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恋煩い日記

2012年は毎日何かを書こう、という目標のもといろいろな創作をするブログになりました。

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ちょっとした小話

真嶋本命 ハリー親友で、久しぶりの真嶋シナリオをプレイ中。

真嶋をクリアしたのは、最初のやったときだけなので、最初は「コイツ、あとで殴ってやる」と思いながらのプレイだったのですが、
一度クリアして、多少真嶋の本心を知った上での今、
シナリオのいろんな部分で、「こうみえて、真嶋は今何を考えているのか?」
と思いながらプレイしてます。

でも、むずかしい。屈折しすぎ。


ハリーと親友、テルくんがパラ萌えで「好き」状態、天地が友好、
というなんだかモテモテデイジーのおかげで、真嶋に酷いことされてもあまり心が痛まない
のが救い。

夜、公園に置き去りにされても(酷い!)、親友ハリーが慰めてくれるもんね!ふんだ!


さて本題は。
ちょっと妄想してみました。


その真嶋の本心を知った上で、アルカードでのバイトイベント

「僕まで補導されちゃかなわない。じゃあね?」

の直後のお話。


こんなんだったら真嶋に萌えますか??




(便宜上デイジーの名前は「海野あかり」とつけました)



「でも、もう遅いし……」
「そっか。君、制服だしね。僕まで補導されちゃかなわない。じゃ、まあ、気をつけて」

意地が悪く微笑んで、真嶋はきびすを返すと、そのまま振り返らずに公園の出口まで歩いて行ってしまった。
あかりはその真嶋の背中を見ながら、彼には聞こえないように、ハァ、とひとつため息をつく。

(当たり前だけど、送ってはくれないんだね。……会ってくれるのも、構ってくれるのも、嬉しいけど……、
ちょっと、寂しいな)

真嶋に言われたから、真嶋に会うためにアルカードでバイトを始めた。
いつ来るか分からない真嶋を見逃さないように、できる限りのシフトに入れてもらっている。
そのせいか分からないけれど、最近、とても体調は良くない。

(体重も減ったし……勉強も……)

バイトをしない日は仲良しの佐伯に図書館で勉強を教えてもらっているが、
「オマエ、最近遅れ気味だな?あのバイトのせいなんじゃねえの?」
なんて指摘されてしまった。
今度の期末試験で順位を落としたりなんかしたら、都合が悪いことになりそうだ。

(でも、太郎くんに会うにはこれしかないんだもん。がんばらなきゃ)

あかりはふる、と首を振って気持ちを切り替え、すっかり暗くなった夜道を家に向かって歩き出した。



(あぶなかった……)

公園を出て、最初の路地を曲がり、真嶋は立ち止まる。
心臓がドキドキとうるさいくらいに存在を主張している。その胸を押さえて、静まれ、と願う。


どんなことを言えば女の子が喜ぶか、どうすれば本気になるか、ちょっと考えれば真嶋にはすぐに分かった。
そうして、女の子が自分に本気になったところでゲームは終了。

真嶋にとっては簡単すぎるゲーム。
なのに、それをけしかけるのをやめることが出来ないのは、なぜだ?
次から次へと狙いを変えて。満足なんてするわけがないのに。

そして、あの子はどうして、僕の思い通りにならない?

海野あかりは、ただの後輩のはずだった。
たまたま学校で見かけたときに、声をかけただけだ。その他大勢の女の子と同じ。
適当に遊んで、楽しくも面白くもないけど一緒に時間を過ごして。

あの、卒業式の日にゲームは終わるはずだった。
なのに、あかりが去っていかないので、ゲームを終了させることが出来ない。
なんで彼女は、何をされても何を言われても、あんなにまっすぐに、僕を見つめてくる?

次第に、追い込まれていく自分を感じていた。
アルカードに行かなければいい。ただそれだけでいいはずなのに、足はアルカードに向かい、
半ば無理矢理に、彼女を店から連れ出していた。

(こんなに遅くまで……。もし、まだ一緒にいる、って言われてたら、どうしてた?)

「次はどこに行こうか?」そういうと、あかりはためらいがちに「もう遅いから帰らないと」と切り出してきた。
あかりが悪いわけではないのに、なぜか俯いて、ごめんなさい、とポツリともらした。
「あれ?君は僕と一緒にいたいんだろ?」
彼女の気持ちを試すようにそう言ってみると、今度は泣き出しそうな顔をして、目に涙をためて
「でももう遅いし」そういってまた俯いてしまった。

(まだ一緒にいたい、って、そういわれたら、僕はどうしてた?)

規則的に胸を内側から叩いてくる心臓を、どんと一度こぶしで叩く。

(彼女を抱きしめたいと、思った……。僕も一緒にいたい、と言いそうだった)

それは、泣きたくなるくらいの現実で。
今まで彼女にしたことを思えば、そんなことを今更できるはずもなく。また、そうしたところで、
あかりにとって、それが良いことだとはとても思えない。

(もしかして……本気になっているのは、僕のほう?)

目を、見開く。
すっかり暗くなった夜道を、少し俯き加減に歩いていく、制服の後姿。
自分にも分かる。あかりはここ最近、ひどくやせた。やつれた、と言ってもいいくらいに。
彼女をそうまでさせている原因が、彼女のことを好きだとは到底おもえない。

真嶋は、左腕の腕時計をちらりと見た。
アルカードのバイトが終わってから、ずいぶんとつれまわしてしまっていた。
挙句に、この時間に家まで送りもせずに放りだして。
ずいぶん身勝手だという自覚は十二分にある。それでも。

(無事に……家まで)

相当の距離をとって、真嶋はあかりが家に帰り着くまでを見届けていた。


おわり。



やべぇ、真嶋がストーカーだよ。

ブログに直書きですので推敲も何もあったもんじゃない。



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タっタロのくせにっ…!

この私をドキマギさせるとは…!
タロめ!タロめ!ジタ ヽ(´Д`*≡*´Д`)丿 バタ

本当はタロの方が翻弄されていたんでしょうね。思い通りにならないデイジーに。
今まで通りにいかない上に、いじらしくて今までにいない女の子で、どんどん胸が締め付けられて行ったに違いない!
ストーカーもすればいいじゃない!(笑)むしろ推奨!(笑)
  • このり
  • URL
  • 2008/06/02(Mon)23:44:18
  • 編集

ドキドキ(*´∀`*;)タロちゃん

>このりさん
感想ありがとうございますヽ(・∀・)ノ
なんか一夜明けて読んでみるとやはりおかしな文章でした。
それでもちょっとはタロの気持ちが出てましたか??
このバイトイベントのあと、森林公園に呼び出されるわけですから、
なんかしらここまでに気持ちが固まってるはずですよね。
翻弄されて、好きなのか?と気づいて、「でも、本気になったら
僕の負け」と思ってあんな行動に出る、屈折しすぎで弱い男です、
タロ。
  • ゆうき
  • URL
  • 2008/06/03(Tue)00:41:44
  • 編集

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