あと一カ月

ああああああ、ドキドキします。
DSのペンホルダー新しく買い帰るべきかしら。
休む時の食糧とか計画しておくべきですか。給料日とか挟むけど銀行はいつ行くの？（家から一歩も出ない気）

まずは職場のひとたちに連休について報告しておかなければ（笑）

あとはバンビの名前候補をちょこちょこ考えてます。
琉夏たちがちゃんと読んでくれればバンザイなんですけどねー。

そんなことをしながらも、お久しぶりの妄想女子。

（大好きです。）
三回目。



今日の日直の仕事は、あとはゴミ捨てと、日誌書きと、それからさっき先生に頼まれたあのポスターを教室に貼ってお

くこと。
うーんと。まずはゴミ捨てから行こうかな。
……わぁぁ、ゴミ、重ぉい！！！　だれ？　ジャンプとか捨てたの！　もう。ちゃんと持って帰ってよね。
でも、さぼったりしたら仕事をテキトーにやる子、って思われちゃうし。相川くんはさっき先生のところに日誌取りに

行ったまま帰ってこないし。
……んしょ。本当に重いなぁ。

あ。相川くん。日誌持って戻ってきたんだ。……あれ？

「ゴミ捨て？」
「あ、うん」
「重そうだね」
「うん。あ、あのね、誰かがジャンプとか捨ててね。ちゃんとお家に持って帰ってほしいよね」
「俺が行って来る」
「えっ」

いいよ、って言おうとしたのに、その前にがっ、とゴミ箱をつかまれた。
手、手が触れるっ！！　って、慌ててわたしは手を離したので、ガタン、と大きな音がしてゴミ箱が床にぶつかった。
だって、こんな状態で手、……手なんか、触ったら絶対挙動不審になっちゃうもん。変な子って思われるもん！！

「じゃあこれ」

相川くんはわたしの手に日誌を押しつけて、ゴミ箱を軽々と持ちあげた。

「あ、相川くん、優しんだね」
「俺？　べ、べつに」
「ありがとう」

相川くんはふい、と後ろを向いて行ってしまった。
……優しいなぁ。他の男子だったら、絶対自分からゴミ捨てなんか行ってくれないもん。
それに、あの重たいゴミ箱を軽々と持って。普段歩いてるのと全然変わらない様子で歩いて行っちゃった。
すごいなぁ。男の子ってすごい。相川くんって、すごい。

やっぱり一緒に日直やってよかった。勇気を出してみて良かった。
いつもこっそり見てるだけの時よりも、相川くんのこといろいろ分かっちゃったもん。
話す時の声とか、わたしのこと見る時の目線とか。相川くんのこと見るときに、どれくらい見上げなきゃいけないのか

とか。

よぅし。
相川くんに役に立つ子って思われたい。
ゴミ捨ても満足にできないなんて、ダメダメだもん。なんにもできない子って思われちゃう。
助けてもらってばっかりじゃ駄目だよね。
相川くんが帰ってくる前にポスター貼りだけでもやっちゃわなきゃ！

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かわいさが足りないとおもう。もっと頑張る。
もうすぐ一緒に下校です。