恋煩い日記
2012年は毎日何かを書こう、という目標のもといろいろな創作をするブログになりました。
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こっちはどうだ
ツイッターで「恋愛お題」を自動で生成してくれるという診断ツールがあるのです。
「時間と場所」「登場人物の行動」「単語一つ」を指定されてお話を書くというものです。
なかなか楽しいのでいろいろやっては考えてみたりするのだけど、ツイッターの140文字縛りの中で一番難しいのがいちばん最初の時間指定だったりします。朝とか夜ならまだしも、夕方とか昼とかどう表現するんだ。わたしには直接書くしか思いつかないので、他の方の作品を参考にしたりしてます。
なんにせよ、毎日少しずつでも書くことが大切よな。
そんなわたしは今回は赤城。
前回病気にさせてみたので、今度はこっち。
「時間と場所」「登場人物の行動」「単語一つ」を指定されてお話を書くというものです。
なかなか楽しいのでいろいろやっては考えてみたりするのだけど、ツイッターの140文字縛りの中で一番難しいのがいちばん最初の時間指定だったりします。朝とか夜ならまだしも、夕方とか昼とかどう表現するんだ。わたしには直接書くしか思いつかないので、他の方の作品を参考にしたりしてます。
なんにせよ、毎日少しずつでも書くことが大切よな。
そんなわたしは今回は赤城。
前回病気にさせてみたので、今度はこっち。
(素直に……なりすぎ?)
彼女がこんなに酒に弱いとは思わなかった。
割と、友達と一緒だとか言って飲み会に参加したりしていたので、そういうのが好きなのかと思っていたが飛んだ計算外だった。
誕生日だから、と奮発してホテルの上にあるようなフレンチの料理の店に招待されたのはいいけれど二人で料理を食べながらシャンパンとワインをいただいたら彼女はそれだけでもう、帰りの足取りがふわふわと頼りなくなっていた。
「おい、大丈夫? 一人で歩いて転ぶなよ」
「だいじょうぶだよ~。あかぎくん、はやくかえろ」
「その口調、全然大丈夫そうじゃないんだけど?」
僕が呆れながら言うと。こっちを振り返っていた彼女はにへらっ、と笑った。……しょうがないな。
「寒いね」
「うん」
彼女はそう言うと、僕の腕にぺたりとくっついてきた。普段は、一緒に歩いていてもこんなことはしないから僕は少しびっくりして彼女の顔を見る。
彼女は、とても上機嫌でこっちを見上げていた。ほんのりとほっぺたが赤いのは、きっと酒に酔っているせいだ。
「えへへ。うで、くんじゃった」
「……満足かい?」
「うん。このままかえろう」
「はいはい。仰せのままに」
「えへへへへ」
嬉しそうだから、まあ、いいか。
自分の赤くなった顔を見られないように、僕はほんの少しだけ上を向いた。
こんなところでなぜか誕生日の話になった。
いつの話かは決めていないけど、大学を卒業したり、就職したりした頃にはこういう誕生日があってもいいかな。数年遅れの大接近モード、ってことで。
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