赤城くんお待たせ！

待っていたものが通販でやっと届きました。
早速試して遊びたい……、のに、電池がいっぽんもない我が家なのであった。
電池がなければ動かない……。明日買いに行くまでお預けなのであった。


さて！　今日も拍手をたくさんありがとうございます！！
全然サイトのほうは更新してないんですけど、一人カウントダウンは続けてますよ！！
今日は16日前。　あと二週間とちょっとですね～ｖｖ　楽しみになってきた。

なんとなく近況報告。

SSは全然更新できてませんが、
「１０６　瑛の日」企画様に投稿させていただいた　瑛主SSを引き上げてきてアップしております。
10月中に書いたものなので、思い切りハロウィンネタです。
瑛くんの話はいまだに瑛くんの口調が難しい。　

それから「ニガコク誕生祭」企画様に志波主SSを2本投稿させていただいてます。
志波くんに「おめでとう」と言いたい、となるとどう足掻いてもわたしには甘いのしか書けなかったという罠……というか志波主は甘いものしか書けない、というわたしの狂った脳を再確認いたしました。

さらに、ひとつ水面下で、どうしようかなぁ、という話がありまして。うぅーん。悩ましい。

赤城誕は絶賛進行中。行くぜ行くぜ。



というわけで。今日の赤城妄想。
二日間志波くんに浮気していたので、「お待たせ赤城くん」(←今日の記事のタイトル）

（雪、遅いな……、待ち合わせに遅れてくるなんてこと、あまりないのにな）

　特に、『5分前行動のコツ』を教えてあげてからは。

　来ないものは仕方がない。こうして雪を待っていると、嫌な記憶がひとつよみがえってくるんだけどそういうのは何とか思考の隅に追いやっておくことにする。

（……ヒマ）

　今日は本も持ってこなかったし。
　辺りを見回していると、茶髪の軽薄そうな男が歩きながら女の子に声をかけているのが見えた。
　男はいかにも、という感じでピアスや指輪など、ゴテゴテとしたアクセサリーの光がここから見ていても目立つ。女の子のほうは、たぶん僕らと同じ年くらいだろうか、肩くらいまでの髪をした少し小柄な女の子だ。

　男はしばらくしつこく話し掛けていたが、女の子が手を振って、足早に言ってしまったところで諦めたようだった。
　ナンパだろうか。この辺は、ライブハウスとかゲーセンとかもあるし、若者が集まるスポットだし。

「ちぇっ、あんなふうに断わらなくてもいいのにな。　あー、くそ」

　男は悪態をつきながら僕のすぐ近くに立った。

（ナンパなんて、成功する望みがあるのかな。……この顔で）

　聞こえてないのをいいことに勝手なことを思う。人間、顔じゃないことはよく知っているつもりだけれど。

　面白そうなので見ていると、なんと彼はものすごい勢いで次から次へと女の子に声をかけては断わられ、また別の子に話し掛けては逃げられを繰り返していた。
　一向に成功しそうな気配もない（なにせ、足を止める女の子ですら皆無だ）のに、次々へと挑戦するそのバイタリティは正直見習うべきなのではないか……。


「赤城くん、お待たせ！！　ごめんね、遅くなっちゃった」
　そのときになってようやく彼女が小走りにやってきた。

「本当にごめんね？　随分待った？」
「そりゃ、待ち合わせしていたのは2時で、今2時15分だから、15分は待ったね。僕の時計が1分のうちに2分進むとかいうのでなければ」
「あっ、それってスゴイ嫌味だなぁー」
「冗談だよ。またやっちゃっただけだし。　待ってる間に面白いものが見れたから、気にすることないよ」
「そう？　面白いことってなに？」


「ちょっとした人間観察、かな……」

　彼女は意外とぼんやりしてるから、もしかしたらあんな成功率の低いナンパでも引っかかるかもしれない。
　けど、そのときはきっと僕が守るから、問題はないと思うんだ。

　とりあえず、彼女と待ち合わせをするときは絶対に遅れないようにしておこう。




赤城は余裕のある生活をしてるので、時間にはちゃんと間に合うように時間を逆算して行動する男だとおもいます。そういうのは、きっとおうちで教え込まれて、そういう風にするのが当然だと思って普通にやっているんだと更にいいですね。
対するデイジーも、そのやり方を教えてもらうんだけど段取りが悪くてなかなか思うように実行できない、ちょっとそそっかしい子だったりしたら萌えます。赤城くんのように余裕もって行動したいな、と思ってるんだけど、出来なくて「どうして？？」とか内心思っていたりします（笑）