ときメモだって言ってるのに

一つ下の記事、タイトルも勢いに任せて書いたので、内容で書いている私がハマったロボットアニメはタイトルのセリフが出てくるアニメじゃありません。

なんか自分で読んでいても誤解しそうだなぁ、と思ったので。

で、ときメモの作業をすると言っていたのに全然違うことを一所懸命調べてしまった。
そしてこんな想像をしてしまった。


どうも私は擬人化が好きなようです。
というわけで今回も擬人化。

最近商業でコミックス化された某上官たちは関係ありません。影響はないはず、と思いたいけれどどこかでそれっぽくなってしまっているかも？
知識のないにわかがにわか知識で書いていますので細かいツッコミはなしでお願いします。ごめんなさい。



続き。鉄。擬人化ですよ！

「つばさちゃん、そんなに急がなくてもダイヤに遅れはないよ」
「でも、早くお兄ちゃんのところに行きたいんだ！」
「つばさちゃんは本当にやまびこが好きなんだねえ」
「うん。お兄ちゃんはすごくかっこいいんだよ」

つばさは銀色の車体にオレンジ色の夕日を受けて、南へ南へと走る。
黄金色に輝く稲穂がつばさの両側、広大な田園風景となって広がっていた。


つばさは山形が好きだった。米が、りんごがさくらんぼがぶどうが、梨が、他にもたくさんのおいしいフルーツがたくさんある山形が。沿線のいたるところで温泉が湧き出し、どこまで行っても見渡せば山並みが途切れることのない、人々がのんびりと暮しているこの土地が好きだ。
だから本当は東京はあまり好きではない。ビルばかりで山のない町、頻繁にすれ違う在来の味気のないアルミ車体と過密ダイヤ。
一人だったら絶対にこの仕事を続けることはできなかっただろう。つばさが仕事を続けていられるのは、福島で待っている兄がいるからだった。



「つばさちゃん、またお兄ちゃんのところに行くの？」
「うん。福島まで一人で行くんだよ」
「そう、もうすぐ日もくれるから、気をつけな。弁当、ちゃんと食べるんだよ」
「うん、ありがとう」
「やまびこさんによろしくなー」


つばさは米沢で大量の名物の弁当を積み込んで、暗くなっていく山間部へと走っていく。
東京では見ることのない真っ暗な線路を自分のライトでまっすぐに照らして、山間の道をやまびこが待つ福島へと。



「定時到着！　やまびこにいちゃん！」
「つばさ。今日も遅れずに来て、えらいな。じゃあ、東京まで行くぞ」
「うん！」

二人は手をつないで福島から出発した。

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連結部分を見て速攻で想像したとかしないとか。いつか福島と盛岡で連結作業の一部始終を見てやる……！　
あと、分離するときは絶対涙のお別れだと思う。

それはそうと在来さんは山形弁で書きたいな……。




☆自分的メモ

・つばさ（1992-）
福島-新庄。山形線内では在来線の特急扱い、在来線と接続各線から可愛がられている。
やまびこ兄ちゃんが大好き。あと、山形が大好き。東京から出るときは兄ちゃんを引っ張っていき、東京に帰る時は兄ちゃんに引っ張ってもらう。
・やまびこ
特急。東京-仙台。かつてはこまちと併結していたが今はこまちははやてにまかせてつばさといっしょ。
実はこまちとつばさの二股をかけていた時期が5年もあったり。
・こまち（1997-）
盛岡-秋田。はやてと仲良し。（むろん秋田小町なので美人）
・はやて（2002-）
東北新幹線としては1982-。前身は（スーパー）やまびこ。なのでやまびこのことを（一方的に）ライバル視している（こまち的な意味で）。いちばん足が速い。あと一番背が高い（遠くまで行くから）