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恋煩い日記

2012年は毎日何かを書こう、という目標のもといろいろな創作をするブログになりました。

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変なのは赤城の専売特許

というわけで、(わたしの中でだけですか?)好評シリーズ
ハロウィン便乗変態的妄想シリーズに、満を持して登場な赤城くんです。

志波、真嶋、真咲と書いてしまったらもう書ける男の子が赤城くらいしかいないのよ。


古森くん……? いやだなぁ、こもりんをこんな変態妄想に巻き込むわけにはいかないじゃないですか。
……イルカの着ぐるみですか? それともちゃぺ??
あーー。ちゃぺは……いいかもしれないですねぇ……。


でも今日は赤城です。

実は拍手にすでにオヤジ化した変態的赤城がいます。
これで十分じゃないかと思いきや、拍手のシチュの続き、ということでひとつ。





「お菓子よりも甘いもの、おいしくいただきました」
「もう……、恥ずかしいことばっかり言わないで」
「だって、本当のことだもん」

なんとなく身体を離すのがいやだったから、そのままくっついていた。
まあ、ハロウィンとか何とか言って口実を作ったけど、本音は彼女といつもいつでも一緒にいたいということで。
少しの間も離れたくはないんだ。

君は、そんな風に思ってくれているのかな。

「もう。 赤城くん、ハロウィンの意味、ちゃんと分かってるの?」
「知ってるよ。 All Hallowsの前日だからHallows Eve。それがなまってハロウィン。 カトリック教会の伝統行事が行われる日だね」
「そういうことじゃなくて」
「はいはい。 僕の仮装もダメ、君は仮装してくれないじゃあ、なにも楽しみがないよな」

後ろから抱きしめたまま、僕は話をしながら彼女のいろいろなところを思うがままに触っていた。
最近は髪や頬や腕に触れても、彼女が拒否の意思を示すことがなくなったので嬉しく思う。

「そんなこといったって、ダメなものはダメ。絶対やらないからね? 仮装なんて」
「ちぇ。残念、きっとかわいいと思うんだけどなー」
「かわいくなんかないもん」
「そうかな。 ねぇ、僕はどうだろう? 仮装したらもしかして惚れ直してくれる?」

ふと思いついて提案してみる。
そしたら、彼女、思い切りいやな顔して一言こういった。

「赤城くんは仮装なんてしなくても 狸か狐 が人間の皮かぶってるんだと思うから、大丈夫」

言うね。

「ひどいなぁ。 でも、その狸か狐に惚れてるのはどこのどなただい? 雪さん」

さっ、と赤くなった頬に我慢できなくなって唇を寄せた。



※ ハロウィンのいわれは  フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 より抜粋、編集しました
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