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恋煩い日記

2012年は毎日何かを書こう、という目標のもといろいろな創作をするブログになりました。

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誰か絵で描いてくれないもんか

ぼへっと電車にのっていたら突如として思いついた小ネタ。

ネタバレはしてないと思うけど、設楽先輩ネタ、たたんどきます。



商店街でデートしてる最中、設楽先輩が駄菓子屋さんの前で足を止めた。
わぁ、なつかしい。とわたしが言うと、設楽先輩は案の定怪しげなものでも見るような……けれど、興味津々と言った様子で店先に並んでいるものを眺めている。

「小さいころ、もらったばかりのお小遣いをもってよく来ましたよ。友達と何を買うかすっごく迷って……」

ルカちゃんとコウちゃんと、三人でそれぞれ別々のものを買って、それで分けあって食べたんだよね。
けど、ルカちゃんたちの話をすると先輩は怒るのでそれはやめておく。

「なにか食べてみます?」
「誰が食うか」

口ではそう言いながら、先輩の目は駄菓子にくぎ付けだし。

「なんだこれは?」
「キュッパキャップス、知りません?」
「知らなくて悪かったな、こんなもの知っているだけでいい気になるなよ」
「なりませんよ、もう」
「で、これはなんだ」

いい気になるな、なんて言いながらも知りたいんだ……。
ちょっと笑いをこらえながら(だって、笑うと怒るんだもん)わたしはそれを一つ手にとった。

「ちょっと待っててくださいね」
「……?」
「お待たせしました! はい! あーん」
「……っ!?」

つられたように口を開けた先輩の口の中へ、おばちゃんにお金を払ってきたその棒付きキャンディをそっと入れてみた。

「先輩、なに味が好きか分からなかったからコーラ味にしてみました」
「こ、コーラ……」
「ふふっ」

なんだか目を白黒させている先輩のことがおかしくて、つい笑ってしまったらやっぱり「笑うな」と怒られた。

そのあと、「美味しいですか?」って聞いたら「こんな身体にわるそうな合成着色料と甘味料が……」とかなんとか言っていたけど、最後に「まあ、悪くないな」なんて言っていたから、きっとまんざらでもないんだと思う。

キュッパキャップスの棒を口からぴこぴこさせてる先輩がなんだかすごく可愛かった。
今度はフーセンガムでもあげてみよう。




琉夏とコウとバンビはいつくらいまで一緒にいたのかな。
プロローグの感じだと小学校中学年くらいの気がしたけど。

で、キュッパキャップス口からぴこぴこさせてる設楽先輩の図、が見たいと切実に思った。
(うまくもないし不味くもない……)とか思っているとさらにいい。
かわいいのぅ。想像だけで禿げ萌えた。

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