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恋煩い日記

2012年は毎日何かを書こう、という目標のもといろいろな創作をするブログになりました。

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ついったーまとめ

ストレスがたまったり、疲れたりするとものすごく食べるようになるというこの性癖をどうにかしたい。
今日も帰りにまるごとバナナやら菓子パンやらロールケーキやら、とにかく甘いものばっかり買って帰ってきてしまいました。
そしてまるごとバナナを一気食いしたし……。

あとで後悔するのに、食べちゃうんだよねぇ。しょうがないよねぇ。
あ、ストレスていっても大したことないです、単なる仕事ですからいつものことです。

それと、昨日更新しました。
赤城長編。スッチャー後の赤城の話とデイジーの話と、二つです。
まあ自己満足ですが、二つ一緒にUPしたかったんだ。それができて良かったです。
GS3発売までに完結したい、と思っていたんですがどうも無理っぽい。
でも、続きはもう決まっているのでちゃんと書きあげますよ!

それから今日の続きはついったーに書いている140文字妄想劇場のまとめです。
しばらくまとめなかったらすごい量になってる。
いよいよ向こうはGSと全然関係ない感じになってきてますが、
まとめるところがここしかないので興味ない方はスルーしてくださいね。
ついったアカウントはhttp://twitter.com/akagixdaisyです。フォローリムjご自由にどうぞ。
基本的に朝晩妄想じみたことを呟いております。

今回は 赤城・佐伯・志波/妄想男子/妄想女子/年の差カップル/お子様 な感じのジャンルです。





(ついったーまとめ)


◆ 雨の日に赤城のことを思い出してみた
わあ、ユキ優しいんだ、よろしくねー、だって。女の子の反応っていったら普通そうだよな、こんなに陽気のいい日ですら男に買い出しに行かせるのになんのた めらいもないんだから。それなのにあんな雨の日にあの子…。あんな子を他に知らない。だからかな、こんなにもあの子のことばかりを思い出すのは。

◆ 意地悪な赤城を想像してみた
あ…アイス屋さん… 思わず見つめてしまった私に呆れたような笑い声。「アイス食べたいんだろ?」「べ、別に!」「ふぅん、そう?」赤城くんは私の手を離して屋台へ向かう。 「一つ下さい」くるくる巻いたソフトを手に戻ってくるとまた楽しそうに笑って一言。「君はいらないんだろ?これは僕の分だよ」

◆ 臨海公園でデート中の赤主
「アレがはね学だね」こうして見ると海に近い。「ね、はば学はどこ?」聞くと、赤城くんはぐるんと私を回転させた。「向こうの、坂の上」…。「思ってたよ り遠かったんだねえ」私が言うと赤城くんは軽く笑い飛ばしてしまう。「遠かろうが近かろうが、今こうして一緒にいられるんだからいいじゃないか」

◆ ドライブデート赤主
「混んでるね、帰りが遅くなりそうだ」前の車のブレーキランプばかり見てるのも飽き飽きだ。返事がない助手席をみると君は緩く目を閉じて夢の中。「…ま、 いいけど」手を伸ばしてほっぺたをつつくと、驚いたように目を開けた。「ね、寝てないよ?」「嘘つけ」僕にくらい素直になってくれてもいいのに。

◆ 親友佐伯
「カップルばっかりなんて、当り前じゃないか。どんな場所だと思ってたんだ」いきなり怒られた。だって佐伯くん海が好きだからここなら来てくれるかと 思っ…って!もしかして、私たちもカップル同士に見えちゃったりする!?「そんなの困る!」思わず言ったら、佐伯くんがぎょっとした顔して私を見た。

◆ 実は志波主
いいお天気、日差しがとってもまぶしい。目を細めて空を見上げていると、ふいと日差しが遮られて少しだけ暑さがやわらぐ。太陽を遮るように大きな手が頭の 上にかざされているのを見上げると「俺だって、日よけくらいにはなる」そう言って少し照れたように向こうを向いて。「日傘の代わりだ」って。


ときメモ妄想もそこそこしてました。
赤城は基本オトナ赤城ですね、こまったことにw




ココからは妄想男子。
カップルになってたりなってなかったり、ごたまぜ。


◆ 出会い
「お花咲いたねえ〜」学校の花壇は今が一番の見ごろ。んー、やっぱり忘れちゃったかな。「賢次郎くんのお花も咲いたよ」「へっ?俺の?」もうずいぶん前の ことだもんね。種蒔き手伝ってくれたことなんか覚えてないか。いつもの気まぐれだったんだよね、分かってたけど。私、すごく嬉しかったんだよ?

