恋煩い日記
2012年は毎日何かを書こう、という目標のもといろいろな創作をするブログになりました。
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ヴァターシはコミックス派なのよぅ!
テンプレ変えてみました。
もっと春らしいのにしろよ、と。いいじゃんかいいじゃんか。
さて、昨晩からaikaさんとメセさせていただきました。
長時間ありがとうございました!!
最近本当に仕事で懸念事項が多く、サイトには持ち込まないつもりではいるのですがやっぱり創作に影響出てるよ! と思ってたところなのですが、
思いっきり萌え話させていただいたから気分もスッキリ、またがんばって行こう!! と思う所存。
いろんなお話させていただいて、ネタにできそうなのもいくつかあるな~、やるぞやるぞ、
と思ったところで書こうと思っていた話がやはりというかなんというか、
aikaさんがすでにブログで書かれている……!
とにかく高シンクロ率をたたき出しますね。
でも、めげずにやる。
ちょっと違うバージョンで。
続きは、お酒の力を借りる雪さん。
もっと春らしいのにしろよ、と。いいじゃんかいいじゃんか。
さて、昨晩からaikaさんとメセさせていただきました。
長時間ありがとうございました!!
最近本当に仕事で懸念事項が多く、サイトには持ち込まないつもりではいるのですがやっぱり創作に影響出てるよ! と思ってたところなのですが、
思いっきり萌え話させていただいたから気分もスッキリ、またがんばって行こう!! と思う所存。
いろんなお話させていただいて、ネタにできそうなのもいくつかあるな~、やるぞやるぞ、
と思ったところで書こうと思っていた話がやはりというかなんというか、
aikaさんがすでにブログで書かれている……!
とにかく高シンクロ率をたたき出しますね。
でも、めげずにやる。
ちょっと違うバージョンで。
続きは、お酒の力を借りる雪さん。
(へこんじゃったの)
珍しく仕事でこっぴどい失敗をしたらしくて、家に帰ってきてもぐずぐずと落ち込んでいた彼女にお酒をすすめたのは、ほかでもない僕だ。
普段二人でいてもあまり飲んだりはしないのだけど、冷蔵庫に買い置きの缶ビールの4,5本は入っている。「すこし飲んだらいいんじゃない? あんまり思いつめてても身体に悪いよ」そういうと、雪はこくんと頷いてそれを僕の手から受け取ったんだ。
その結果が、これだ。
「あのね。だってね。ひどいんだよ」
「うん、そうだね」
「みんなね、あーあーっていってね。だって、しょうがないのにね」
もともと、そんなにお酒に強い方じゃないんだ。
飲み会に行ったって、サワーやソーダ割りにさらに水を足したりして飲んでるのを僕は知ってる。
それなのに、缶ビールを三本も立て続けに飲んで。
雪は僕の膝の間に座って、僕の胸に顔を押しつけていた。
ぐずぐずと普段だったら絶対に言わないような泣きごとを、ろれつの回りきっていない様子で繰り返し言っては、時々僕のことを見上げる。
目のふちが赤くなっていて、うるんだ瞳は半分ほどまぶたが閉じたようになっていて。
まるでそれは恋の熱に浮かされているときと同じような表情だったけれど今日の彼女がそうではないことはよく知ってる。
だから僕は勢いに任せて抱きしめてキスの一つでもしてやりたいところだったけれどそこは何とかこらえて、彼女の背中にまわしていた腕で背中をポンポンとたたいてやった。
「うん。雪は悪くないよ。がんばったんだもんね」
「そうだよ。わたしがんばったもん……なのにね」
「元気だしなよ。ね」
普段意地を張って、本当はそんなに強くもないのに弱音も吐かず、がんばってしっかり者で通している分、たまにこうして弱いところをさらけ出されるとこう、ぐっとくる。
ギャップ萌えってやつか。
とか考えながら、細く光る彼女の髪を撫でようと、手を伸ばした。
その時。
しばらく黙っていた雪がそっと顔をあげた。
「あのね。わたしね、かずゆきくんのことすき」
「……へっ?」
「だからね、かずゆきくんもわたしのことすき?」
「……えっ?」
これが酒の力か。
冗談でも何でもなく、雪は真っ直ぐに僕のことを見ていて。ああこれが酔っていないときだったらきっと君、大変なことになっているぜ、と心の中でだけ忠告した。
しかしそもそも、酔っていなかったら雪がこんなふうになるわけがないのだけれど。
どうにもならない矛盾に少しだけちりりと胸が焦がされる。
まるで台風が来襲したときみたいな破壊力に、理性が吹き飛ぶ恐ろしさを身にしみて感じながら、それでも多分意識を手放してしまった彼女に手を出すのはさすがの僕でもはばかられる。
だから、暴風雨にすっ飛ばされて飛んで行ってしまいそうな理性のかけらをひとつかみ、必死になって捕まえた。
「ねぇ、かずゆきくん」
「うん、僕も好きだよ」
「わたしのこと嫌いになったらだめだからね」
「なるわけないじゃないか」
ちょっと、この勝負を決めにきたボクサーみたいなラッシュの連打はなんなんだ。
いくら僕が冷静だと言っても、これ以上はもつ自信がない。
大変なことになる前に、タオルを投げてしまおうと、僕は彼女の髪を撫でた。
「ほら。いい子だから、今日は大人しく寝た方がいいよ。お水飲んで、寝よう?」
「だめっ」
「もう。どうしたの」
髪をなでたら振り払われた。
やりたい放題だな。でもまあ、たまにはいい。そんな風に思うなんて、僕も相当彼女に酔ってるよな。
「かずゆきくん。わたしはこどもじゃないの。おんなのこなんだからね」
「しってるよ。雪さんは僕の大事な彼女だからね」
「じゃあ、いいこしないの」
「……ふむ。じゃあ、どうしたらいい?」
「……んとね、ぎゅってして」
「そんなこと言って。雪、酔っ払ってるよ?」
「酔ってないもん。おとなで、すきだから、ぎゅってして、ちゅーしよ。ね」
あのね。そんな可愛い顔して。どうなったって知らないからね。
僕はもう我慢することをやめることにした。ここまでされて、意地を張るのも馬鹿馬鹿しい話だ。
「あのね。大人の女性はそんなこと言わないよ」
はてな? と疑問符を浮かべる彼女のお望み通り、ぎゅっと力を込めて抱きしめた。
耳元で、一言だけ。
「大人は、わざわざキスを宣言したりしないものです」
別人じゃん、別人。
赤城も言ってるけどギャップ萌えってことでひとつ。
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