体内時計が一日ずつ遅れている

えー。
かもされすぎた味噌を懲りずにまだ食べているゆうきですこんばんは。いいんだ！賞味期限ってのは「おいしく食べられる期限」なんだ！切れてもおいしくないかもしれないけど食べられなくなるわけじゃない！と言い張ってみる。
……がしかし、そもそも「賞味期限」ってのは未開封のときのおいしく食べられる期限なんだよな。開封しちゃったらお早めにお召し上がりください、なんだよな。
知識はあるくせにまったく実生活に活かされてないぜ！！


さて。ネサフとかしてる場合じゃないのでしばらく真面目になります。ここばかりは鋼の精神力で。がんばる。

でも、昨日天童くんの誕生日だったんだよな！！
また忘れてスルーしちゃってたよ、ごめんね天童くん、最萌え（１では）なのに！

つー訳でお誕生日記念。

「前から聞こうと思ってたんだけど」

　一緒に道を歩きながら、ふと思い出して声をかけた。あいつは俺よりも髄分背が低いから、こうして腕組んだりして歩いてると顔が見えねえ。
　それが嫌で、少し離れて歩こうぜ、と提案したとき、あいつは「絶対嫌！」って言ってますますくっつくようになった。
　歩きにくいんだけよな……まあ、いいけど。

「ん？　なぁに？」

　腕を組むというよりは俺の腕にぶら下がってるような格好で歩いてるあいつ。子供みてぇだな。ホントはお嬢サマで、すっげぇ頭もいいのに。
　あ、けど子供みてぇなところもあるな。初めて放課後デートしたとき、コイツゲーセンで店員に驚かれるほどぬいぐるみ取りまくったんだったっけ。

「オマエさ、なんで俺のこと簡単に信じちゃったワケ？」
「はぇ？　なんのこと？」
「最初に会った頃のことだよ。俺が勉強する、って言ったとき、お前「信じる」ってすぐ言ったじゃねえか」
「そうだっけ？」
「そうだよ。何だよ、忘れたのかよ」

　俺は、すっげぇ覚えてるんだけどな。すっげぇ、嬉しかったから。あのときの俺を信じてくれるヤツなんて、不良仲間しかいなかったから。

「んーん、忘れてないよ。けどだって天童くん、嘘ついたことないでしょ？」
「んー？　そうか？」
「そうだよ。最初に会ったときも、『次はデートしよう』って言ってくれて、ちゃんと次会ったとき誘ってくれたでしょ」
「そんなの……」

　ただの、口実じゃん。
　敵対してるヤツらに追われて、女連れに見せかけてカモフラージュしてまくためだけに声かけたんだぜ？　「次会った時デートしような」なんていっておだてときゃ、女なんておとなしくなるもんだと思ってたからよ。

「だから、天童くんの言ったことは全部本当だから信じれるんだよ」

　あいつが腕にぶら下がったまま、俺のことを見上げてにこっと笑った。
　……うーん。俺もかなりほだされてるよな。なんか分かんねえけど、こんな簡単なことで納得しかけてるし。

「それよりさあ、天童くん今度誕生日でしょ？　何かほしいものある？」
「ある！　オマエ！」
「……それはちょっと……」
「なんだよ～～」






＋＋＋

変な落とし方……。
天童くんはすごく気が早い子ですよ。
EDの「学生結婚とかしような！」は有名ですが（そうか？）実は3回目か４回目くらいに会った時に、お互い一流大学に入ろうね、という話になって、「そうしたら俺たち、大学生カップルだな！」とか言ってます。
かわいいじゃないか！！！ねえ、まだ付き合ってもいないのにもうカップルになる気満々！！かわいい！！！ぎゃぁぁぁ！！