ハリー親友 ３

とうとう親友のハリーに恋愛相談をします！

恋に恋する二人、っていうかんじですかねー、
ふたりとも、あんまり実感がこもってないような気がするの。

そんで、二人がとっても友達っぽいのがいいですよ！！


この先、いつにもまして酷い妄想を繰り広げます。
特に真嶋←デイジーの執拗なまでに執念深い妄想をします。
自分でもちょっとキモイので、その辺をスルーできる方はご覧ください。
ハリーの親友セリフだけ見たい！という方は地の分をすっ飛ばして
ト書きのみご覧ください。


＊　準備ができたらこちらへどうぞ　＊

海辺で会話、だけど、どっちかというと喫茶店で話しているほうが似合いそうな内容です。

単に、デートすると好感度が上がって、ハリーに恋心が芽生えちゃうから、下校を狙って
ばかりいたから、その刷り込みかも知れません。


それでは恋愛相談です！


男の人って
「男の人のこと、もっと知りたいな」

のっけからちょっとヒワイ！いやん、デイジー　(*ﾉｪﾉ)ｷｬｰ

「……知ってどうすんだ？」
「そうすれば少しは対策を練れたりしそうじゃない?」
「対策ってオマエ……ンなこざかしいこと考えんな！
カラダひとつで勝負しろ！」

キャ━━━(*´∀｀*)━━━ !!!!!ハリーもヒワイだわ！
ていうか、そんなこと考える私の腐れ脳！やめろ！
真嶋相手にカラダひとつで勝負したら、なんかホントに大変なことになりそうだから、止めたほうがいいと思います'`ｨ (ﾟдﾟ)/

「体一つで、かあ」
「あ！カン違いすんなよ！？　カラダっつっても、そういう意味じゃなくて……！
　だーっ！何言わせやがる！」
（なんで慌ててるんだろ。変なハリー）

変なのはお前だ、デイジー　( ´ー｀)ﾌｩｰ．．．


異性の好みについて
「男の人ってどんな女の子が好きなんだろう？」
「そればっかりは好みだかんなー。　ま、自分を磨いといて損はないんじゃねえ？
　性格よりまず見た目変えるようがラク……ん？何だよ」
「……暗に、わたしの性格が良くないって言ってたりする？」
「ちっ……違えだろ！どこをどうとりゃそんな話になんだよ！

このスットコドッコイ！」

（うう……怒られた……）


スットコドッコイ、って、昭和の香りがぷんぷんします（笑） 
自分を磨く、というのはハリーっぽいなぁ、とちょっと思いました。
ハリー自身は、見た目が大事みたいだけど、なんか、こういうこと言いそうなキャラだな、と思ったので。


ドキドキするとき
「男の人が女の子にドキドキするのって、どんなとき？」

ココ！注目！！

男の「人」が、女の「子」にドキドキする、

ってデイジー言ってるんですよ！
なんとなく、男が年上っぽい雰囲気が感じられませんか？？
考えすぎですか？妄想乙ですか。そうですか。

（太郎くんと一緒にいるとね、わたしだけすごくドキドキしてる気がするの。
声とか、しぐさとかが大人っぽいし、男の人、って感じがするんだー。
わたしも、太郎くんのことをドキドキさせたいなあ、って思うんだけど、
男の人が女の子にドキドキするのってどんなときだと思う？）

とか、デイジーの言葉を補完しまくってみました。
それこそ、ハリーにとってはどうでもいいことでしょうね……ハリー、心からお疲れ。

「ドキドキィ？なんだそりゃ」
「ファンの女の子にドキドキしたりとか、ない？」
「ねぇな。……ステージ立つだけでドキドキすっからそこまで気が回らねえし」
「そ、そっか……」
「……役立たずでスンマセンねーだ！」

子供か、ハリー（笑） 



女の子らしさについて
「女の子らしさって、どういうところに出るんだろう」
「仕草とか、作法で差が出るんじゃねえ？
　ウチのオフクロ、日舞やってんだけどよ。普段は男っぽいっつーか、大ざっぱだったりするのが、着物着た途端かわんだよ。
　指先の動き一つとって見ても全然違う。しなやかっつーか、あでやかっつーか。
　お前の言う女らしさとは違うかもしんねえけど、そういう勉強もしといて損はねえと思うぞ」
「なるほど……」