◆ 出会い2
「なにしてんの?」突然の声に顔を上げると、Tシャツにハーフパンツ姿の背の高い男の子が立っていた。運動部の人かな?ここはよくランニングのコースにな るから。「あの…種をまいてるの」「なんで?」「なんでって…部、部活だから」彼は半袖でぐいっとおでこの汗を拭うと、にゅっと近寄って来た。

◆ 出会い3
「こうして浅く穴を掘ってね…」「おお!なにこの土!やらけー!」「優しく上から土をかけてね」言われた通りにおっかなびっくり種蒔きを終えた彼は立ち上 がると真っ黒になった手をTシャツの裾で無造作に拭いた。「これ、いつ咲くの?」「春の終わり頃だよ」ふーん。と背の高い彼は薄くつぶやく。

◆ 出会い4
「ケンジロ!!サボるな!お前だけあと10周追加な!!」大きな声が聞こえて、彼は飛び上がる。「ええーっ!?それはカンベンっす、センパイ!」「遅刻の 上にサボる奴にかける温情はない!!」ひえぇ、と彼は走っていってしまった。少し向こうのほうでこっちを振り返り、にぃ、と笑う。「またねぇ!」


賢次郎くんはバレー部、彼女の真由里ちゃんは園芸部所属です。
二人の出会いは真由里の花壇に賢次郎が通りかかったのがきっかけなんです。



ココからはこのブログに書いていた真由里ちゃんの話「大好きです。」の元ネタ。
というかメモ。


◆ 妄想女子1
わっ…今日は恋愛運、最高だって!そういえばこないだ読んだ雑誌にもそう書いてあったし。片思いの相手には思いきって行動してみよう!…って言われても。 そんな簡単にできたら苦労しないよお。あ、そーだ、今日って相川くん日直だったよね…一緒にやるのってたしか…、メール!メールしなきゃ!!

◆2
日直、代わってもらっちゃった…!どうしよう、今日一日がんばらなきゃ。…って、どうしてこの電車に乗ってくるの!?いつもあと2本は遅いのだよね?朝練 にしては遅すぎるし…っ!きゃーっ、なんでこっちにくるの−?どうしたらいいの、おはよう、とかって言ってもいいの?なんか、変な子じゃない?

◆3
「相川くん!今日、日直だよね、私一緒なんだ」…言った−−!一言言うだけでこんなに緊張するなんて…あれ?びっくりしたみたいな顔。私と一緒なんてイヤ だったかなぁ。「ああ、わかった」って言ったきり向こうに行っちゃった…せっかく、お話できると思ったのにな。やっぱり、イヤだったのかなあ。

◆4
日直って「二人ともちょっと来い」なんて先生にセットで呼ばれて嬉しいな。「面倒だよな。これ、準備も片付けも俺達だろ?」相川くんは文句言ってるけど。 でも、横目で見ちゃう。…男の子の体ってなんでこんなにカッコイイんだろ…って!まずいよ!こんなこと考えてるなんて知られないようにしなきゃ!

◆5
ゴミ捨て重いからどうしようって思ってたら相川くんが代わりに行ってくれたよ。優しいなあ。じゃあその間に先生に頼まれたポスター張りやっちゃおう…ん しょ。机に乗らなきゃ手が届かないなあ…、相川くんみたいに背が高かったらなぁ。私も少しは相川くんの役に立ちたいな。役に立つ子って思われたい。

◆6
怒られちゃった…落ちて怪我したらどうすんだ、だって。私のこと心配してくれるなんてやっぱり優しいな。今日が終わったらまたお話できなくなっちゃう…、 どうしよう、趣味とか血液型とかお家はどこかとか兄弟いるかとか携帯の機種とか知りたいよ、…でも急にそんな話したら変な子?変な子だよね!?



ココからはカップル成立後。


◆ 手をつなぐ。 真由里視点
うわん、ちょ、ちょっと待ってほしい…人がいっぱいで歩きにく…っ!!「こっち。俺の近くにいなよ」ひゃあぁ、手!初めて繋いじゃったよ!「人多いから、 見失わないようにさ」だって。おっきい手…あったかいし…あれ?でもちょっとだけ汗かいてる…?賢次郎くんも緊張してるのかな、ふふ、嬉しいな!

◆ 手をつなぐ。ケンジロ視点
ちょっと強引だったかな…イヤじゃねーかな、あああ、ドキドキすんなー!なにするにしてもこんなんだったら心臓もたねえよ、マジで。…でもこの距離感はい いな。ちょっと視線動かすだけで目に入るのって。手はちっちぇし、やらけぇしあったけーし。ふおお、まゆちゃん今日もかわいいなー、チクショウ!

