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恋煩い日記

2012年は毎日何かを書こう、という目標のもといろいろな創作をするブログになりました。

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おれの茶柱あげるから

あんなにはまっていたくせにまだ那智ルートですら完璧にクリアできていなかったというVitaminZですが、きょうやっと重い腰を上げて那智の御褒美壱と御褒美弐を見てきました。

……もっと早く見ときゃよかった……がくり。

これで那智はパーフェクトにクリア。なんですが、いろいろと覚えてないこともあるしメモも足りないし、でその内またもう一回クリアしたいと思います。

まずは裏聖帝からな。


つづき。 久しぶりに書いた 那智×真奈美SSです。 御褒美壱 を見たらみんな思いつくような話です。





那智「御褒美壱」ネタばれ?




「ん……」

窓から入ってくる少しまぶしい光で目が覚める。まだ薄ぼんやりとはっきりしない視界と、半分以上まだ夢の中にあるような頭の中、それでも腕の中にあるぬくもりだけはしっかりと確認する。

「すぅ……すぅ」

よく寝てる。
今何時だろう。腕の中の小さな生き物を起こさないように慎重に首を動かして時計を見るとまだ八時を少し回ったところだった。

「すぅ……」

しばらくその寝顔を眺めてみる。特別にかわいいわけでも、ものすごい美人というわけでもない顔。はっきり言って十人並みだ。なのに、どうしてこれにこんなに惹かれるんだろうな。
おれがこいつに惹かれている理由は顔だけじゃ、ないけど。

「すぅ、すぅ……」
「そろそろおきろ~、真奈美」

相変わらず寝息を立てている寝顔を見ながら、小さな耳に口を近づけて声をかけてみた。けれど、真奈美はすこしうるさそうに身じろぎをしただけで起きる気配がない。

「真奈美? ほんとに寝てんの?」
「すぅ……」

腕の中の真奈美は眼を開けない。
……このおれを、邪険にするとはいい度胸だ。たとえ寝ているとしても、許さないよ?

「真奈美~。起きないと……襲っちゃうぞ?」

がぶり。

「きゃぁぁぁ~~~っっっ!!」
「あははっ。ようやくお目覚めだね、お姫様?」
「な、な、いきなり何するのよ~、那智くんっ!」

おれに噛まれた鼻を両手で押さえて、涙目で飛び上がった真奈美。
あっははは。かっわいい~顔。それを見るだけでおれの心は満たされる。

「真奈美がいけないんだろ~? 狸寝入りなんかするから」
「ばっ……ばれてた……?」
「もっちろん。あれだけほっぺたがぴくぴくしてたら誰でもわかるって。真奈美は隠し事が苦手なんだから、余計なことはしないの」
「ううう……」

ベッドの上に正座して鏡を覗き込んでいる真奈美を後ろからぎゅっと抱きしめる。少しだけ赤くなっている鼻の頭を人差し指でつるりとなでた。

「で? なんで狸寝入りなんかしたのかな? 隠しごとができない赤鼻のトナカイさん?」
「誰がトナカイですかっ。 ……もう。毎朝毎朝、那智くんに私の独り言を聞かれてるから、今度は逆に聞いてやろうと思ったの」

鏡越しに真奈美の顔がしょぼんと下を向いたから、その顎を持ち上げ、ついでにくるりと振り向かせてこっちを見させた。
……たぶん、おれはこの人のこういうところにどうしようもなく惚れてるんだろうな。出来っこない癖に無謀にもおれに立ち向かってくるところ。

「ふぅ~ん? おれに悪だくみで勝とうって? ……残念、十年早かったね~」
「もうしないわよっ。朝のたびにかみつかれたんじゃ、こっちの身が持たないもの」
「残念。もちもちしてて噛みごたえがあったんだけどな~?」
「もっ、もちもち……って、太ってるってことーっ!?」
「あははっ。だ~いじょうぶ。おれは真奈美がもちもちしててもむっちりしてても、だ~い~す~き~だ~か~らっ。ね?」

真っ赤になって何も返事できなくなってしまった真奈美をそのまま抱き枕よろしくぎゅうぎゅう抱きしめた。こうしていくらくっついたって足りない。一つになれなきゃ。

それくらい、おれはおまえに惚れてるってこと。これからも覚悟しろよ~? 真奈美。









ん~、やっぱりむずいな~。
那智は真正のSなんで本気で噛んでると思います。甘がみなんてレベルじゃないよ!

ようやくマニアックボイスが全部聞けるようになって、今まで「叱って」が大好きだったんですが「泣いて喜んで」のかわいらしさと「無理やり奪って」のドエス加減と、
なにより「悶え苦しんで」が……っ。イイ! 何やってんだー! って感じでしたが、ドエスの那智を逆に苦しませるというのがいい! この時ばかりは那智も服従するんだぜー(変態だ!!)
うん、でもこんなことしちゃったらこの後いつもよりもますますじっくり陰険にいじめられるんでしょうね!それでいいじゃない!

それと野島さんのフリートークも聞けました。最後、「おれが好きなんだろ?」とかいってさー。「好きです!!」って即答しそうになったじゃねーか。昨日からなんというか、非常に危なっかしいんだよなー。のじさん関連情報を集めだしたらピンチ(財布的に)と思っている。







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