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恋煩い日記

2012年は毎日何かを書こう、という目標のもといろいろな創作をするブログになりました。

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っつーわけで。

あと一週間ですよ! おくさん!!
こんなことしてる場合じゃねーってばよ! いろいろ準備せねばー。


そしてあと一週間というところでいろんな方向からこれまでにない萌え爆弾が投下されてくるんですが、
ワタシは一体これらをどう消化したらよろしいのでしょうか。
むしろ消火しましょうか。
どっちかというと字書きの端くれとして昇華したいとおもうのだが。

きーっ、やれるところまでやるぞー。


と言うことで、下にも書きましたけど朝から爽やかかわいいラブラブカップルに萌えを刺激されたので今日はこんなシチュで。
(まんま今朝見た高校生カップルを描写しただけというのはナイショだ。ありがとう、彼ら。おかげでとても楽だ)





 通勤通学の時間も終わりに近づき、比較的空いている車内。
 珍しく彼女と電車に乗っている。普段は近場デートで済ませることが多いんだけど、たまには出かけないとね。

 あいにく座席は埋まっていたので、僕らはドアのすぐ横に立っている。僕がドアに寄りかかるようにして立ち、彼女はその僕のすぐ前、座席脇の手すりに掴まっている。

「今日、晴れてよかったね。ちょっと天気予報見て心配してたんだ」
「だね。……ほら、僕たちってさ、始まりもきっかけもああだから、もしかして雨男、雨女なんじゃないかって少し思ったこともあるんだ」
「ふふふ……、そうだね、そういうこともあるかもね」

 他愛のない会話。
 事前に調べてきたけれど、30分以上はこのまま電車に乗りっぱなしだ。その間、僕らは喋るだけしかすることがない。
 彼女とだったら、話題には尽きないけれど。

 そんなことを思っていたら、ふと、彼女の目元が気になった。

「……? ちょっと、いい?」
「ちょ、一雪くん……?」

 ぐっ、と顔を寄せてみる。もう少しで、彼女の髪のにおいまで感じられるほどに。

「や、めてよ……」

 胸の辺りに手を置かれて、ぐいと押し返された。
 ……ちぇ。このまま近づけると思ったのに。じゃない。

「違うよ、変な意味じゃなくて。……目のとこ、なにかついてるから」
「ほんとう?」

 カバンから鏡を取り出そうとする彼女をさえぎって、今度は手を伸ばした。
 そっと人差し指で、彼女の長いまつげに触れる。
 少しだけ顔を赤くして、目を伏せて俯いてしまう彼女の反応がいちいちかわいい。

 ……だから、こういうことしたくなる。

 彼女が見ていないのをいいことに、首筋に顔を近づけてみる。
 ちょっとヤバイ、このまま噛み付きたくなる。

「ほら、とれた」

 耳元でささやいてみたら、がばっ、と彼女が慌てて顔をあげた。

「おっ、と、危ないじゃないか、急に動いたら。 頭突き食らうところだった」
「そのまま鼻血でも出してればよかったのよ。……もうもうもう、恥ずかしいことするの禁止!」

 さっき押し返された胸の辺りを、軽く拳でドンと叩かれた。
 人前だから、いやがってるんだよね。でも、正直言うと誰も僕らの事なんか見てないよ?





****

いやぁ、バカップル万歳!!
だって、彼らはこの先、腰に手を回したり、手を握り合ったり(爪を見てたようだ)してたんだよ?

ま だ さ き が あ る ん だ ぞ ! ! 


バカップル万歳!!



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