おひさしぶりですむぎゅう

えええなにこれ一週間ぶりになってしまいました。
師走とはよく言ったもので、大変なことになっています。年末乗り切れるだろうかわたし……。

まあ、そんなことばっかり言っていても仕方ないので、戻って来た時くらい楽しい妄想をするよ！！

（もうすぐ……）



「もうすぐだねえ」
「なにが？」
「なにがって。……気付いてないなら、いいけど」
「……？　変なの」

学生だったころは僕の誕生日が終わってすぐにわいわい言い出したものだけど、最近はそうでもなくなった。
別に、僕はそういうのにあまり興味もない方だから、彼女がどうでもいいというのなら何もしないつもりではいるんだけど。

彼女は不思議そうな顔をして向こうに行ってしまった。

「……？　ねえ、もしかしてクリスマスの話？」
「え？　なにが？」
「さっきの」

部屋のドアを開けたまま、彼女は向こうから話しかけてくる。　ガチャガチャとなにをしているのか分からないけど。
僕は壁のカレンダーを見上げた。彼女がこの前来年の買ってきた。今使っているカレンダーの後ろに既にかけてある。　もう、残り僅かだ。
それから、机の引き出しを見る。ここだけは、彼女にも絶対に開けさせないところ。別に秘密とかじゃないけど、そういう部分って誰にでもあると思う。

（無駄にならないといいけど）

彼女はなかなか戻ってこない。僕は暖房の設定を少し強めた。

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めりくりめりくり！！
赤主のクリスマス話だけは書きたいなあ、と思うのだけど。