恋煩い日記
2012年は毎日何かを書こう、という目標のもといろいろな創作をするブログになりました。
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気分転換に妄想行ってくるね!
今日はとてもいい天気だったので、家でヒキコモっているのはもったいなく感じてしまい、ちょっとだけ出かけてきました。
夕方になったら天気悪くなってきて騙された気分だったけど。
で、爽やかな天気のもとふらふら歩いたりしていたわけですが、一人で歩いているとガンガン妄想が思い浮かびますね。
んで、こういうのはどうだろうか。
なんかさー、キュンとくるような話が書きたいなーと思うのね。
よそ様の赤主とか読んでてはずかしくなってくるわけよ。
でもこんなんばっかり書いちゃう。楽しいから。
というわけで続きは軽く赤城妄想。
当然のようにオトナ赤城で書いてしまいました。嫌いな方はごめんなさい。
夕方になったら天気悪くなってきて騙された気分だったけど。
で、爽やかな天気のもとふらふら歩いたりしていたわけですが、一人で歩いているとガンガン妄想が思い浮かびますね。
んで、こういうのはどうだろうか。
なんかさー、キュンとくるような話が書きたいなーと思うのね。
よそ様の赤主とか読んでてはずかしくなってくるわけよ。
でもこんなんばっかり書いちゃう。楽しいから。
というわけで続きは軽く赤城妄想。
当然のようにオトナ赤城で書いてしまいました。嫌いな方はごめんなさい。
初夏と間違えるくらいのいい天気。
今日は、半袖で歩いていてもおかしくないくらいだ。
わたしは赤城くんに誘われて臨海公園に来ていた。
海風と、時々聞こえる波の音、カモメらしき鳥が飛んでいる空が気持ちいい。
煉瓦道を散歩しようよ。
そう言われて、素直にうなずいた。赤城くんは当然のようにわたしの手をとって、日陰になっている道を選んで歩きだした。
「あんまり日に当たると日焼けしちゃうだろ。女の子に日焼けは大敵だからな」
「や、優しいね、赤城くん」
「まぁね。……日焼けして、シミになったら困るだろ?」
「しっ……、酷い!! ちゃんと日焼け止めしてるもん!!」
「あははは! ならそんなに怒ることないだろ。それに、こうやって日陰を歩いているし」
「もう、もう。赤城くんの意地悪」
「はいはい。そんな意地悪な僕が大好きな雪ちゃんは怒ったところも可愛いね」
なっ……!!!!!!
なにを言っているんだろうこの人は!
振り払おうとした手を、今まで以上に強く掴まれて、その上ぐいっと引き寄せられる。
赤城くんに近づくと、特徴的なタバコとごく薄い香水の香りがふわりと鼻をくすぐった。
「いつもの冗談だろ。そんなに怒らない怒らない」
「……もう。言っていい冗談と悪い冗談があるよ」
「はいはい」
全く反省していないような口調で赤城くんは言って、腕の力を少し弱めてくれた。
その隙に少しだけ離れる。……一緒に歩くには、あまりにも近すぎたもの。
「赤城くんのせいで、余計に暑くなっちゃったじゃない。もう」
「もうもう言ってると牛になるぜ」
「あのね!」
赤城くんのワケのわからないペースに巻き込まれそうになっていたその時、
道のわきに止まっている屋台が目に入った。
(あ。ソフトクリーム屋さんだ)
このお天気。外で食べるにはちょうどいい。
数人のお客さんが屋台を取り囲んでいた。
思わずそれを見つめてしまった私の視線に気がついたのか、呆れたような笑い声。
「おや。ソフトクリーム。食べたいんだろ」
「べ、別に」
「ふぅん。そう?」
あぁん、もう。
なんでわたしって可愛くないんだろう。
思わず否定してしまってから後悔するのだけれど、もう遅い。
赤城くんはそんなわたしを楽しそうな顔で見つめると、つないでいた手をふい、と離した。
「ちょっと待っててね」
そう言い残して、屋台へと向かう。
「ひとつ下さい」
あれ? もしかして、わたしに買ってくれるのかな。
意地悪言ったり、からかったりバカにしたようなことばっかり言って来るけれど、なんだかんだ言って、赤城くんって優しいもんね。
……そうじゃなかったら、とっくに赤城くんになんか愛想尽かしてると思うもん。
えへ。嬉しいなあ。かわいくないこと言っちゃったのに、赤城くんはちゃんとわたしの欲しいもの、分かってくれる。
ほっこりした気持ちになって、バニラのソフトクリームを手にこっちに戻ってくる赤城くんを出迎える。
「お待たせ」
「うん」
……と、思ったんだけど、赤城くんはまた元通りにわたしの手をとると、ソフトクリームをぱくり、と口に入れた。
あれ?
「……ん? なぁに?」
「なんでも?」
わたしのために買ってくれたんじゃないの? だなんて、口が裂けても聞けないもの。
わたしがなんでもないようなふりをすると、途端に赤城くんは本当に楽しそうに笑いだした。
「これ? 自分の分だよ。今日、暑いしねえ。……君は、いらないんだろ?」
あぁぁん、もう!!
また騙されたぁぁ!!!
悔しいから、ひとくちちょうだい、なんて絶対に言ってあげない。
もう、無視する。無視!!!
って決めたのに、そのあと赤城くんは「冗談だって。ちょっとからかってみただけ」
そう言って結局一口しか食べなかったソフトクリームをわたしに無理やり持たせたんだ。
「丸ごと一つ食べれるほど、甘いもの好きじゃないしね」
本当なのか嘘なのか分からないようなことを言って。
もう、優しいのかいじわるなのか、全然分かんない!
雪ちゃん、もうもう言いすぎて本当に牛になりそうな勢いですね。
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