◆ 初メール
あっ、メールだ、相川くんから!「アドレス教えてくれてありがとう、俺あんまりメール得意じゃないけど相楽さんからメール来たら絶対返すから!また明日 ね」…少し意外かな?絵文字もないし顔文字もないしそもそも改行もない短い文面。だけどえへへ、嬉しい。また一つ相川くんのこと分かっちゃった!

◆ 矢代を心配する
あー、雪原ちゃん、行ってくれたかな。矢代、怒鳴らないで上手くコクれてるかな。今朝から二人ともものすっげー挙動不審だったもんな−。俺、雪原ちゃんが 矢代のことどう思ってんのかはしらねえけど、やっぱうまく行ったらいいなあと思うよ。…あ、いや、矢代のカエルの呪いとかは抜きにしても、な!

↑の話は、矢代くんというクラスメイトが好きな女の子に告白できないで悩んでいるところに「ラブレターをかけ!」と焚きつけた張本人として、少しは心配しているのだ、という言い訳です。
ノーテンキに何も考えてないわけじゃないですよ、といいたかっただけ(笑)


◆ バラ園でデート
「見て。満開だよ!綺麗だね!」満開のバラの中、ニコニコ笑ってるまゆちゃん。ハッキリ言って俺はバラのことなんか、これぽっちもわかんねえし興味もない けどまゆちゃんが喜んでくれるなら来て良かった。そんでバラのことも好きになれそうだとすら思う。まゆちゃんよりは好きになんねえけどな!

◆ デート2
俺はちょっとつまんないけどアレもコレもといろんな木や花を写真に撮りまくってるまゆちゃんが楽しそうだからまあいいや。「賢次郎くん知ってるの、あ る?」急に振られて少し戸惑って、足元を指差す。「ふふふ、可愛いね!」まゆちゃんは嬉しそうにそれにもカメラを向けた。真っ白な、タンポポの綿毛。

◆ ドサクサ
「危ないよ?」「大丈夫だよ、私、そんなにトロくないよ?」縁石の上を歩くくらいで、相川くんってちょっと過保護?「」そうじゃなくて…」「!」「こうな るよってこと」言って、相川くんは耳まで真っ赤にして笑った。「あ、ごめん!俺またやっちった!!」わああ、と頭を抱えるのも含めて、全部好き。

◆ お弁当
「お弁当作ってきたの。相川くんいつも早弁してるから……」「マジで!!すげー嬉しい!!!ありがとう!!」「ちょ、ちょっと、声、大きいよ!」「あ!ヤ ベーゴメン!でも嬉しくってさー!」こ、こんなに喜んでもらえるとは思わなかった。、どうしよう期待外れだったら…自信なくなってきちゃった

◆ お弁当2
授業終了のチャイムとともに席を立った。「まゆちゃん!中庭行こう!」突然のことに困惑気味の彼女の手をとって急ぐ。途中自販機でジュースとお茶を買うの を忘れない。中庭のベンチに着いて、まゆちゃんはかわいい緑色のハンカチで包んだ大きめの弁当箱を差し出してくれた。「これ、よかったらどうぞ」

◆ ドラッグストア
うおっ、こういうとこ来たの、初めてだ。へえー、ケショーヒンってこんな細々してんのか。いろんな色があってキレーだな。で、なに買うの?…マスカラ?っ て何?…ふーん。今も付けてるの?へえ…。他にもあるの?大変だな−、女の子って。なあなあ、今度付けてるとこ、見せて!見てみたい!いいだろ?

◆ ドラッグストア2
「マスカラ?今も付けてるの?」……相川くん相川くん!近いちかい〜〜!!思わずぎゅって目を閉じちゃった。そうしたら「目ぇつぶったら分かんねえよ、 こっち見て?」だって。そんな…何言ってるのか、分かってるのかなあ…。「へぇ。目んとこ、キラキラしてんだな。可愛いね」…相川くんってば…。

◆ ケーキを食べる
「ふおお、感動!!すげえ!俺、こういうの生まれてはじめて!!」ホットケーキミックスで作った簡単なものなのに。あ−あ、お菓子作りが得意な女の子だっ たら良かった。「まゆちゃん、二人で食べようね。はい、あーんして」フォークにさしたケーキを口に入れられた。「すごく美味いよ。ありがとうね」




