嵐さんマジパネェっす

青春三角継続中。

今三年の5月あたりです。
先輩コンビの最初と同じで、なかなか三角関係に突入できなかったので今さら満喫中であります。
PvsPの一触即発な様子もいいんだけど、私はこの三人で仲良く！っていう楽しい三角関係が好きだなぁ。
いろんな場所に三人デートに行きたくなっちゃう。

さて、そんなわけで三人デートをしていたら偶然見れた青春コンビのスチル。
これが妄想掻き立てられる内容だったので、ちょっと続きに書いてみる。

注意。
青春コンビ　3年春・三人デートでのスチルの内容から考えたものですが、
ゲーム中では子のシチュは絶対に成り立ちません。
「もし、三年春のスチルイベントが二年夏前に起こっていたら」という前提での話ですので、「こんなのありえない！！」とかいうツッコミはナシでお願いします。
あり得ないのは十分良く分かっています。
あと、スチルイベント自体を見ていない人はぜひ見てからお願いします。

アレは見るべき！！

それではどうぞ。

（秘密の写真撮影）
バンビの名前は不二山バンビである「日高　芽衣」です。



「次はどこに行く？」
「そうだな……。うん、やっぱり、ちょっと調子が狂うな」
「……？　なにが？」
「新名がこの場にいないこと」
「……そうだねぇ」

場所は北海道。羊ヶ丘展望台。
不二山嵐と日高芽衣の二人は、クラーク博士の像の前で二人同時にふぅ、と息を漏らした。

「修学旅行だもん、後輩の新名くんがこれないのは仕方ないよね」
「こればっかりはな」

最近どこへ遊びに行くにしても新名くんが事前にルートや見どころをリサーチしてくれていたから、不二山と二人では、見るべき大事なところを見過ごしてしまうかもしれない。
それほどまでに、二人にとって、新名も入れた三人で一緒にいることはごく自然で、当たり前のことになっていた。
二年生だけで修学旅行に来てみて、新名がいない状況になって初めてそんなことを思い知らされる。

「このクラーク博士って、『少年よ、大志を抱け』の人だよね？」
「ああ」
「ね！　せっかく来たんだし、記念写真、とらない？」
「クラーク博士と同じポーズして、か？」
「あはは！　それもいいかも」

芽衣はひとしきり笑ってから、「でも」と付け足す。

「二人で一緒に撮ろうよ。せっかくだから」
「そうか？　まあ、いいけど」

少し不思議そうな顔をした不二山は、「まあ、そんなものか」と言いつつ自分の携帯をズボンのポケットから取り出した。
そして、クラーク像を背にし、腕を伸ばして携帯を構えてから芽衣に少し近づく。

「ほら、行くぞ」
「うん」

カシャリ。電子シャッター音が響く。不二山が確認する携帯の画面を芽衣も覗き込んだ。
二人の顔の間からクラーク像がちゃんと写っている。

「すごい！　不二山くん、自分撮りの腕、上げたね！」
「まあな。コツをつかめばそんなに難しいことじゃない」
「ふぅん、すごいね。その写真、私にもちょうだい」
「ああ、いいぞ」

赤外線通信で自分の携帯にコピーされた写真を見て、芽衣は思わず笑顔になる。
えへへ。良く撮れてる。
そして、そうだ、と思いついて、携帯を操作し始める。
羊の群れを眺めていた不二山が、なかなかついてこない芽衣のことを振り返って大声を出した。

「おい。なにやってんだ？　そろそろ次、行こうぜ」
「あっ。うん！　ごめんね」

ててて、と近寄ってきた芽衣の笑顔に、不二山が尋ねる。

「なにしてたんだ？」
「うん、あのね、今の写真、新名くんに送ってあげたの。今クラーク博士の前にいるよーって」
「……えっ」

慌てて不二山が芽衣の手から携帯を取り上げる。
覗きこんだ液晶画面で、封筒のマークが右から左に流れて行き、「OK」の表示。

「ああ、一足遅かった」
「……えっ、なに、なにが？」
「おまえ、この前言っただろ」

キョトンとした芽衣の額をぴん、と指ではじく。きゃうん、とか子犬のような声をあげて芽衣が両手で額を抑える。

「自分撮り、ちゃんとできるって新名には内緒だって」
「えっ……、あ、そ、そうだった！」
「忘れてたな？」
「ご、ごめんなさい……。どうしよう」
「どうしようもこうしようも……新名のことだ、きっとうるさ……っ！」

