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恋煩い日記

2012年は毎日何かを書こう、という目標のもといろいろな創作をするブログになりました。

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今更もしドラ

大変流行っているので、今更ながら読んでみました。
流行りものだから嫌だとか読みたくないとか言っている場合じゃなくなってきたものでね。

……と思ったら、なんだか文体の勢いがいいのかな、するするするっと読めてしまって、結局三時間くらいで読破してしまいました。
なんだか、ちょっともったいない買い物だったような気もしないでもない、と思いつつ。
そんなバカな、とか高校野球そんなことしない、とか、都合のいい部員揃ってるな、とかいろいろツッコミどころはあるにしろ、なかなか面白い話でした。
組織の「マネジャー」って本当、難しいんですよね。


というわけでですね、さっそくときメモネタに絡めてみる。野球部と言えば志波くんですよ!!

あ。そう言えば野球部で思いついたんですけど、GSシリーズに皆勤賞な野球部キャラって、実は結構すごくないですか。生徒会キャラって1にはいないんですよね。





(もし羽ヶ崎学園野球部の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら)
※実際の「もしドラ」とは全然ちがいます。


「志波くん。私ね、マネージャーに関する本を読んでみたんだけどね」
「……ん?」
「ほら、これ」
「なんだ、これ」

小春はカバンから取り出した本の表紙を、隣を歩いている志波に見せた。
志波は、小春の持っている本を手に取る。左下に外国人の男性の写真が写っているその本のタイトルは、「マネジメント」といった。

「本屋さんでマネージャーに関する本を探していて、見つけたの」
「わざわざ本屋まで行ったのか」
「うん」

小春はこくんと頷く。

「マネージャーって、マネジメントをする人なんだって」
「マネジメントって 、なんだ」
「うんとね、経営とか、管理とかっていう意味」
「なんか難しそうだな」

志波はその本をぱらぱらとめくってみたが、文字数が多くて、しかも漢字がやたらと多く、すぐに本を閉じてしまった。そしてそれを小春に返す。

「うん、すごくむずかしいの」
「そんな本を読まないと、マネージャーってできないのか。大変なんだな」

俺は、野球をするだけなのに。と志波は付け加えた。
小春はうふふ、と笑って答える。

「わたし、中学のころは野球部じゃなかったし。他のマネージャーのみんなは、経験者だからみんな知ってるんだよ、きっと」
「……そうか? 中学生にそんな本、分かるのか」
「うーん、どうだろう」

曖昧に答えて、そしてその話はそのままおしまいになってしまった。


三年後の夏に、羽学野球部は本当に甲士園まで勝ち進むことになるのだが、それが小春の持っていた「マネジメント」の力であったのか、それとも羽学野球部の実力で会ったのか、それはまた別のお話である。








とりあえず志波くんは難しそうな本なのでまったく興味を示してくれないと思います。
若ちゃん先生かなんかと一緒に取りかからないと、だいぶむずかしそうなプロジェクトだ。
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