ココからは、「少年アイカ」さま宅の矢代航太くんと雪原真優ちゃんとからんだりしてます。
私が勝手に四人でダブルデートに行く流れを捏造した。
この四人はクラスメイトで付き合い始めたのが大体同じくらい(ケンジロ達のほうがちょっと早い)ので、なんかと仲良し。


◆Wデート1
「やーしーろーくん!」後ろから声をかけたら睨まれた。うっ、こえぇが怯んでいられない。「そんなあなたにプレゼントです!」有無を言わせず矢代の手に押 し付ける。俺ができないことを矢代ができてるわけがない、俺は確信していた。矢代は手に握ったそいつを凝視している。遊園地の、ペア招待券を。

◆2
「でっ、でででででで、でーとって、おまっ!そういうことをデカイ声で言うな!恥を知れ恥を!」うははは、矢代っておもしれー。いつもスカーした顔してむ ずかしーことしか言わないくせに。こりゃ雪原ちゃんのことデートなんか誘ったことないはず。うまくいきそうだ。俺は心の中でほくそえんだ。

◆3
デートっつったら遊園地だろうJK。矢代は頭いいくせにカンジンなトコ抜けてるよな。つかアイツちゃんと雪原ちゃんのこと誘えるんだろうな…?まいっか。 俺はまゆちゃんを誘うだけだ。いつ言おっかな…キンチョーすんな、なんたって初デートだもんな。まゆちゃん、来てくれるよな?喜んでくれるよな?

◆4
「俺達ってさ、学校でしか会ったことないじゃん?まゆちゃんて休みの日、なにしてんの?」アホはアホなりにいろいろ考えるんだよ、スムーズなデートの誘い 方ってもんをさ。そりゃ、普通に「デート行こうぜ」って言えれば何の問題もないけど、彼女いない歴=年齢だった俺にそんな甲斐性あるわけねーよ。

◆5
「そんでさ、まゆちゃん遊園地なんて好き?もし良かったら一緒にいかね?」…あらー?もちっと遠回しなかんじで、スマートなかんじでカッチョ良く誘おうと 思ったんだけどなー?思いっきりダイレクトじゃね?直球ストレートだったよな?あれー?あんなに綿密にシュミレートしたあれは一体何だったんだ?

◆6
うえへへへ、やった。まゆちゃん遊園地来てくれるって。矢代たちと一緒だけど初デートだぜー。あー、ニヤける。まあ俺はいっつもヘラヘラしてっけど。よー し今日の部活は張り切っちゃうぜ!!見てろ−!!んで、後は矢代がうまくいくかどうかだな。ま、最近雪原ちゃんよく笑ってるし、平気だろうけど。

◆7
いやー、なんか。話には聞いてたけど新鮮だわー。見た?あの顔。いつも俺にまゆまゆ言うなアホバカカエルになれ呪い殺す、とか言ってる奴がさー、メロンメ ロンじゃん。アレが「毒気を抜かれた顔」っていうの?こないだまゆちゃんに言われて意味わかんなかったけど、今賢くなったよ、俺!

↑ 矢代くんが彼女を遊園地に誘うのを成功したのをニヤニヤしながら見ている、というシチュです。

◆8
「おはよー。お、二人一緒に来たんだな!なに、まさか矢代くんお迎えに行ったりしちゃった?」待ち合わせの遊園地に二人揃って現れるからさあ。ちょっとか らかったっつーか、冗談のつもりで言ったんだけど。「…おぉ?何その顔。もしかして図星?ってイタイイタイイタイ!矢代くん意外と力強いのな!」

◆9
別に恥ずかしがって怒ることじゃねーのに。俺だって迎えに行ったもんね、まゆちゃんち。そう言うと、「相川くんとは恥ずかしいって思うポイントが違うんだ よ」って言われた。なんだそりゃ。とにかく今日はせっかくのデートだし、矢代からかうのはいい加減にしてまゆちゃんといっぱいあそぼーっと!!

◆10
「どうして矢代くんたちを誘ったの?」って聞かれたから「チケット4枚貰ったし、それにこうでもしないとあいつ、デートなんか誘わなさそうじゃん」って答 えた。本当は矢代のためじゃなくて、矢代も誘うんだから俺も、って気合いを入れるためっつーか。でもこれはハズいからまゆちゃんには内緒。

◆11
あれ…なんかさ、矢代たちと4人でいるときは、まゆちゃんは雪原ちゃんと並んでるときもあるし意識しないのに。乗り物乗るときだけなんで当然のように俺の 隣に来てくれんの?や、彼女だし当然なんだけど!でも遊園地の乗り物ってなんで当然のように二人乗りなの!?照れるし!あああ、おちつかねえ!!

