恋煩い日記
2012年は毎日何かを書こう、という目標のもといろいろな創作をするブログになりました。
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ゆるぎないこの気持ち
もういっちょ!
というわけで、こっちは今日一日中ずっと書きたかったパラレルな赤城妄想。
言い訳をするとですね、長編のほうはひとっこともかけてませんのよ。
ちょっと、集中して書ける精神状態じゃないのです……。
なので、小ネタばかり書いてみる。
萌え! とか萌え!! とか言って気分転換をする。
続きはパラレル赤城修学旅行妄想。
というわけで、こっちは今日一日中ずっと書きたかったパラレルな赤城妄想。
言い訳をするとですね、長編のほうはひとっこともかけてませんのよ。
ちょっと、集中して書ける精神状態じゃないのです……。
なので、小ネタばかり書いてみる。
萌え! とか萌え!! とか言って気分転換をする。
続きはパラレル赤城修学旅行妄想。
(ずっと君を見ていた)
あの子を意識し始めたのはいつからだろう。
同じクラスの、目立たない女子。
成績は中の上くらい、スポーツができるわけでもない、委員会や部活にも入っていない。
ただ、真面目なだけが取り柄のような女の子だった。
文化祭のクラス展示でも、率先して裏方の仕事をやっていた。
華やかな表に立てる仕事だって、たくさんあったのに。
いつも女の子同士でまとまって行動していて、しかもその中でも常に控え目な態度で、リーダー格の子のあとをくっついていっているようにみえた。自分から何か意見を言いだすこともあまりなく、何かを主張することもない。
気がつくと彼女のことを目で追っていた。
席替えがあると、近くの席になれないものかと思い、でもその願いは今まで聞き届けられたことはない。
クラスがえの度に祈るような思いで掲示板を見上げて、そうして毎回起こる奇跡を目の当たりにして、この幸運をいったいだれに感謝したらいいのか、少しだけ悩む。
つまりは、それだけ彼女のことを気にしていた。
それなのに、結局今の今まで何も行動に起こしたことはなかった。
「あっ、あの。赤城くん!」
「ん……? あぁ、なに?」
「あのね、先生が呼んでた。生徒会室に早く来いって言ってたよ」
「あぁ……そうか。今から委員会なんだった。忘れてたよ、ありがとう」
「うぅん、どういたしまして……」
彼女から声をかけられると、「赤城くん」と名前を呼ばれると体中に電流が走ったみたいになる。
もう少し、なにか気がきいたことを言って会話を続けたい、と思うのだけれど、びりびりしびれた身体が言うことを聞かず、その上普段よりも5割増しでぶっきらぼうになってしまうのはどうしてなんだ。
けれど。
ほんの一言、二言話しただけで心が浮き立つ。
だから、呼びとめずにはいられない。
「う、内海さん!」
「ん……、なぁに?」
「あ、いや。えぇっと、君は、これから帰るの?」
「うん。わたしは部活にも入ってないし」
「そう……っか。気をつけて」
「うん、ありがとう」
「雨に降られないように、寄り道するなよ?」
「……もうっ。赤城くんこそ、遅くなって、雨に濡れないようにね!」
「ハハハ、サンキュ。じゃあね」
手を振ると、彼女も笑って手を振り返してくれた。
今はこれ以上を望まないけれど、いつかきっと勇気を出して、彼女をデートに誘おう。
改めて確信した。
僕は彼女が好きだ。
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