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恋煩い日記

2012年は毎日何かを書こう、という目標のもといろいろな創作をするブログになりました。

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一週間経過!

いえー。一週間毎日更新できた! 誕生日当日まで頑張ります。

サイトのほう、お祭ページのカウントダウン企画は、本当は30、29、28……、とその数字にちなんだお話を書こうと思ったんですけど、なんかわざとらしいので没にして、今年、その日の天気とか気持ちに合わせて二人がなにしてたか……?みたいのを想像して書いてます。
なので、今後バイトに行ったり、授業受けたりする……予定。
本当は1日3行日記みたいにしたかったんだけど、難しいね!

でもって、ブログのほうはネタです。
萌えそう! と思ったシチュエーションで短い小ネタを……、というコンセプトで。

あんまり違いが分からなかったりしますが……。


というわけで、今日は高校時代、片思いのときのお話。








 女子という生き物は、どうしてこう噂話が好きで、なおかつ声が大きいんだろう。
 聞きたくないことまで聞こえてくる。別に、聞きたくて聞いているわけじゃない。聞こえてくるからいけないんだ。

 読んでいたはずの本の内容なんて全然頭に入ってこなくなってしまった。
 女子達の噂話に「はね学」の言葉が混じっているのを聞いてからは。

「ホラ、ウチにもさ、何年か前に王子って呼ばれてた先輩がいたらしいけど~」
「あ、あの人でしょ、モデルの葉月珪!」
「え、あの人うちの学校なの?」
「そうそう、でね。はね学にも、プリンスって呼ばれてる男の子がいるんだって~!」
「へえー。じゃあ、そのコも葉月珪みたいにカッコイイのかなぁ?」
「そりゃあそうよ」
「しかも、はね学には今、一学年に一人づついるんだって!!」
「へぇ~~っ! すごいね!」
「いいなぁー。 はね学ってさ、入るのにあまり苦労しないから、イケメンの男の子が多いんだってね」
「そうなんだ。……いいなぁ~、私もはね学に入ればよかった!」

 ……イケメンがいっぱいいる、か……。
 あの子も、きっとそういう男を見慣れているんだろうな。だったら、僕のことなんてあまり印象に残ってないかもしれないな。

 あの子のことを思い出すと、いつもなぜか息が苦しくなる。
 僕は意識的に深く深呼吸を繰り返した。

 この気持ちの名前を僕は知っているけれど、名前をつけたからと言ってどうにかなる感情ではないし。
 だから、僕はコイツとできるだけ上手くやっていけるようにしたいと思うんだ。

 はね学に行く何かいい口実があればなあ。

 そろそろ顔を見せておかないと、本気で忘れられてしまいそうだ。それは嫌だな。




++

赤城はあんまり自分の顔に自信は持っていません。「それなり」とは思っているけど(笑)
なもんではね学にはイケメン揃い、という噂を聞いたら焦るのかな、と思って。

でも、デイジーは赤城の第一印象「うわぁ、やっぱりカッコイイな(はば学だから)」ですから、もっと赤城は自分の印象について自信を持っていいと思います。




 
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