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恋煩い日記

2012年は毎日何かを書こう、という目標のもといろいろな創作をするブログになりました。

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二人でゲームv

絶賛一人赤城祭開催中!!
世間が志波誕一色に染まっているなか、ひとり赤城祭で踊りくるっている私の姿勢に、
突き刺さるような冷たい赤城のお言葉を拍手コメで頂戴しました(なずなさんありがとう!元気でた!!)

ふむ、奴ならきっと「しかも僕、頼んでもいないのに、物好きだよね」とか言ってくれそうです。


…………いいんだ、そうさ物好きなのさ!


というわけで、赤城の励ましもいただいたところで(え?)
今日も彼にいい思いをさせてやろうではないか、という心意気ですよ。

(壊れてきたのかもしれません。おさわり注意)



今日の「カウントダウン」で二人がゲームをしているところを書きましたので、続きではないけれどゲームをする妄想vv
(ちなみに、二人がやってるのは恋愛シュミレーションゲーム『どきどきメモリーズ』です。うそです。)




 僕だって別に得意というわけじゃないけど、それにも増して彼女にはゲームというものをやるセンスがないような気がする。
 そりゃ、僕と付き合うまでは女の一人っ子だったから、ほとんどゲームに触ったりしなかったというんだから、同情の余地はあると思うけれど。

 それにしても、たかがテレビゲーム。小学生だって、幼稚園児だっていまやなんだって出来るものなのに、そんなものにセンスだの何だのが必要だとは露ほどにも思わなかった。
 本当に、彼女といると発見の連続だよ。

 今だって、自分がなにも考えずに選んだ選択肢によって、攻略するべき相手が怒り出したと言ってはコントローラーを投げ出そうとしている。

「もーっ。どうしてすぐに怒られちゃうんだろ。」
「だから、君が変な選択肢選ぶからじゃないか」
「だってさぁ。テストの選択肢でもそうでしょ、1ばっかり続いたら怪しいな、って思うじゃない。だからできるだけランダムにしようかなーって思うでしょ?」
「あのね。ゲームの選択肢とテストを一緒にしないでよね。ていうか君、そんなこと考えてテストの選択肢選んでたの?」
「違うけど。 あーあー、むずかしいよ、一雪くんやって」
「ええ、僕? だってこのゲーム、君が買おうって言ったんじゃないか。自分がやるからって」
「だってできないもん。やって」
「諦めたら?」
「でも、クリアしたい。この男の子クリアしたい」

 ……どうしても理解できないのが、僕という存在がありながらその僕の目の前でこうしてゲームのキャラクターと恋愛をするようなことができるのかということ。
 その上、それを僕にやらせようということ。……鬼だ。

 ハァ、とひとつため息をついて僕はコントローラーを握る。
 なにが悲しくて僕が「ゆき」を操作しなきゃならないんだ。どうせだったら横にいる雪を好きなように動かした……いや、それはまた別の機会にしよう。

「見てるほうが楽しい♪」
「そう? 僕はあんまり楽しくないけど……男と恋愛……」
「でもさぁ? もし一雪くんがこんなこと言ってくれたら、わたしきっとときめくと思うなぁ」
「勘弁してよ……」

 僕のすぐ横に座って、雪が腕を絡めてきたから、まあしばらくは我慢してやるか、なんてそんなことを考えた。

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