これはなんですか？

それは妄想の産物です。

えぇと、ブログ更新ばかりになってしまっていますがはくしゅぱちぱちありがとうございます！
平くんSSやら他の子のSSやら、もちろん赤城の長編だって書きたいと思っている。

今のところ、来月に迫った志波誕に本格的に取りかかる毎日です。



さて、続きは本当にどうでもいい妄想SS。
擬　人　化　（ぽめら）　です。　管理人の勝手極まりない設定モリモリですので、読んだ後に苦情とか言わないでね……おねがい。

（ざくとは違うのだよ、ざくとは！）
※管理人はガンダムについての知識は皆無です。





「ごしゅじん……、これ、なに？」
「さぁ。僕にもよくわからない」

ぽめらとその主人である青年の前には、赤、青、緑色の三着の洋服が広げられていた。
どれも、ぽめらに合いそうな大きさの、しかしぽめらとは全くイメージの違う……つまりは男児向けの服のように見えた。

「いや、今日ね、帰りがけに上司にもらったんだよ。『ぽめらに似合うかどうか、試してみてくれ』ってさ」
「ぽめらの服？」
「……だと思うけど。　でもこれ」

先ほどよくわからないと言ったが、彼は知識としては知っていた。これはコスプレという奴だ。しかも、「しゃあ」「らんば・らる」、「じおん軍」だ。ある世代にコアな人気を誇るという国民的アニメの人気キャラ（？）なのだ。

「新しいお洋服？」
「そう……だけど」

ぽめらは床にしゃがみ込んで、「しゃあせんよう」の真っ赤な「もびるすーつ」をつまみあげた。
……なぜだか三倍の速度で動けそうな気がする。気のせいだが。

「……きる？」
「……っ、いや、いやいやいや！！」

おそらくコスプレというものの意味も分かっていないのだろう。この服たちが「普通の洋服」ではないこともぽめらは理解していないに違いない。なぜか着る気満々になっているぽめらを見て、彼はブンブンと慌てて首を振った。

「こっ、これは明日上司に返してくるから！　ぽめらはこんなの着る子じゃありませんって言って。ね」
「……？」

三着の服を元通り紙袋に詰め込んで、彼はなぜか必死でそんな風に弁解した。

（それに、どうせコスプレさせるんだったらこんなゴツい「もびるすーつ」じゃなくてもっと可愛いのがたくさんあるだろうに。メイドさんとかばにーちゃんとかもっとぽめらに似合うのが………………って、なにを考えてるんだ僕は！！）


その晩、なにも知らないぽめらと一緒に眠ることが彼にとっては拷問にも等しかったという。
こんなふうに必死になったって、ぽめらはすぐにこんなこと忘れてしまうのに。

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ぽめらたんが「がんだむ」のコスプレをすると聞いて、もっと可愛い格好が他にもあるだろうがよぉォォ！！！！　と思ったのはナイショである。
そしてぽめらたんの愛用者メインはやはりガンダム世代な３０から５０代男性なのだそうだ。
そう考えればあながちそうそうおかしな戦略ではないと思うのだ。