不二山の言葉をさえぎるように、彼の手の中で芽衣の携帯電話から鳴り響く着信音。
ディスプレイを恐る恐る覗きこむ二人の目に映る「ニーナくん」の文字表示。

「はやっ！」
「あいつ、今授業中じゃないのか？」
「時間的に、お昼休みかも……」
「……どうする」
「……どうしよう？」
「……」
「……」

無言の二人の間を流れ続ける着信音。電話の向こうの相手はコール何十回だって諦める気はないようだ。

「あいつ、しつこいな」
「不二山くん、ニーナくんのそういうねちっこいところが柔道向きだって言ってたじゃない」
「それは、柔道の話だ。それとこれとは話が別！」
「ちょっと、出てよぉ」
「お前の携帯だろ！　お前が出ろよ」
「ええーっ。怖いもん、お願い、おねがい！！」


結局、渋々通話ボタンを押した不二山の耳に「遅いっ！！　いつまで待たせるんだよ、休み時間、終わっちゃうだろ！　ってか、そうじゃなくてアンタ、マジなにやってんの！　嵐さんとそんなにくっつくとかオレ、マジ聞いてねぇし！つーかまさか二人っきりとかじゃねえよな？　ちょっと、今からそっち行くから動かず待ってろよ！！」
と切羽詰まった新名の声が届くのは、それからたっぷり2分もあとだったという。

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なんかすごい、文章がおかしい。ヘタクソすぎる。
まともにものが考えられなくなってます、まずい。

つ、つまりは修学旅行前にアルパカスチルが起こってて、嵐くんが自分撮りマスターしてて修学旅行で二人で自由行動行ってたらこんなこと、起こりそうじゃない？　っていう話。
その前に、嵐くんはここぞとばかりに二人でツーショット写真たくさんとると思います。「新名には内緒だからな」とか言って。
嵐くんの携帯のメモリはバンビとのツーショットでいっぱいだよ！！　とかだったら萌える＼(^o^)／

しかしアルパカスチルはほんと、発狂したんじゃないかと思われるくらい爆笑してしまったｗｗｗｗ
ニーナと同じようにツボに入ってヒーヒー言ってましたから。

最初にいきなり嵐くんがシャッター押しちゃうところから面白かったんだけど。「ちょ、まだシャッター押さない！　指は添えるだけ！」とか　「はい、ここでいい顔！」とか言われて素直にいい顔作ってる嵐くんとか。
挙句の果てにせっかく撮ったのにピンボケｗｗｗｗｗｗｗ「できた」じゃないよ嵐ｗｗｗｗｗｗｗなぜかアルパカにピントが合ってるしｗｗｗｗｗｗｗ「あ、アルパカッ……！　アルパカ！！！！」って、ニーナと同じ叫びをしてしまったよ。
嵐くんもニーナも見切れてるわすごい顔だわｗｗｗｗｗｗひぃぃぃぃ、もう耐えられない、助けてってなったところにバンビの追い打ち、
「わたしがいない……」で、もう腹筋崩壊ｗｗｗｗｗｗｗひぃひぃｗｗｗ
なんでバンビがいないのｗｗｗｗｗｗｗｗｗ「か、角度が悪っ……( ﾟ∀ﾟ)ｱﾊﾊ八八ﾉヽﾉヽﾉヽﾉ ＼ / ＼/ ＼」って、ニーナも私も声になりません、最高です。

でもってこのスチルの怖いところは、面白いだけじゃなくて最後に嵐くんがちゃっかりバンビとツーショットを取るところですよね。
「新名には黙ってろよ。あいつ、抜け駆けだって騒ぐから」
って、もしかして嵐さん全部分かってやってたんですか！？　だとしたらほんと、マジパネェっす……！！！