恋煩い日記
2012年は毎日何かを書こう、という目標のもといろいろな創作をするブログになりました。
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いつか萌え死ぬ
しかし朝のラッシュ時の横浜駅のすれ違い率は異常だとおもう。みんなドラクエやりまくってるんだなー。
こんなにすれ違えるのはきっと今がピークだと思うのでせっせとすれ違ってます。宝の地図が増えるおはいいけど場所が分からなくて困る。
さて、そんなことはどうでもよくて赤城です。誰が何と言おうと赤城っ!
久しぶりにソフトウェアアップデートから帰ってきたポメラを持ってミスドに行ってきました。(またかよ)
お昼休みの限られた時間を使って書くのが進むコツですかね。BGMはキャラソンです。
最近鉄道萌えして引っ張り出してきた某車掌DJソングは創作活動には全く向かないことが判明しました。
続きは赤城リハビリ。海。
完全パラレルで高校在学中に海に行ってみたら、という話。あまり気にしないでください。
こんなにすれ違えるのはきっと今がピークだと思うのでせっせとすれ違ってます。宝の地図が増えるおはいいけど場所が分からなくて困る。
さて、そんなことはどうでもよくて赤城です。誰が何と言おうと赤城っ!
久しぶりにソフトウェアアップデートから帰ってきたポメラを持ってミスドに行ってきました。(またかよ)
お昼休みの限られた時間を使って書くのが進むコツですかね。BGMはキャラソンです。
最近鉄道萌えして引っ張り出してきた某車掌DJソングは創作活動には全く向かないことが判明しました。
続きは赤城リハビリ。海。
完全パラレルで高校在学中に海に行ってみたら、という話。あまり気にしないでください。
やっと休憩だよー。
「水着エプロンの女子高校生が珊瑚礁に与える経済効果をもっとよく考えろ!」という佐伯くんの言葉通り……なのかどうかは知らないけど、臨時営業した「海の」珊瑚礁は大繁盛。お金儲けのためにお店やってるんじゃないはずなのに、変なところで佐伯くんってがんばり屋さんだよね。
一日中働いて、くたくた。わたしは裸足で砂浜の上に立って沈みかかっている太陽を見上げた。
せっかく水着で海に来たのに、少しも泳がないなんてもったいない気がする。
けれども一人ではしゃいで海に入る気にもなれなくて、わたしは珊瑚礁のお店のすぐわきにあるチェアに横になった。
(せっかく海に来たのになぁ……。お友達もいないし、ちょっとさみしいな)
佐伯くんはお店が忙しそうで当分遊んでくれそうにないし。誰か誘ってみればよかった、と今更そんなことを後悔しても遅い。
ちょっとだけ、つまらないような気持ちになって、わたしはひそかに持ってきていた浮き輪をぎゅっと抱きしめた。
「こんなとこで、なにしてんの?」
「へっ……あっ!」
「オッス。久しぶり」
「オッス。……久しぶり、だね」
ふてくされていたわたしにいきなり声をかけてきたのは、はば学の赤城くんだった。
去年から、偶然に何度も出会う、知り合い? というか友達? というか。とても説明しにくい関係。
赤城くんは(こんなところにいるんだから当たり前だけど)水着を着ていて、上半身は薄手のパーカーをはおっていた。なんとなく、はば学なんかに通っているお坊ちゃんらしいなって思った。
そんなことを言うわたしは、この前ジェスで一目ぼれして買ってしまった、真っ白のホルターネックの水着なんだけど。可愛いしおなか周りは隠せるし、(ついでに胸もちょっと強調できる気がするし)いいと思ったんだけど、佐伯くんには「そういうのって、どうかと思う」とか言われちゃって不評だった。 自分で「水着持ってこい」って言ったくせに!
「こんなところでどうしたの? ひとり……の、わけないか」
赤城くんはわたしから目をそらすようにすこし明後日のほうを見ながら、言った。周りに連れがいるかどうか探しているのかな?
わたしだけ座っているのもおかしいので、慌てて立ち上がった。お日さまにやけた砂がじりじりと熱い。
「うぅん、一人。さっきまで友達と一緒だったんだけど」
……嘘は、言ってない。
「そういう赤城くんこそ、こんなところでどうしたの? ここ、海からも少し離れてるし、浜の外れのほうだよ?」
「え、あぁ……、うん。そうなんだけど」
赤城くんは耳の後ろあたりに手をやってた。顔が少し赤いけど、日焼けしたのかな。
そんなことをぼうっと考えていたわたしの耳に、とっても予想外な言葉が飛び込んできた。
「さっき、そこの海の家で君のこと見かけて。それで、……もし一人だったら一緒に遊べないかなって思って、探してたんだ」
…………ほんとに?
赤城くんが嘘をつくとは思わないけれど、いつもとんでもないタイミングで本気だか冗談だかわからない調子でからかわれたりするからちょっとだけ警戒心が働く。
「なんか、わたしをだまそうと思ってない?」
「まさか。冗談でこんな恥ずかしいこと言えないよ」
「そんなこといって。またなにか意地悪言うつもりなんじゃない?」
「意地悪とか冗談とか、そんなのは言わないよ。嘘は……まあ、ときどきつくかも分からないけど」
「なにそれ」
ちょっとだけ喜ばせておいて、ウソでした、なんてひどすぎるよ。
まだ、誰にも打ち明けたことはないけれどほんの数回しか会ったことがないこの赤城くんのことがこっそり好きになりかけているわたしにとっては酷い仕打ち。
そうだよね……、赤城くんははば学の優等生だもんね、わたしみたいなどこにでもいそうな子なんか興味はないよね。
そう思うと、少しだけ悔しくなってわたしは唇を噛んでうつむいた。
「ごめん! 冗談……っていうか、いつもの癖。本当は、本気の本気で、君と遊べたらいいってそう思って……」
「もう、信じられないもん」
ぷい、とわたしは赤城くんに背中を向けた。
赤城くんとお話をするのは気兼ねがなくて楽しくて好きだけれど、ときどきこうやっていじわるされるのにはまだ慣れない。
「ごーめんってば! あぁ、もう、本当に僕の悪い癖だな。君を探しに行くって言ったら、一緒に来た友達からも結構からかわれたんだぜ?」
あんまりわたしが拗ねるからか、心底困ったような顔の赤城くんが新鮮だった。
そんな顔を見せてくれたから、今日のところは許してあげることにする。
「ふふ、ゴメン! うれしい。ありがとう!」
「そうこなくちゃ。必死になって探した甲斐があった」
「え? なにか言った?」
「いいや。君もそういう水着を着てるところなんか見たら、いつもと違って女の子みたいだねって言ったんだ」
「またそうやって意地悪言うんだから!」
「あはは、ごめん! さあ、行こう」
心の底から楽しそうな顔で赤城くんが笑って、手を差し出してきた。
わたしは、その手を一瞬だけ見たけれど、えーいっ! って勇気を出して握り返した。
そしたら、ギュって力強く握り返してくれた。踏みしめてる砂浜よりも、頭の上にある太陽よりもずっとずっと熱く感じた。
長い割に特に起承転結はない。佐伯氏が出てきた意味もないのです。
セレブの水着(白)ってヘタなセクシー水着よりセクシーなような気がしません? しない? あぁ、そう。私は結構好き。そんなわけで着せてみた。
佐伯氏にはエレガント水着は評価悪いのですがそんなことは気にしないんだ!
赤城の余計なひと言というのはいつもながらに難しい。
「いいよ? 二つ目からは、分からないけど」
よりも余計なひと言なんて思いつくはずもない!
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