そのまえに。

本日二つ目！　というか連続投稿！

感想いただくとうれしくなっちゃうんだよね！　というわけで赤城100個目の時に書いた「女の子とお勉強会をする兄大地」
うはは、現金な奴め！もう書いたぜ！！



てな訳で続き。
赤城の兄　大地を勝手に妄想しております。

※　勝手な設定ですが、大地くんには片思いの女子がいます。一雪と違って一言多いけどフォローもうまく適度に距離をとって接することができる大地は結構人気者でもてたりしてるんだけど彼女にはなかなかアタックできない奥手さんなのです。



赤城大地くんとお勉強会




　なぁんか、母さんが変な誤解をしていたようだけど。
　俺の名誉のために言うと、本当にまったくなんのシタゴコロもフジュンなドウキもなく純粋な勉強会なのだ、今回の集まりは。

　話は簡単で、クラスで明日からの試験の話になった時に誰だかが
「クラストップの人がテスト対策合宿でもしてくれたら、クラス全体の平均点が上がるのにね」
「それいい！　それぞれ得意科目を教えあうっていうのはどう？」
「いいね。俺今回ヒムロッチのテストで平均点以下取ったらやばいんだよ～」
なんて話になって。俺はその話には加わってはいなかったんだけどいつの間にか話の流れで参加することになってたというわけ。

「だって、クラスでも五本の指に入る大地くんが参加しなきゃ、だれが講師役やってくれるのよ」
なんて言われるし。そもそも、あの子がノリノリで参加する気になっている時点で俺の運命はきまったというか参加確定というか。

　だって、男も女も雑魚寝で誰かんちに泊まり込み、なんて聞いたら放っておけるわけがないじゃないか。あー、いや、だから純粋な勉強会だから、そんなことは起こるわけがないんだけど念のため、保険のためにも見張っておかないと。

　……って。あー。見張るとかなんとかさ。俺っていったい彼女のなんなわけ？


　さて。俺が母さんにいまいち信用がないのはどうしてだろうね。俺は好きな女の子を二人きりで勉強に誘うことすらできないチキンハートの持ち主だぜ？　何か起こるかもしれない可能性なんて、万に一つもないよ、俺が保証する。
　……俺が保証してどうするんだよ。ああ、まったく！

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すでに二次創作の域を超えている予感……。