと閉める。
「だよな。 こんなん信じるほうがばかだよな」
「……と思うけど。 少なくとも、僕は信じないし、ソンなのに頼るくらいだったら自分の力で努力す……まさか、大地」
「けどさ。 女の子っていうのはこういうのを聞いて喜ぶだろ? もしなんかきっかけがあるとしたら、こんな噂話だってすがりたいと思うよな」
おいおい。まさかだよな。
大地と僕は、随分と前から似たもの兄弟だと言われてきた。見た目もそうだし、中身も。
自分でいうのは何だけど、成績とか、割と合理的なものの考え方とか、客観的に見ても似てなくはないと思う。 だから、ことあるごとに兄と比べられてもあまり嫌だと思わないでいられた。
それがなんだよ。 そんな女の子みたいなファンタジックな噂話を信じちゃってるのか?
「まぁ……、別に大地のやることだから、僕が止めたりする筋合いはないと思うけど。 あとで冷静になって恥ずかしくって死にそうになるのは大地だと思う」
「だよなあ……」
「ていうか、大地、告白したい女子とかがいるわけ? それは初めて聞いた」
それはどうでもいいんだよ、と誤魔化されて、その場はそれでお開きになった。
その後、一ヵ月後に迫った卒業式の日に大地が教会に行ったのかどうかは僕は知らない。
けれど、その小さな教会の伝説のことは、なぜか忘れることはなかった。
****
というわけで。赤城くんが教会の伝説のことを知ったきっかけ、でした。
大地くんはどうだったんでしょうねぇ……。
「一雪、ちょっといいか」
「返事する前にもう入ってるんだから、殊勝にそう言うこと聞くのはやめたほうがいいと思うけど」
「まあまあ、カタイこと言わずに」
二歳年上の兄、大地はノックと同時に部屋に入ってきた。この涼しい顔をした兄はいつもそうで、ダメだと言っても入ってくるのならばこちらの都合なんか聞く必要はないと思う。
「で、何の用。 言っとくけど、修正テープもカッターナイフも、今週発売の漫画本もこないだ大地が持っていったきり返ってきてないからね」
「あー、そのうち返すよ。そうじゃなくてさ」
大地はずかずかと部屋に入り込んできて、僕の前を通り過ぎて窓をがらりと開けた。
少し寒い風がひんやりと入り込んでくる。
「寒いよ」
「少し、空気を入れ替えたほうがいいぞ? なんてゆーかオマエの部屋の空気はいつも停滞している」
「うるさいな、ほっといてよ。 なに、からかいに来たんだったら、後にしてくれない? 僕だって一応忙しいんだから」
特に何をしていたわけではないけれど、そんな風にアピールしてみる。
すると大地は窓を背にしてこちらを振り返り、少し真面目な顔で口を開いた。
「オマエさあ、はば学の教会の伝説って知ってるか」
「教会の伝説……? さあ、聞いたことない」
「そうか。まだ、一年生には広まらないのかもな。 いいか、学校の敷地内に教会があるだろ……」
そうして大地が教えてくれたのは、童話かファンタジーか都市伝説か、とにかくまったく科学的根拠も何もない、単なる噂話の類だった。
「で? それがなんなの? 女子生徒じゃあるまいし、僕はそんなんじゃ喜ばないけど」
僕はため息とともに吐き出した。同時に立ち上がって、大地の後ろの窓をぴしゃりと閉める。
「だよな。 こんなん信じるほうがばかだよな」
「……と思うけど。 少なくとも、僕は信じないし、ソンなのに頼るくらいだったら自分の力で努力す……まさか、大地」
「けどさ。 女の子っていうのはこういうのを聞いて喜ぶだろ? もしなんかきっかけがあるとしたら、こんな噂話だってすがりたいと思うよな」
おいおい。まさかだよな。
大地と僕は、随分と前から似たもの兄弟だと言われてきた。見た目もそうだし、中身も。
自分でいうのは何だけど、成績とか、割と合理的なものの考え方とか、客観的に見ても似てなくはないと思う。 だから、ことあるごとに兄と比べられてもあまり嫌だと思わないでいられた。
それがなんだよ。 そんな女の子みたいなファンタジックな噂話を信じちゃってるのか?
「まぁ……、別に大地のやることだから、僕が止めたりする筋合いはないと思うけど。 あとで冷静になって恥ずかしくって死にそうになるのは大地だと思う」
「だよなあ……」
「ていうか、大地、告白したい女子とかがいるわけ? それは初めて聞いた」
それはどうでもいいんだよ、と誤魔化されて、その場はそれでお開きになった。
その後、一ヵ月後に迫った卒業式の日に大地が教会に行ったのかどうかは僕は知らない。
けれど、その小さな教会の伝説のことは、なぜか忘れることはなかった。
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というわけで。赤城くんが教会の伝説のことを知ったきっかけ、でした。
大地くんはどうだったんでしょうねぇ……。
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