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恋煩い日記

2012年は毎日何かを書こう、という目標のもといろいろな創作をするブログになりました。

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お疲れ様でした!

春/コ/ミ行ってまいりましたー。
いつも出勤する時間にアラームが鳴って、「今日はまだ早い」と二度寝したら当初出かける予定の時間に目がさめたとかどうしようもない状況でした orz
そこから慌てず騒がず録画しておいたシ/ン/ケ/ン/ジ/ャ/ー見てから出かけたのは誰にも内緒ですよ。
……ほら、昼食べれないから朝ご飯食べる間に、ね!
基本チキンな上に普段「交流なにそれおいしいの?」 状態な私ですので、普段日参させていただいているサイト様のスペースでも声をかけることが出来ない、というキョドりっぷりを発揮しました……。
しかもせっかく用意した差し入れを渡し忘れるとか……!! ねえよ!!クソが! とんだ失礼を。もう、反省しきり。
でもとても楽しかったです! 赤主も購入させていただいた! 萌え供給しました!
あとで個別に感想お送りするんだ。うきうき。

んなわけで、またたくさん妄想するぞ! と決意も新たに。


そういえば、昨日ホワイトデーだったんですよね。ぬるっとスルーしてしまっていたので、今日書きますか。
主→赤城のバレンタイン話はたくさん書いた気がするんだけど、ホワイトデー話はもしかして初めてかな?





(大学一年のホワイトデーということにします。二人の初めてのホワイトデー! プレゼントは全部捏造妄想ですよ!)



『ホワイトデー! 彼女に喜ばれるプレゼント ベスト10!』

 むぅ。
 薄っぺらい記事だなあ。こんなのを読んで喜んでいる男なんてもっと薄っぺらいんだろうなあ。
 と、そんな感想しか思いつかない。なんだ、そりゃ。
 あいつも、もうちょっと役に立つもの寄越してくれればいいのに。と友人の顔を思い出す。そういや、あいつも極め付けに薄っぺらいヤツだったっけ。期待するだけ無駄か。

 とにかく、この雑誌は参考になりそうもない。そもそも時計とか、ネックレスだとか香水だとか、なんか物で釣ってるみたいで嫌なんだよな。けれども、物でお返ししないわけには行かないし。

 僕は出かける支度をして部屋を出た。

 きょろきょろしながらショッピングモールを歩いてみる。
 誕生日にはブレスレット。身につけられるものがいいな、と思って。デートのたびに彼女の手首にそれを見つけると嬉しくなる。
 クリスマスには、花を贈った。女の子に花を贈るのは初めてだったけど、花束にするとすぐなくなってしまうからちょっとひねって育てられる鉢植えにしたんだ。小さなものだから、部屋に置くって言ってくれたし、実際彼女の部屋には今もその鉢がおいてある。春になったら花が咲くだろう。

 さて、ホワイトデーはなににしよう。


**


「というわけで、はい、お返し」
「あっ、ありがとう! 開けて見ていい?」
「どうぞ? 気に入ってくれると嬉しいけど」
「……わ! かわいい!」

 ホワイトデー当日。当然のように待ち合わせした僕は、すぐにそれを彼女に手渡した。
 笑顔で受け取り、包みを開いた彼女は、中身を取り出してぎゅっと腕に抱える。その仕草は女の子らしくてかわいい。

「どう?」
「一雪くんがぬいぐるみ買うなんて、意外」
「僕も意外だった」
「ふふふ。恥ずかしくなかった? どこで買ったの?」
「ショッピングモールだよ。恥ずかしくは……ちょっとあったかな。けどほら、こういうときは『僕は彼女にホワイトデーのお返しを買ってるんです』って顔してれば意外と平気なものだよ」
「あはは、なにそれ、どんな顔? ホント、一雪くんって変なの」

 なんにしろ、喜んでくれてよかった。大学生にもなってぬいぐるみだなんて、ちょっと子供っぽいかな、とも思ったんだけど。
 お店での感想は本当。お店に入るまでは少し恥ずかしかったけれど、開き直ってしまえばどうってことないことに気がついたから。

「ねえ、でもなんでハリネズミなの?」
「君に似てると思ったから」
「……? どこが?」
「ほら、普段は小さくてかわいいのに、怒るとすぐ膨れてツンツンするところとかさ」
「もうっ!! 一雪くんったら!!」
「ほーら、また怒った!」

 グーで僕のことをぶつフリをする彼女の手をひょいと避けて、代わりにその手を握った。

「一雪くんが怒らせるんじゃない。……ん、でもありがとう。大事にするね」

 うん。一ヶ月前に僕がもらったあのバレンタインよりはちょっと安っぽい気はするけれど、こうやって一日一日を一緒に過ごしていけることが僕らの何よりに幸せだと信じてるよ。






+++

はいはいはい、幸せそうで何よりです。
赤城のプレゼントはすごくロマンティックなものか、すごく実用的なものか、どっちか二択に違いない、と以前から思っているのですが、いざ想像してみるとロマン(ryのほうしか思い浮かばなかった。
そうなのか、赤城は思ったよりもロマンチストだったんだね。
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