ハリー親友 ４

恋心が爆発しますよ！！


なんていうか、今の状態（ハリー親友　真嶋本命）でハリーの恋心が爆発する理由が
思い当たらない、想像力皆無のわたくしです。

なんというか、非常にいい友達関係を築いちゃってるような気がするんですけど……。


自分じゃない男に振り向いてもらうために、いろいろ努力してキレイになっていく（真嶋の注目パラ
魅力ですからね！）デイジーをみて、
好きってなんなんだ？恋ってなんなんだ？
って考えるハリー。

真嶋に酷いこと言われて、アルカードで毎日のようにバイトし始めて、いつも疲れた表情のデイジー。
それでも、「わたし、太郎くんが好きだから」っていって笑うデイジー。
そんな彼女を見て、やっぱり「人を好きになるって、なんなんだ？」って、分からなくなるハリー


……というくらいしか思いつかない。

なんなんだ？なんなんだ？と思いながらも、デイジーから目が離せない
これってひょっとして……？

かなー。

妄想的親友ハリーでした。


＊　それでは親友モードハリーです　＊

恋心爆発イベント
デートの帰り、いつものようにハリーは優しいから、家まで送ってくれます。

「ありがとう。それじゃ」
「あ……！」
「ん？なに？」

「……。」

「ハリー？大丈夫？」

「……大丈夫じゃねえ。」

「えっ？」

「全っ然大丈夫じゃねえ。　何なんだよ、これ……

クソッ……。

……帰る。　じゃあな」

「ハリー？」

一人でめちゃめちゃ悩んでる様子のハリー。カワユスなぁ。
しかし表情はずっと怒ってるような感じなので、怖いですよ。


このあと、恋愛相談会話です。

男の人って
「男の人をもっと知るには、どうすればいいと思う？」
「……男の人、じゃなくて本命の、だろ？」
「うん……そうかも」
「そうかも？

　……じゃあ、オレのことでもいいのか？男だぞ？」

「そ、そっか。そうだよね……」

「……オレはまるっきり眼中にナシかよ。　　つーか、何言ってんだオレは……クソッ……」


意を決して言ってみたに違いない！
会うと真嶋のことばっかり喋るデイジーに、内心ヤキモキしてたとか！
たまには、オレのことにも興味持てよ！とか。うぅ～～、萌える！！


ドキドキするとき
「ハリーは、どんなときにドキドキする？」
「……名前呼ばれたときとか、あとは手ェ振りながら近寄ってくるときとか……

　つーか、『どんな時に』とかじゃねえんだよ。

　いつだってドキドキしてる

　オマエが、そこにいるってだけで」

キタ━━━(゜∀゜)━━━ !!!!!
も、もう？早くないですか？？まだ親友愛情になって2回目……


「えっ……わたし？」

「っ！！　　……どっ、どうだ、今の歌詞！ドキドキだっただろ？」
「う、うん。新曲？」
「おう。参考にしろ。世の男どもは、今みたいな感じだと思うぜ……たぶん」



たぶん！

わたくしこんな細かいところに萌えざるを得ないんで妄想しても良いですか？
多分、って、「でも、真嶋はオレとは違って年上で、いろいろ経験とかもありそうだから、オレなんかの気持ちとは違うかもしんねえ」
みたいなことを含んでいるとしたらすごくいい感じなのですよ！

なんかすごいな、真嶋本命プレイ……。



女の子らしさについて
「もっと、普段から女の子らしくしたほうがいいのかな？」
「さーなー　……　つーか、誰もオマエなんかにそんなの求めてねえよ」
「そんなのって……」
「……お前の中に女らしいとこ見つけんのが嬉しいんだっつーの。オマエの言ってることは逆！

　だからそんなうるうるした目で見んな！　　……ドキドキしちまうだろ。

　分かったらあっち向け！」


ｷｬ(ハ*))((*ﾉﾉ)ｷｬ　恥ずかしい！　恥ずかしいよハリー！！
なんかそんなこと言われたら照れる！
久しぶりに素で照れた！妄想を忘れた！



異性の好みについて
「どうすれば、男の人の好みって分かるのかな」
「本人に聞くしかねえだろ」
「そうだよね……」

「……聞いてきてやる。待ってろ」

「えっ！ハリー、待っ……」


なんと！　ハリーがいきなり立ち上がってどこかに行ってしまった！
（ちょうど、喫茶店でこの会話を聞いてました。
なんと、いつも男の子や女の子が座ってて、背景見えないんですが、後ろにウェイトレスの女の子がいるんですね！初めて知った）
待ってろ、って……どこにいるかも分からないのに？

