恋煩い日記
2012年は毎日何かを書こう、という目標のもといろいろな創作をするブログになりました。
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赤城ー、赤城ー!
12月8日は赤城くんの誕生日ですよ!!
ゆうきさん一年で一番頑張る日が近づいてきていますが、
まさかの12月8日に絶対に外せない仕事……orz しかもその日、忘年会……orzorz
社長も来る飲み会とか言われたら欠席できるわけないじゃんねぇ、ふぐぐ。
まあ、その前に誕生日お祝い話を書き上げないとお話になりませんよ! という話だ。
今年はカウントダウンも何もできていないからね、お祝いだけはちゃんとしたいぜ。
そう意気込む私でしたが、目の前に立ちふさがるのはいつもいつでもイチャコラしまくるとある年の差夫婦なのでした。あの人たち、全然言うこと聞いてくれません(笑)
続きに、赤城をちょっと書いてみるテスト。
ゆうきさん一年で一番頑張る日が近づいてきていますが、
まさかの12月8日に絶対に外せない仕事……orz しかもその日、忘年会……orzorz
社長も来る飲み会とか言われたら欠席できるわけないじゃんねぇ、ふぐぐ。
まあ、その前に誕生日お祝い話を書き上げないとお話になりませんよ! という話だ。
今年はカウントダウンも何もできていないからね、お祝いだけはちゃんとしたいぜ。
そう意気込む私でしたが、目の前に立ちふさがるのはいつもいつでもイチャコラしまくるとある年の差夫婦なのでした。あの人たち、全然言うこと聞いてくれません(笑)
続きに、赤城をちょっと書いてみるテスト。
(僕は嫉妬深いんだ)
大学に入っても、彼女と一緒にいられる時間は限られている。
それでも、連絡先を知っているし、同じ学校の敷地内にいるという安心感がある。それだけでも高校時代からしたら計り知れないほどお互いの距離は縮まったと思う。
名前も知らない、電話番号も分からない、ただ、街での偶然を待つだけだったあの頃は、ただ、恋なんて不安でもどかしくて、辛いだけのものだと思っていた。
「赤城くん! お待たせ」
「ああ」
「ごめんね。今の時間の教授、いつもチャイムが鳴っても授業終わらせてくれないんだぁ」
「それは、ずいぶんと熱心な教授で、うらやましいことだね」
「また。そんなこと心にも思ってない癖に」
「おかげで、僕たちのランチタイムがずいぶん削られたよ。急ごう」
「うん」
彼女と一緒に空き教室に入る。
最近は学食に行っても混雑しているし、こうして空いている教室で二人で弁当を広げることも多くなった。
「はい! 今日のお弁当」
「いつもありがとう」
「いえいえ。 簡単なものばっかりで、ごめんね」
「別に、気にしていないよ。朝は忙しいしね」
週に何度かは、彼女がこうして弁当を作ってきてくれる。「料理はあまり得意ではない」と言っていたけれど、僕に言わせれば彼女が僕のために作ってくれるもので、不満なんかあろうはずもない。
しばらく二人で雑談をしながら弁当と食べていると、彼女のカバンの中から携帯の着信音が響いた。
「誰だろう? こんなときに……」
言いながら携帯を確認した彼女は、その画面を見ると慌てて立ち上がった。
「ごめん、赤城くん、ちょっと待ってて!」
言うが早いが教室から出ていく彼女。
「もしもし。…………くん? ごめんね」
聞きたくないけれど、聞こえてしまった彼女の話声。
よりによって、男。
僕と一緒にいるときに、男からの電話に出るわけ?
あまりうるさいことは言いたくないけれど、彼女は可愛いし、噂によるとはね学にいたときも何人かの男子と仲が良かったらしい。そのうちの何人かはこの大学に進学してきていて、今でも彼女との交流は続いている。
僕は残りの弁当を食べることもなく箸でつついた。
そう。こんな思いをするなんて、彼女と出会うだけでも幸せで天にも舞いあがれそうだったあの頃には思いつきもしなかった。
好きだと伝えて、彼女も僕のことが好きだと言ってくれて、こうして二人きりで食事もできるというのに、まだ不満に思うだなんて。
僕は、少し贅沢なのかもしれない。 自分でも自分の気持ちがよく分からないけれど。
「ゴメンね。お待たせ」
「うん。いいよ」
「あのね、はば学のときの友達でね、今度会う約束をしていたから、そのことで」
「……会うの?」
「えっ? いけなかった?」
「二人きりで?」
「えと……、違うよ。その子の彼女もいっしょ」
その答えを聞いて、ホッと一息ついてから、彼女が少しおびえているようにしているのに気がついた。
「ごめん」
誤ると、彼女は「ううん。こっちこそ、せっかくい一緒にいたのにごめんね」と首を振った。
……ずいぶんと余裕がない。ダメだな、僕は。
「恋したくなるお題」様よりお題をお借りしました。
『再び出会えた君とのお題』
03. 心惑わす着信
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