ああんもう！

めりくりです！！　まだだ、まだ、25日のはずだ……！
と、これをかきだした時点であと35分なんですけどね。書き上がるかしら。

GS2のクリスマス起動ボイスは25日限定なんですね。なんでか今まで知らなかった。
そしてGS3にはどんだけボイスあるんだよ、ってくらいの気分になりますね、24日も違うボイスかかってたし。

というわけで、昨日平くんの起動ボイスを聞こうと思ったら、藍沢先生の声がしたのでそこから一瞬にして想像した話。
それにしても、わたしなんで直前クリアが藍沢先生なんだろう。誕生日ボイスでも聞いたのかしら、記憶がない。

（先生とバンビ）



「こんにちは！」
「よお、来たな」
「来ましたよ」

玄関でのお決まりの会話も慣れたもの。
出迎えてくれた藍沢先生が手を差し出し、わたしが持ってきた大きな袋を代わりに持ってくれた。

「ずいぶん大きな荷物だな」
「えへへ。先生の好きなビターチョコケーキ、ホールで買ってきました」
「おいおい、いくら俺でもそんなに食えないぞ」
「大丈夫です、わたしもいますし」

先生はわたしから受け取ったケーキの入った箱を、冷蔵庫の中にしまった。

「はは。あんなに小食のくせして、大した自信だ」
「甘いものは別なんですよ」
「そうなのか？」
「そうなんです」

ケーキ以外のカバンとかの荷物はリビングのすみっこに置いて、わたしは着てきたコードをクローゼットのハンガーに掛けた。
先生は一旦書斎に入って行ったけれど、もしかしてお仕事中だったのかな。
しばらくして戻ってきた先生は、やれやれと肩をほぐしながらソファに座り、わたしを手招いた。

「なに、そんなところに突っ立ってるんだ。こっち来て、座れよ」
「はーい」

それから、わたしたちはしばらく今日は何があったとか、学校でどうしたとか、他愛もないおしゃべりをしてまったり過ごして、そのあとは二人で一緒に夕食の準備をした。
先生は料理はあまり得意ではないけれど、面倒だとかうまくできないとか言いながら手伝ってくれた。




「さあ、それじゃあ食おうか。君が作ってくれたごちそうだな」

クリスマスらしく、シャンパンまで用意して。わたしが買ってきたケーキもカットして食卓に並んでいる。
とてもご機嫌がよさそうな先生の顔を、わたしはじっと見つめた。なにも言わずに。

「おい、どうしたんだ？　なにかあったのか？」
「あります」
「なんだ？　どうかしたか？」
「先生。乾杯の前に一つ言うことはないですか？」
「言うこと？」

先生は少し不思議そうな顔をして、やがてそれに思い当ったのか少し複雑な顔をした。
それから、手を伸ばしてわたしの頭をなでてくれた。

「メリークリスマス。　……　これでいいか？」
「はい！」




「先生は、恋愛小説を書くのに女子の心に疎いですよ」
「そうか？　そうでもないだろう」
「そうでもなくないですよ。そんなんじゃあ、今度の小説、売れなくなっちゃいますよ？」

一緒にシャンパンを飲みながら、わたしがからかうように言うと、先生はにやっと楽しそうに笑うのだった。

「別に、俺はそれでも構わないがな。　俺が分かっていたいのは、俺の天使の心だけだしな」

ん～～～、もう！　先生ってばカッコよすぎるんだから。

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先生大好きです。メリークリスマス。