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恋煩い日記

2012年は毎日何かを書こう、という目標のもといろいろな創作をするブログになりました。

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ありったけの夢を

夏みかんサワー2杯でぐるんぐるん。どうも、ゆうきです。


ぬっくぬくシリーズ! そのさん!!


湯たんぽよりも君がいい
部屋着でぬっくぬく
・コタツから出たくない
・ハンドクリーム
・寒い日

一つ消化すると一つ増やす、なかなか終わらないのはわたしの悪い癖。


最近佐伯主サイトみたいですが、「恋煩い」さんはどのカプもみんな大好きですよ。







(コタツから出たくない)




「あー。こたつ最高。お前んち最高。もう、冬は外出なくていいな」
「えー! スキ―とかスケートとか行こうよう! ゲレンデには恋の魔法☆がかかるんだからね!」
「なんだよ、それ」
「スキーウェアを着ると女の子は三割増し可愛く見えるっていう……」
「ただの都市伝説じゃん」
「ちがうもん~! 雪の小人さんの魔法だもん!!」
「はいはい」

コタツ布団を肩までかけて猫背になった瑛は、じたばた暴れるみなこを軽くかわした。
冬だというのにみなこはテレビに出ているアイドルのように薄着で、半袖のふわふわしたニットと膝上のミニスカートという恰好だった。それに膝の上までのニーソックスが細い足によく似合う。
寒くないのか、と聞いたら「防寒対策はばっちりだよ! 脱いでもすごいよ! と訳のわからない返し方をされたのでそれ以上深く追求するのはやめておいた。

「それよりみなこ、コーヒーお代わり」
「えぇ! 佐伯くん自分で行きなよ」
「やだよ。寒いだろ」
「だって、わたしがいれたコーヒーおいしくないって言って飲まないじゃない」
「おいしく淹れてくればいいだろ」

はやく。と促せば渋々といった様子でみなこがキッチンに向かう。
寒がりの瑛は冬になると冬眠中のクマよりも動きが鈍くなる。こんな姿、誰にも見せられないけれどみなこにだけは別だ。

「佐伯くん、そんなにコタツにばっかりくっついてたら、いつかコタツ怪獣になっちゃうからね」
「プッ、なんだよ、それ」
「コタツを背中に背負ったカメみたいな怪獣だからね。コタツガメラスだよ!」
「いいじゃないか、それ。外に出ても寒くなさそうだし。望むところだ!」

みなこがコーヒーの入ったマグカップを瑛の前に置く。そして自分はぐいぐいとせまい瑛の隣に入り込んだ。

「そんな佐伯くん、カッコよくないからやだー」
「なんだよ。お前は俺がカッコよくなかったら好きじゃないのか」
「そっ、そういうわけじゃないけどさ。でも、佐伯くんは王子様だからカッコいいほうがいいなぁ」
「俺は、お前が可愛くなくても……」

べったりとくっついてきているみなこの肩を抱いた。
ここはみなこの部屋で、俺達の他には誰もいなくて、それだったら少しくらい恥ずかしいこともできるし、言える。

「えっ?」
「それでも、俺はお前のこと、好きだよ」

驚いたような顔をしたみなこ。
いつも驚かされてばかりなので少しは仕返しができたかな。と瑛は少し満足げに笑ってみた。








よく分からんですけど、卒業後みなこは独り暮らし、もしくは大学時代から瑛くんと一緒に住んでいるかそんな感じ。
コタツの中でいちゃいちゃする、とかいう卑猥な妄想もしてしまったのですが、難易度が高すぎたので素直にこういう妄想にしてみました。
それにしても冬は楽しいな!!


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