恋煩い日記
2012年は毎日何かを書こう、という目標のもといろいろな創作をするブログになりました。
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悔しかったら二倍速で動いてみろ!
今度時間ができたらGSを起動させなきゃいかんな、と思うようになってきた。
こんな赤城を考えついているようでは、真の赤城好きさんに怒られちゃう!!
でもやめない!!
以下にご注意ください。
この前ブログにあげていたお話に出てきた大学生赤城(のつもり)です。
・赤城のキャラが、ゲームのイメージと大きく違います。爽 やかでもカッコよくもありません。
「こんなん赤城じゃない!」とか言わない。これ約束。
許容できない方は読まないで下さい。管理人は打たれ弱いです。
こんな赤城を考えついているようでは、真の赤城好きさんに怒られちゃう!!
でもやめない!!
以下にご注意ください。
この前ブログにあげていたお話に出てきた大学生赤城(のつもり)です。
・赤城のキャラが、ゲームのイメージと大きく違います。爽 やかでもカッコよくもありません。
「こんなん赤城じゃない!」とか言わない。これ約束。
許容できない方は読まないで下さい。管理人は打たれ弱いです。
「何読んでるの? 恋愛まんが。……はぁ。女子ってそういうの、いくつになっても好きだよな」
「いいじゃない別に。赤城くんに迷惑かけているわけじゃないし」
「別に悪いとは言ってないだろ。ただ、好きだよな、って言っただけで」
「好きだよ。だって憧れるもん。こんな素敵な彼氏とか、王子様とか」
「…………あのね。それって僕の前で言う台詞か?」
雪が読んでいるコミックを取り上げたい気持ちに駆られるが、とりあえずそれは我慢しておいた。
代わりに先ほどは我慢していたため息をひとつ。
「彼氏と憧れは別だもん。べつに、この漫画のこが好きって言ってるわけじゃないよ?」
「分かってる」
「なら、いいでしょ。作り話に憧れるくらい」
「僕らの出会いのほうが、よっぽど作り話めいていると思うけどな」
「……えっ? そうかな」
全くこの子は自覚がないって言うんだろうか。
赤城は自分と彼女の出会いとすれ違い、そして離れていた数年の時間をさっと記憶の中で振り返る。
少なくとも平凡なものではなかったと思っているのは自分だけだったのだろうか。
もう一度ため息でもつきたい気分になって、結局赤城の手は煙草の箱に伸びていた。
彼女と再会したら禁煙でもしようと思っていたことはもう忘れたことにしている。
たぶん、子どもができたら禁煙する、と思う。
「いま流行りのケータイ小説とか、そういうのに応募したらいい線行くんじゃない?」
「ほんとう? すごいね!」
「あぁ、でも彼氏が・・ないし、主人公が・・・・したり・・・されたりしないから、ダメかなぁ」
「なに、それ」
「しらないの? そういうのが受けるんだって」
「詳しいね」
「常識だよ、ジョーシキ」
雪はすっかり漫画を閉じて、こちらに向き直っていた。
その反応に赤城は内心ガッツポーズをしていた。取り敢えず、彼女の興味を自分から引き離すものはそれが漫画本であっても容赦はしない。
「じゃあ、赤城くん小説にしてみたら?」
「イヤだよ面倒くさい。雪が書いたらいいんじゃない。ちょうど文学部だし」
「えー。私、小説なんか書いたことないもん」
「僕だってないよ。それに……」
吸っていた煙草を灰皿に押し付けて、赤城は雪に手を伸ばした。
簡単に抱きかかえることができる軽い体重。雪は抵抗もせずに赤城のされるがままに彼の膝の上におさまった。
「僕と雪のことをみんなに羨ましがらせたい、っていう気持ちはあるけど、でも宣伝してやる義理はないよ」
「……? なに? どういうこと?」
顔中を疑問符だらけにしているような雪の表情に、赤城はくすりと笑う。
何年たっても、この子はどこか子どもっぽくて、赤城の心を捕まえて一時もはなしはしないのだ。
「雪は僕だけのものだから、誰にも見せないよ、っていうこと。意味、分かる?」
一瞬きょとんとした雪の顔が赤く染まる前に、赤城はその唇にかすめるようにキスして、にこりとわらってやった。
良く分からん。なにがしたかったのかっていちゃいちゃさせたかっただけなんだよ!
伏せ字は、なんとなく想像してください。
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