びょいーんってしてるね

アレが。びょいーんって。


て！！！　今　、ポ/メ/ラ/のCMが！！！　うおおおお、そういえばこの前ニュースの記事になってた時に見たような気がする。おお、びっくり。こういう時間帯に見せるわけね。


さて。今日は疲れました…………仕事なんて今すぐ辞めてやるよ辞める辞めるっていうかクビにしてくれていいよありがとうございました。と、入社以来初めて思った。
そんな鬱々とした気分で帰ろうと駅に向かったら電車止まってるし。説教が予定時間で終わってれば電車が止まる前に帰れたかと思うと余計みじめになり。
レトルトカレーをあっためる気力もなくなりめんどくさいのでスーパーで総菜の寿司を半額で買ったった。そして食べた後にジャイアントカプリコ食べてやった！！ダイエット？しるか！！


そんなすさんだ気持ちでは何なので、赤城でも眺めて落ち着こうと思います。あー、そうだな、うん。赤城に告白でもされてこようっと。


荒んだ時こそ愛がほしくなるね。というわけで続き。

「赤城の彼女って、どんな感じの子？」
「なんだよ、藪から棒に」
「いいじゃん、気になるじゃないか。お前、一度も会わせてくれないし」
「当たり前だろ。お前なんかに会わせる必要ないね」
「うわ、ひっでー！」

　大げさにわめくのははば学の同級生、森。お調子者で、態度も口も飛びきり軽い。けどなぜか憎めない奴。こういう奴って本当に人生得してるよなって思う。

「じゃあさ、じゃあさ。どんな感じかだけ教えろよ」
「なんでそんな必要が」
「俺が勝手に想像するから」
「嫌だよ。人の彼女を勝手にイメージするな」
「ちぇー。なんだよ。独り占めするなんてずるいぞ」
「いいんだよ、僕の彼女なんだから」

　こいつは高校時代ずっと彼女に片思いをしていた僕を知っているから、余計に気になるのだろう。だけどわざわざそんなこと言う必要ない。
　けれどもそこで簡単にあきらめるような森ではない。とにかくこいつの取柄はそのしつこいところだ。（あまり長所としては使わない表現だけど、それ以外の言葉を見つけられない。「執念深い」とかよりよっぽどましだろう？）

「写真とか持ってないの？」
「ないよ」
「プリクラとか！」
「ない。彼女、そういうの恥ずかしがってあまりやりたがらないんだ」
「無理やり引っ張ってけよ。嫌だとか口では言いながら、誘われるのを待ってるもんだぜ、女って」
「そういうものかな。今度はそうしてみる」

　そのしつこさで大城を振り向かせた森は、一応男女交際の面では僕よりも経験値が高いわけで。全面的に信じる気にはならないが、まあ参考にする程度には話を聞いておく。

「じゃあ、見た目は？　どんなかんじよ」
「見た目って？」
「ほら、あるだろ。巨乳とかさ」
「きょ……そ、そんな別に特徴ないよ。普通、ふつう」
「マジかよ。髪型は？」
「えーと、なんていうのかな、おかっぱ？じゃなくて」

　女の子の髪型なんてどういっていいのかわからないよ。そういうと森はこれ見よがしに大きくため息をついた。そしてなぜか思い切り上から目線で言ってくる。

「おまえね。もうちょっと彼女の可愛いところとか、人に説明できるようにしとけよ」
「なんでだよ、別に、人になんか説明しなくてもいいだろ？」

　だってさ。どんなに言葉で説明しても、僕がどれくらい彼女のことが好きで、彼女はどれくらいかわいいかなんて森には伝わらない。むしろ伝わらなくていいんだ。僕だけが知ってればいいんだから。

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　赤城がデイジーのことをべったべたに褒めて「はいはいお疲れ様お疲れ様」ってあきれられる話にしようかと思ったんですが、案の定こんな感じになりました。
デイジー大好き！　赤城大好き！