な、なるほど……(ﾟДﾟ;)
ハリー、めちゃめちゃ語りだすからちょっとビックリしちゃったよ。

それにしてもハリーは勉強熱心ですよね。自分の夢のために必要だと思えば、なんでも一所懸命勉強できる子なんでしょうね。えらいな。


片思いについて
「片思いって厳しいなあ……」

Σ(´Д｀；）　きましたよ！！
2年のときは、一応太郎とデイジーは付き合ってるような、付き合ってないような、微妙な関係ですよね。
一緒にお昼食べたり、デートは一回だけしたけど。
で、完全にデイジーは恋に落ちちゃってるわけだ……　あーあ。

「そういう時は、作詞活動だ」
「作詞活動？」
「１フレーズでもいいから切ない気持ちをノートに書きとめとくんだよ。あとになってから、結構いい詩が書けたりするぞ？」
「へー……今までそうだったの？ハリー」
「オレのはただの想……じゃねえよ！
　お前の話だろ、今は！」
（うう、怒ることないのに……）


ハリー君、作詞活動、なんの解決にもなってないです……。
どうしよう、これでデイジーが「太郎くんへの切ない気持ちノート」なんか作っちゃったら！
切ない！苦しい！悲しいよ！！あぁぁ。
2年のときはまだいい、3年が！！
ノート一冊じゃ足りないよ！！ｳﾜｧｧｧｧｧｧヽ(`Д´)ﾉｧｧｧｧｧｧﾝ!


恋してる？
「ハリー、恋してる？」
「なんだそれ？食いモンか？」
「違うよ！」
「声デケエよ！分かってるっつーの！」
「ご、ごめん。でえ、ハリーはしてる？恋」
「……できるかよ。オマエの相談に乗ってるだけで手一杯だっつーの」
「そっか……ごめんね」
「うっ……ウルセエ。お前に謝られる筋合いねえよ！カッコワリィだろ！ばか！」
（うう……そんなに怒らなくても……）


親友ハリーには怒られてばかりです　・゜・(つД｀)・゜・
食いモンか？違うよ！声デケエよ！の流れがなんていうか……すごく……好き。



キスについて
「……オイ。オレらがそれしたこと、好きなヤツには言うなよ？」
「い、言わないよ。絶対に言わない、約束する！」

いえませんよ　((((；ﾟДﾟ))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

「……それはそれで、なんかムカつく」
「えー！じゃあ、どうすれば……」
「知るか！言いふらすなり何なり、勝手にしろ！
　…………
　やっぱダメ。言うのナシ。あとあとソイツに知られて怒られるのヤだし。決まり」
（ああ、びっくりした……）


危ない！！
言いふらしたりなんかしたら、何が巻き起こるか！
「ねえちょっと聞いた！あのこ（デイジー）、真嶋先輩と付き合ってるくせに、ハリーとキスしたことがあるんだって！」
「なにそれ！酷い！」
「真嶋先輩かわいそう！」
「ハリーもだよ！二股？もしかして」
「(　ﾟ皿ﾟ)ｷｰｯ!!」

とかなりそうじゃないですか！！怖い怖い怖い！！
世の中に女子高生くらいの女の子の集団心理ほど怖いものはそうそうないですよ！？

多分、ハリーとの事故チューが　「事故」で、「ほっぺ」にチューだとしてもそんなことは
絶対に噂になるときに消えてなくなってしまうのでしょう……。



スキンシップについて
「ハリーは得意？」
「得意でも不得意でもねーけど。　つーか、質問の意図はなんだ。
　はーん……好きなヤツに触ろうと思ってんのか。ドサマギで」
「そ、そういうわけじゃ……ね、ハリー。ドサマギって？」

「知らねえのか？どさくさに紛れて、の略だ。午後イチとかの仲間。　ま、そんなのはいい。




ハリー様からいいアドバイスをしてやる。触るんだったら堂々と触れ！以上だ」



ハリー様の略語講座　１　「ドサマギ」

　……どさくさに紛れて、の略。



男女の友情について
「男女の友情が成り立つのって、難しくないかな？」
「オマエ……自意識過剰じゃね？大丈夫か？」
「そ、そういう意味じゃなくて！ちょっと気になったから」
「ま、別にいいけどよ。難しくねえだろ、そんなん。

大体、ダレカレホレハレ言ってたらキリねえじゃん」

「……ダレカレホレハレ？」

「誰も彼もがホレたハレた！　あーったく、言わなきゃわかんねえのかよ！」

（分からないよハリー）


ハリー様の略語講座　２　　「ダレカレホレハレ」

　……誰も彼もがホレたハレた、の略


自意識過剰、と言われてしまうデイジーが可愛いですね。
太郎くんに声かけられて、有頂天なんでしょうか。
まるで二年前の太郎くんと、憧れの先輩の姿を見ているようです……(ﾉД｀)ｼｸｼｸ




と、いうところで、恋心爆発まで書きたかったけど疲れたので、また次回！