恋煩い日記
2012年は毎日何かを書こう、という目標のもといろいろな創作をするブログになりました。
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好きな子ほどいじめたい
漫画喫茶にいって読みたかった漫画をうふふうふふと読んで、しかもレディースデーだったので料金が半額、今日はよい日だなぁ、と上機嫌で帰ってきたのに家に帰ってきたらご飯は無いわ(当たり前だけど)、昨日夜中に干した洗濯物はもちろんそのまま干してあるわでがっかりしました。
あたりまえのことなんだけどさ。なんとなく。
ビタエボ報告。
清春やってます。マカベはツッコミどころが分かりやすかったのに、清春は分かりにくいよ~~!
もうちょっと甘くなってくれてもいいのになぁ……、と思いながらもう2月です。このままだとノーマルEDだとおもう。いまだ清春の本心が分かりません。むむむ。
そして月末試験が毎度のことながら難しいんですよ! しかも衣笠先生数学! 難しすぎる!!ぎゃっす!
さてさて。続きは今日しか出来ないネタで。
あたりまえのことなんだけどさ。なんとなく。
ビタエボ報告。
清春やってます。マカベはツッコミどころが分かりやすかったのに、清春は分かりにくいよ~~!
もうちょっと甘くなってくれてもいいのになぁ……、と思いながらもう2月です。このままだとノーマルEDだとおもう。いまだ清春の本心が分かりません。むむむ。
そして月末試験が毎度のことながら難しいんですよ! しかも衣笠先生数学! 難しすぎる!!ぎゃっす!
さてさて。続きは今日しか出来ないネタで。
「ねえ、知ってる?」
「なぁに?」
あはは、ちょっと、菓子パンをほおばりながらこっちを向くのやめてくれないかな。おやつを見つけて頬袋いっぱいに溜め込んでる子リスかハムスターみたいでかわいいから。
ほんっと、無防備なんだからなあ。コワい狼に襲われても知らないよ?
「一流大学七不思議の話」
「しらない。一雪くんって、そういうの好きだったっけ?」
「いや? 僕は霊とか妖怪とかっていうのは特に信じないんだけど」
「なぁに?」
あはは、ちょっと、菓子パンをほおばりながらこっちを向くのやめてくれないかな。おやつを見つけて頬袋いっぱいに溜め込んでる子リスかハムスターみたいでかわいいから。
ほんっと、無防備なんだからなあ。コワい狼に襲われても知らないよ?
「一流大学七不思議の話」
「しらない。一雪くんって、そういうの好きだったっけ?」
「いや? 僕は霊とか妖怪とかっていうのは特に信じないんだけど」
僕は昼食のサンドイッチをかじりながらそううそぶく。見たことがないから信じていないだけで、もし見ることがあれば信じると思うけど。いたら面白いな、と思う程度には信じている。
「じゃあ、なに?」
「じゃあ、なに?」
「付き合って一年目の学部違いのカップルが中庭で一緒にレポートをやると別れるっていう話」
「えっ……、ええええええーーーーーっ!!」
彼女は食べた菓子パンを口から吐き出しそうになりながら(うん、ごめん、あんまり上品とは言えない)僕の腕を両手でつかんだ。
思った以上の反応にちょっとびっくりしながら、僕は口の中に入っていたサンドイッチを飲み込んだ。
「そんなのなんで聞いてくるの。昨日一緒にレポートやったばっかりじゃない!」
「……あぁ。そういえば」
「そういえば。じゃないーっ! えぇぇ。やだなぁ。そういうの、聞きたくなかった……」
「大丈夫、僕は信じてないから」
「一雪くんが信じてなくてもわたしは気にする……」
あらら。これは本当に、予想以上の反応。
そういえば、羽ヶ崎の灯台の伝説といい、はば学の教会の伝説といい、彼女そういうの大好きだったもんな。
すっかり落込んでしまった彼女はうなだれて僕の腕をつかんだまま下を向く。その手が「別れるなんてやだよ」といっているみたいで、ここが学校の中庭のベンチじゃなかったら抱きしめてキスしてあげたいところだ。
「あのさ。いいこと教えてあげようか」
「なぁに。もうわたし今、最高に落込んでるからちょっとやそっとのことじゃあ喜ばないからね」
「うん。あのね」
僕はそこで彼女の耳に口を寄せた。内緒話するみたいに、小さな耳に囁いてあげる。
「今の、嘘」
彼女は食べた菓子パンを口から吐き出しそうになりながら(うん、ごめん、あんまり上品とは言えない)僕の腕を両手でつかんだ。
思った以上の反応にちょっとびっくりしながら、僕は口の中に入っていたサンドイッチを飲み込んだ。
