恋煩い日記
2012年は毎日何かを書こう、という目標のもといろいろな創作をするブログになりました。
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カッコいい先輩がいつもいいニオイだと思うな
ねこカフェがあって、うさカフェがあって、なんでわんこカフェがないんじゃ!!
検索しても検索しても、「ワンちゃんと一緒に入店OK!」なオサレカフェしか出てこん。
そこへいけばわんこがいっぱいいて、モフり放題なわんにゃんランドならぬわんわんらんどにいきたい!
……なんか疲れてんのかな。
さて、今日も、ちょっとアレな赤主話を更新します。
11話完結になりました。
やたら長くなったので、目次をつけることにしました。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
赤主SS <いつも、いつまでも>
※以下をよくお読みのうえ、ご了承のうえ先にお進みください。
・赤城×デイジー前提
・卒業後、大学生設定
・灯台に告白に来たのは佐伯、でも振られた
・佐伯とデイジーは大人な意味での関係あり
・ぶっちゃけ、佐伯は当て馬です。
・今日は今日も赤城は出てきません 赤城が出てくるのは4話からになります。
◆本文はこちらです。
1話 2話 3話new!! 4話 5話 6話 7話 8話 9話 10話 11話
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検索しても検索しても、「ワンちゃんと一緒に入店OK!」なオサレカフェしか出てこん。
そこへいけばわんこがいっぱいいて、モフり放題なわんにゃんランドならぬわんわんらんどにいきたい!
……なんか疲れてんのかな。
さて、今日も、ちょっとアレな赤主話を更新します。
11話完結になりました。
やたら長くなったので、目次をつけることにしました。
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赤主SS <いつも、いつまでも>
※以下をよくお読みのうえ、ご了承のうえ先にお進みください。
・赤城×デイジー前提
・卒業後、大学生設定
・灯台に告白に来たのは佐伯、でも振られた
・佐伯とデイジーは大人な意味での関係あり
・ぶっちゃけ、佐伯は当て馬です。
・
◆本文はこちらです。
1話 2話 3話new!! 4話 5話 6話 7話 8話 9話 10話 11話
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(いつも、いつまでも)
3
「合コン?」
「そう! 向こうの男の子のほうが人数多くてさ、お願いできないかな!」
「でも、わたしそういうの、行ったこともないし」
「大丈夫! 私たちとの飲み会だと思ってくれればいいからさ! ねっ、お願い!」
顔の前で両手を合わせてこっちを見て頭を下げるクラスメイトに、雪は仕方ないな、と思いながらうなずいた。
「分かった。わたしも少しそういうのには興味あるし」
「やったぁ! ありがとう! 助かるよー!!」
ぱっと顔を輝かせて笑うクラスメイト。
雪はそれを見て薄く笑った。
「あっ。……でも誘っておいてなんだけど、そういえば内海さん、佐伯くんはいいの? 大丈夫?」
「えっ? 瑛くん? なんで?」
「だって……、内海さんと佐伯くんって、付き合ってたりしないの?」
「そんなんじゃないよ!」
「えっ……、そうなの? 佐伯くんと付き合ってるんだったら、合コンなんか誘っちゃまずかったな、って思ったんだけど」
無邪気そうに笑うクラスメイトの顔を見て、やっぱりそういうふうに誤解されてるのかな、と雪は思う。
「高校が同じだったから、仲がいいだけだよ。付き合ってるなんて、とんでもない」
「そうなのー? たまにね、内海さんと佐伯くんだったらちょっと悔しいけどお似合いだよね、って話も聞くよ?」
「まさか! わたしなんか」
そういうと、彼女はあははは、ケンソンなんかしなくていいよ、とまた邪気のない顔で笑った。
(わたしも、そろそろ気持ちを切り替えなきゃ)
ずっと好きだった人とは、高校三年の秋にひどい別れをしたままだった。
せめて一度でも会って、あの時のことを謝りたい。そう思っているのに、雪の願いは数年たった今も叶えられず、彼女の心の中にトゲのように刺さっていて、いまだに抜けない。
それに、佐伯のことをずっと縛り付けたままにしていることも気になっていた。
佐伯は優しいので、いつまでも前に進めずにすぎたことばかり思い返している雪のことをずっと黙って待ってくれている。
彼のことを好きになれらどんなにいいか、それこそ何度も考えたことがある。けれど、そのたびにそんなことはできっこないと思った。
そして、佐伯が与えてくれる優しさに、本当の形でこたえてあげられない自分が情けないと思った。
きっと佐伯もそんなことは望んでいないと思うのに、いまの雪にできることはそれくらいしか思いつかないのだ。
(瑛くんのためにも、新しい恋をしよう)
本当はその相手が佐伯ならいいのだけれど、自分にはとてもそんな資格はない。
そんなことを言ったら佐伯はきっと怒るだろうけれど、でも自分なんかが佐伯の恋人になれるだなんて思えるわけがないのだ。
(瑛くんには、もっとふさわしい子がきっといるはずだから)
自分も、自分にふさわしい恋をして、瑛くんを安心させてあげなくちゃ。
クラスメイトと別れる前に待ち合わせ場所と相手のことを少しだけ聞いた。
「法学部の子たちだよ。私の友達が同じサークルでね、それでセッティングしてもらったの」
「そうなの。法学部なんて、ほとんど授業も一緒にならないもんね」
「一流大の法学部って言ったら、エリートの集まりだもん、期待しておいてね!」
「うん、楽しみにしてる」
じゃあね! と笑って手を振って、クラスメイトは去って行った。
(法学部か。……誰も知ってる人なんていないなぁ)
雪はとりあえず当日にはなにを着て行ったらいいのか、クローゼットの中に入っている服を思い出していた。
(瑛くんに相談してみようか……、合コンに行くなんて言ったら、怒るかな)
怒るよりも先に、きっと心配されるだろう。時々佐伯は本当にお父さんみたいに過保護になる時があるから。
大丈夫だよ、そんな子どもじゃないよ。と言ってもいつも、「自覚なさすぎ。お前って本当にカピバラだよ」と嘆息されるのだ。
その時の佐伯の表情を思い出して、雪はくすりと笑った。
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