◆12
「あぁ、なんかドキドキするー」ジェットコースターの出発前。きっと俺の方がドキドキしてる。隣でニコニコしてるまゆちゃんが可愛すぎて。こんな前回の笑 顔、あんまり見たことねえもん。「わたし、キャーとか言ってうるさかったらごめんね」いいよいいよ、まゆちゃんの声がうるさいなんてありえない。

◆13
じゃんけんで負けた奴がアイス買ってくることになって。「ごめんね俺とで」「う、ううん」雪原ちゃんが首を振るとサラサラと髪が揺れた。それから戻る途中 で雪原ちゃんがぽつんと言った。「いま矢代くん、なにしてるかなあ」…くっはぁー!!ホンのちょっと離れてるだけなのに!矢代の幸せモノめ!!!


遊園地はまだまだいろんなシーンがあるので続きます。たぶん。


次は突然思い浮かんだ年の差カップルの話。
男が30才、しがないリーマン。女子は中学三年生(もうすぐ高校生)という大変な年の差。
そしてまだカップルにはなっていない。


◆年の差1
初めて見る朝の駅のラッシュにあたふたして動けなくなっていたときに、その人は現れた。ふわり、とその周りの空気だけ軽くなったような気さえした。「大丈 夫?どこへ行くの?」そうしてその人は私が行きたかった方向へ人の流れに乗って連れていってくれた。「俺もこっち来たばかりの頃は苦労したから」

◆2
それ以来その人とは駅で毎日のように会った。私に気がつくとふわりと笑って手を振ってくれるのが嬉しかった。いつもスーツを着てて、眼鏡をかけてて、重た そうなカバンを提げて。時々、ホントにたまーには改札口まで一緒に歩けたりして、そんな日は一日中ぽわぽわした気持ちになった。

◆3
あの時よろけた彼女を支えた手の感触がまだ残ってる。細くって軽くて小さくて…。この前女の子を抱いたのなんか、忘れるくらい昔の話だ。しかしな、女の 子ったってあの子は中学生…だろうな。いくらなんでもそういう対象にはなり得ないししちゃマズイだろう。向こうだってこんなオッサンは嫌だろうし。

◆4
何年たっても通勤ラッシュにだけは慣れねぇ。オヤジの加齢臭に囲まれて一時間なんてロクでもねえ。と、思ってたんだが正直今の状況よりはオヤジのほうがナ ンボかマシだってことを俺は初めて知った。オンナノコに近くに来られると死ぬほど困る!近寄んなコラ!昨今冤罪とかいろいろコエーんだからな!

◆5
毎日毎日残業。よく働くよな我ながら。腹が減った夕飯はなにを食おうとか考えながら乗換駅を通過しようとしたときだ。「あれ?」あの子だ。こんなところに いる時間じゃないだろう。しかも制服のままでなにをしてるんだ。じっと見てしまったら、目が合った。あの子が朝会う時と同じようにふわんと笑う。

◆6
まったく。こんな時間までなにしてるんだ、なんて説教クサイことを俺が言うようになるだなんて。口うるさくて嫌っていた親や教師みたいじゃないか。しかも それに対して「あなたを待っていたんです」と返ってくるとは。一回りも年の違うオンナノコなんてまるで宇宙人だな、思考が読めなさすぎる。

◆7
…で。これはまずいんではないだろうか。しがない独り身の俺の部屋に制服姿の女子がいる。ちょこりんと座布団の上に座っている。親に連絡…いや、警察?ん なことしたら俺が捕まるんじゃなかろうか!動揺しまくっている俺をよそに宇宙人な彼女はカフェオレを飲んでニコッと笑うのだ。「おいしいです」



最後は別館「CP」がらみの。

◆ お子様悩み相談
「どうしたら僕が本気だって分かってもらえるんだろう?」「それマジで言ってる?そんなの他の子とデートしたりお茶したりニヤニヤ話し掛けたりそういうの 全部やめればいいだけだろ」「それは無理だよ。僕は彼女にも僕だけを見ろなんて恐ろしいことは言わない」「…?」「言わないじゃなくて言えない」

◆ 悩み相談2
なーにが、あいつのために俺は戦う、だ。こんな雑誌、害虫を叩き潰すのくらいにしか役に立ちそうにない。床にそいつを放り投げてため息をひとつ。勉強ばか りするのも退屈だとおもってアイツに借りたんだけど、余計いらついた。素直に帰りに誘ってきた子と遊びに行くか勉強するかしておけばよかった。




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