「そんなのなんで聞いてくるの。昨日一緒にレポートやったばっかりじゃない!」
「……あぁ。そういえば」
「そういえば。じゃないーっ! えぇぇ。やだなぁ。そういうの、聞きたくなかった……」
「大丈夫、僕は信じてないから」
「一雪くんが信じてなくてもわたしは気にする……」
あらら。これは本当に、予想以上の反応。
そういえば、羽ヶ崎の灯台の伝説といい、はば学の教会の伝説といい、彼女そういうの大好きだったもんな。
すっかり落込んでしまった彼女はうなだれて僕の腕をつかんだまま下を向く。その手が「別れるなんてやだよ」といっているみたいで、ここが学校の中庭のベンチじゃなかったら抱きしめてキスしてあげたいところだ。
「あのさ。いいこと教えてあげようか」
「なぁに。もうわたし今、最高に落込んでるからちょっとやそっとのことじゃあ喜ばないからね」
「うん。あのね」
僕はそこで彼女の耳に口を寄せた。内緒話するみたいに、小さな耳に囁いてあげる。
「今の、嘘」
ニコっ、と至近距離で笑ったら、彼女はぽかーんとした顔をしてた。あ。その顔もいいね。なんて言ったら絶対に怒るから言わない。けど覚えておくことにする。また見たいから。
「う…………、うそ?」
「そう。今日は何日?」
「……あーーーーーっっっ!!!」
大きい声を上げて、彼女はつかんでいた僕の手を振りほどこうと必死になった。けど、放してなんかやるもんか。さっきあんなに「放しちゃだめ」っていう顔をしてつかんできたのはどこのどなたでしたっけ?
手をつかまれたまま、立ち上がる彼女。顔を真っ赤にして。怒ってるのか、恥ずかしいのか、両方かな。
この反応がかわいくてかわいくて、好きな子ほどいじめたい小学生じゃないけれど、その気持ち、今になってすごくよく分かる。
「どこから嘘、どこから嘘なの?」
「どこからって? 全部」
「ぜんぶっ!? 一流大学七不思議、から?」
「うん。そんなのない。……イヤ、あるかもしれないけど僕は知らない。ていうか興味ないし」
「全部嘘なのっ!?」
「だから、全部嘘だって」
この反応。本当に癖になりそうだ。
この握っている手を放したらひっぱたかれそうだから、絶対に放してやらない。本当にかわいいんだから。
「ばかぁっ!! そういう話して面白がる人なんて、嫌いだからっ!」
あぁ。泣きそうになっちゃった。けど、やりすぎた、って気がしないのはなんでだろう。実は僕ってSっ気あったりするのかな。
……まあ、お詫びにあとで「もういい」って言うくらいかわいがってあげるから、覚悟しておいてね。
「う…………、うそ?」
「そう。今日は何日?」
「……あーーーーーっっっ!!!」
大きい声を上げて、彼女はつかんでいた僕の手を振りほどこうと必死になった。けど、放してなんかやるもんか。さっきあんなに「放しちゃだめ」っていう顔をしてつかんできたのはどこのどなたでしたっけ?
手をつかまれたまま、立ち上がる彼女。顔を真っ赤にして。怒ってるのか、恥ずかしいのか、両方かな。
この反応がかわいくてかわいくて、好きな子ほどいじめたい小学生じゃないけれど、その気持ち、今になってすごくよく分かる。
「どこから嘘、どこから嘘なの?」
「どこからって? 全部」
「ぜんぶっ!? 一流大学七不思議、から?」
「うん。そんなのない。……イヤ、あるかもしれないけど僕は知らない。ていうか興味ないし」
「全部嘘なのっ!?」
「だから、全部嘘だって」
この反応。本当に癖になりそうだ。
この握っている手を放したらひっぱたかれそうだから、絶対に放してやらない。本当にかわいいんだから。
「ばかぁっ!! そういう話して面白がる人なんて、嫌いだからっ!」
あぁ。泣きそうになっちゃった。けど、やりすぎた、って気がしないのはなんでだろう。実は僕ってSっ気あったりするのかな。
……まあ、お詫びにあとで「もういい」って言うくらいかわいがってあげるから、覚悟しておいてね。
かわいいかわいい。
赤城はこういう他愛も無いけどシャレにならない冗談ばかり言ってればいいです。そしてそのたび雪ちゃんに怒られてなさい。
わたしもたまにこう、冗談で嘘をついたりするんだけど、たいてい冗談と取られずにまともに信じられてしまいます。「ゆうきはいつも冗談言う人じゃないから本気だと思った」とかなんとか。そんなにマジメな人間じゃないんですけどねぇ。
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