と思ってると、すぐに帰ってきます

「……バーカ。ウソに決まってんだろ」
「びっくりした……、もう、脅かさないでよ」

「誰がそんなことするかよ。　するワケ……できるワケ、ねぇっつーの。……」


最後のはすごく小声で独り言です。

いやハリー、むしろ聞いてきて、その正反対をデイジーに教えるんだ！
するとデイジーは本命に嫌われる、そして振られたところをゲットするんだ！！
別に振られなくても、脈ナシになったところで改めてハリーが告白すればいいんじゃない？

ちょっと汚いやり方ですね。ハリーはそんなん嫌がるよね。


片思いについて
「楽しい片思いってあると思う？」
「あるんじゃねえの？

　……オレも、そういうのが良かった」

「ひょっとして、ハリーも片思い中？」
「……」
「……えっ何？わたし、へんなこと言った？」

「……言ってねえ。言ったのは、オレのほう。
　いつの間にこんなことになっちまったんだか……ハア」


この会話はすごく好きです。

「楽しい片思いがある」「あるんなら、オレもそういうほうがラクでいい」
どっちも、ハリーにとっては「へんなこと」というか「バカなこと」っていう感じなんでしょうね。



恋してる？
「……してたらどうだっつーんだよ」
「参考にしたいなあって」
「……参考になんかなるかよ。むしろ、オレのほうが教えて欲しいくらいだ」
「わたしが？ハリーに？」
「……やっぱやめとく」
「えっ、どうして？」

「……他のヤツとの恋愛話を参考になんて、する気になるかっつーの。

　あー、やってらんねえ。　あーあ……」


やっぱり、最後の言葉は小声でデイジーには隠すように喋ってます。

デイジーに聞こえちゃったらこのセリフ、どうかなぁ、っておもいますけどね、
でも、実際「やってらんねえ」と思うような気持ちは分かる、かもしれない。




キスについて
「ハリーはキスのこと、どう思ってる？」
「そういうオマエはどうなんだよ」
「えっわたし？」
「……オマエが忘れたいと思ってるとしても、オレはゼッテェ忘れねえ。

なかったことにしようなんて甘っちょろいこと、考えんなよ？」

「……ハリー？」

「……そんな感じだ、おぼえとけ」
「う、うん、分かった……」


全体的に親友ハリーは怖いんですけど、この辺は特に怖かった……。
思いつめちゃってるんだな、という感じですか？
なんにせよ、ほっぺにチューなんて、ファーストキスに入りませんから、
大丈夫だよ、ハリー！

……そういう問題じゃない？

私の読解力では、「もしかしてアイツ、本命と最初にするキスをファーストキスだってことにしたがってるんじゃねえか？……だとしたら、オレとしたアレは、邪魔だってことかよ！」
みたいに思ってるという風にしか受け取れなかったんですけど。



スキンシップについて
「スキンシップを上手にするコツってある？」
「意識しねえこと、じゃねえ？ヘンに意識しちまうと、なんつーか……」
「なんつーか？」
「普通にやってたことが、怖くて何も出来なくなる、みたいな……

……つーか！オマエは普段どおりにしてりゃいいんだよ。コツなんて必要ねえよ。自信持て。オレ様が保障してやる」


おっ、ペースを取り戻しましたね、ハリー。
「……じゃなくて！」が出たらいつものハリーだ、と思うようにしているわたしです。



男女の友情って
「……なあ」
「ん？なに？」

「どこまでが友情で、どこからが愛情だとかって誰が決めんのかな」

「えっ？」

「友達と恋人の分かれ目って、何なんだ？

　……オレらって、何なんだ？」

「……ハリー？」

「今日も眠れそうにねえなあ　ハァ……」



うわーん、切ない！！すごい切ないよ！！
ここまで来る頃には、もう相当デイジーは真嶋に傷つけられたり悲しんだりしたあとなんですよね。
ハリーも、そういう状況をいろいろ見たり、噂で聞いたり、デイジーに聞いたりしてるんじゃないでしょうか。

その上で、「オレはオマエの何なんだ？オマエはオレの何なんだ？」
を考えると、眠れなくなる！！
さらに「真嶋はオマエの何なんだ？」まで考えてるとか！


ハリー！！苦しめてごめんね～！！

難しすぎて妄想を消化できない自分がもどかしい！！