とってもいまさらなお話

今日はちょっと出かけてきました。いつも休日はヒキコモっている私にしては珍しく。そして疲れました……。寝る前にやることいっぱいありすぎる、めんどくせ。
ほら、明日の「千と千尋」の録画予約とかさ！　あれ、たしかDVD持ってたような気もするけど……まぁ、いいか。
唐突に気がついたんですけどニギハヤミコハクヌシさんったら慧くんじゃないですか（中の人がという話ですが）今まで全然気がつかなかったな、どこかで見た名だと思っていたんだ（所詮この程度なわたしの声優知識）「わたしのことはハク様と呼べ」と「慧様と呼べ！」が微妙にかぶってるんですけど、あれ？　そんなのもう皆さん知ってらっしゃる？　いまさら？




続きは赤城小話。遊園地にて。

ありがちな遊園地ネタ。



「50分待ちだって。どうする？」
「えぇ～、そんなに待つの？」
「そう言われても、こればっかりは僕にはどうにもできないしねえ。ほら、あっちのならすぐに乗れるみたいだけど？」
「嫌！　これに乗りに来たんだもん！」
「じゃあ文句を言わない。素直に並ぶ」
「は～い……」

まったくもう。これはもう、僕にこうやって文句を言うのが趣味というか癖というか、とにかく本気じゃないのは分かっているけれど、この場面だけを見たら君、とんでもなく我儘な女の子に見えるぜ？

口先だけは文句を言いながらも、彼女はニコニコとしながらその行列の最後尾に並んだ。もちろん僕もお供する。
意外や意外、彼女は遊園地の中でも絶叫系がすきで、この園内でも一番人気のあるこのコースターがお気に入りなのだった。人気があるだけあって、来るたびに毎回長い行列に並ぶ羽目になるのだけれど、僕は君とだったらそんな行列も厭わない。もちろん彼女は久しぶりにこのコースターに乗れるといってご機嫌のご様子だ。楽しそうで何よりだ。僕はそんな君を見ているのが楽しい。




「あーー。たのしかった！　サイコー！　ね！」

コースターを降りて、満面の笑みの彼女。
うん、僕だって楽しかった。君とだったらなんだってサイコーなんだけどね。
僕ははしゃぎまくっている彼女の手をとって、優しくひっぱりながら問いかけた。

「次はどうしようか。ねえ、あれなんかいいんじゃない？」
「あれ……って」

僕が指さした先にあるのはおどろおどろしい雰囲気をこれでもか、ってほどに醸し出してている建物。廃墟というんだろうか（もちろんそういう風にわざと建てられているんだけれど）
そしてその建物に掲げられている「恐怖！　戦慄の迷宮」なる看板。

「いや」
「行こうよ」
「いやっ！　いやっ！　ぜっっっったいに、嫌！」
「そう言わずに」

まあ、このためにあらかじめ手をつないでおいたんだけれど、立ち止まって足を踏ん張る彼女の手を軽く引っ張る。
絶叫系には嬉々として乗るのに、お化けは苦手なんだよなあ。
怖がる姿が可愛いので何とかして連れていきたいと思う僕はちょっと意地悪だろうか。

「僕が守ってやるから、安心して付いてきなよ」
「そんな殺し文句、ここで使わないで！」
「もう、頑固なんだから。ほら行くよ」
「いやぁ～～っ！！」

あぁ、かわいい。
本当に無理やり連れて行くなんてことはしないけれど、本気で嫌がる顔も可愛いと思ってしまう。

まあ、これも一つの絶叫系ということで好きになってくれると嬉しいかな。
…………無理？

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すいません、頭ぐるんぐるんした感じで書いてしまいました。