恋煩い日記
2012年は毎日何かを書こう、という目標のもといろいろな創作をするブログになりました。
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200回分の愛を君に
はいはい、「赤城」カテゴリー200個目の更新です。
なんか、ついこの間100個目の更新したような気もするんですが、検索してみたら5月でしたね。
時がたつのは早い!
なに書こう、なにか200に絡めた感じで、と考えていたら思いついたので、つらつら書いてみる。
あ。あとサイトも更新しました。赤城長編。まだまだラブっぽくなくて、一体いつになったときめくのかと不安になるかと思いますが、わたしも不安です。
続きからどうぞ。
なんか、ついこの間100個目の更新したような気もするんですが、検索してみたら5月でしたね。
時がたつのは早い!
なに書こう、なにか200に絡めた感じで、と考えていたら思いついたので、つらつら書いてみる。
あ。あとサイトも更新しました。赤城長編。まだまだラブっぽくなくて、一体いつになったときめくのかと不安になるかと思いますが、わたしも不安です。
続きからどうぞ。
「ねぇ、雪さん」
一雪くんがわたしのことを「雪さん」だなんてもったいぶって呼ぶときは、確実に何かを企んでいるときだ。
だから、わたしは身構えながら、答えた。
「なに?」
身構えると言っても、ここは一雪くんのお部屋の中だから遠くに逃げることもできないし、手の届かないところに行くこともできない。だから、かぶっていたお布団の中にもぐって、目だけを出してみた。
「やだなぁ、そんなに防御することないじゃない、別に変なことは考えてないよ?」
「一雪くんの「変じゃない」は信用できない」
「ふぅん、なかなか信用がないね、僕も。まぁ、いいか」
ぽんぽん、とお布団の上から軽く叩かれた。子どもをあやすように。
いつもいつも、一雪くんは余裕で、わたしはいつも緊張して、テンパってて……。釣り合いが取れていないのくらい、分かってる。
「どこかで読んだんだけど、」
「……難しそうな話?」
「いいや。至極簡単な話だ」
「っきゃぁ!」
ばさり。と一雪くんがお布団ごとわたしの上に覆いかぶさってきた(ような気配がした)
「あはは、かわいい声」、上機嫌で一雪くんはわたしが被っている布団をひきはがしにかかってくる。
「ねぇ、それはそうと寒いから僕も布団に入れてほしいんだけど」
「だっ、ダメっ!」
「風邪ひいちゃうよ」
「じゃあ、服を着て下さい!」
「ちぇー。ケチだな、雪さんは」
わたしはお布団から頭だけ出して、一雪くんのことを見た。
そしたら、にこぉっ、って、春の日差しみたいな満面の笑みで返されて、顔がかぁッと熱くなってきてしまって。……やっぱり見なければよかった! って思った。
「そうじゃなくて。 さっきの話に戻すけどさ」
「あっ、うん」
「たとえば今から、僕の好きなところを200個あげて、って言われたら、雪さんは言える?」
「え? えぇっと……どうかなぁ」
あれと、あれと……、指折り数えてみるけれどすぐに止まってしまう。
そんな私を見て、一雪くんは楽しそうにくすくすと笑った。
「僕はできるよ。試しにあげてみようか」
ひとつめは……。
指を折りながら、わたしの耳元でこしょこしょ囁いたりするから……っ。
一雪くんのカウントが200に達したころ、わたしはすっかりお布団の中でのぼせてしまっていた。
ぴろーとーくだお\(^o^)/
変なカップルだ……
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